クロニクル
劇場公開日:2013年9月27日
解説
超能力を手にした高校生たちが、その力に翻弄されていく姿をファウンドフッテージ形式で描いたSFアクション。平凡で退屈な日常生活を送る3人の高校生アンドリュー、マット、スティーブは、ある日、特殊な能力に目覚める。手を触れずに女子のスカートをめくったり、雲の上まで飛んでアメフトをしたり、3人は手に入れた力を使って刺激的な遊びに夢中になっていく。しかし、そんなある時、あおってきた後続車両にいら立ったアンドリューが力を使って事故にあわせたことから、3人は次第に自らの力に翻弄され、事態は予期せぬ方向へと発展していく。
2012年製作/84分/PG12/アメリカ
原題:Chronicle
配給:20世紀フォックス映画
スタッフ・キャスト
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2022年10月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
主人公のビデオカメラを通して描かれる、十代の暴走と破滅。
まぁ、あんな能力があったら、あんなんなるし、十代ならめちゃくちゃやるわな(^_^;)
主人公みたいにイジメられたり、親に暴行されたりしてたら、エスカレートするのもわかる…
とはいえ、やり過ぎだけどね(^_^;)
時間も短めで、サクッと見れて良い作品でした(^^)b
それにしても、デイン・デハーンは、売れると思ったけど、思ったほど売れなかったなぁ~
SFXがよろしくないが、キャラクター、設定、トーン、演技などほとんどの部分で非常によくできている。
2022年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
なんの特殊能力もない少年が、スーパーヒーローになろうとする「キック・アス」はそのままだと、ただの夜回りムービーになるところですが、ヒット・ガールという奇跡のヒロインがすべてを好転させました。
今作は、特殊能力を得た少年が、ただ利己的にその能力を使うとどうなるかという教訓を、シンプルに、ダイナミックに描いてあります。
ユーチューブなどに投稿される自撮りムービースタイルで進行していくストーリーはとことんリアル。そして、彼らの身の回りに起きる出来事も、限りなく等身大で、リアルに進行していきます。
それでいて、大きなテーマは貫いたまま。
むしろ、自分が何者か分かっていないまま世に放たれる若者たちの大部分はアンドリューと同じように、悩み、苦しみ、折り合いをつけられないままその才能を潰していくものなのかもしれません。
爽快感はありません。
個人的には、大好物の部類に属する映画です。
「クローバーフィールド」が苦手な人には、おすすめできません。
2015.7.9
2021年11月23日
Androidアプリから投稿
とある出来事で得た人智を越えた力。
それを得たのが思春期真っ盛りのごく普通の青年達。
XMENみたいな専門機関もないし、明確な敵の存在もなく、目的もないまま強大な力を得てしまった若者達の物語。
終始pov風の撮影方法で進行することによって臨場感やリアルさは増すが、それにこだわる必要はなかったように思える。
とりあえず、アンドリューの父親にはめっちゃムカついたし、瀕死の息子にかける言葉がそれかよ!って憤りもあった。