【全米映画ランキング】「スーサイド・スクワッド」V2。R指定アニメ「Sausage Party」が2位
2016年8月16日 19:30

[映画.com ニュース]サマーシーズン終盤に入った8月第2週の全米ボックスオフィス。先週末は3本の新作がランクインしたが、前週大ヒットスタートを切ったWB/DCの大作「スーサイド・スクワッド」が約4350万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。
同作の10日間の累計興収は約2億2200万ドルとなり、3億ドル超えも見えてきた。約3400万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは、スーパーマーケットにある食材を擬人化して描いたR指定CGアニメ「Sausage Party」。調理されて食べられる運命を知ったソーセージやパン、チーズたちが生き延びるためキッチンからの逃走を試みるが……。レビュー、興行ともに上々で、1億ドル超えも見込める好スタートとなった。製作・脚本は日本未公開のコメディ「The Interview」と「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」のセス・ローゲンとエバン・ゴールドバーグ。声の出演はローゲン、ジェームズ・フランコ、クリステン・ウィグ、ジョナ・ヒル、ビル・ヘダー、マイケル・セラ、ダニー・マクブライド、ポール・ラッド、エドワード・ノートン、サルマ・ハエックなど。
約2150万ドルのOP興収で3位スタートとなったのは、1977年公開のミュージカル・アドベンチャー「ピートとドラゴン」を3Dリメイクしたディズニー映画「Pete's Dragon」。孤児のピートと心優しいドラゴン・エリオットの友情と冒険を描いた同作は多くの批評家から高い評価を得たが、今春公開され1億ドル超のOP興収を記録したディズニーの同系統作「ジャングル・ブック」ほどの爆発的なデビューにはならなかった。出演は主人公の少年ピートにオークス・フェグリーのほか、ブライス・ダラス・ハワード、ロバート・レッドフォード、ウェス・ベントリー、カール・アーバン。メガホンをとったのはルーニー・マーラ主演「セインツ 約束の果て」で知られるデビッド・ロウリー。
そして、1500館程度の中規模公開で8位デビューとなったのは、「マイ・ビューティフル・ランドレット」「クィーン」などで知られるイギリスの名匠スティーブン・フリアーズ監督と大女優メリル・ストリープがコンビを組んだ伝記映画「Florence Foster Jenkins」。音痴にもかかわらず型破りな歌い方で人気を博したアメリカのソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンス(ストリープ)の人生がユーモラスに描かれる。共演はヒュー・グラントに「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン。
今週は、巨匠ウィリアム・ワイラーによる1959年の同名歴史超大作を、「ナイト・ウォッチ」「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ監督が57年ぶりにリメイクした「ベン・ハー」に、「ハングオーバー」3部作の監督トッド・フィリップスが、ジョナ・ヒル、マイルス・テラーと組んだ戦争コメディ「War Dogs」などが公開となる。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー