【全米映画ランキング】「アベンジャーズ」続編が歴代2位のオープニング興収で首位デビュー
2015年5月7日 17:30

[映画.com ニュース] 5月に入り、サマーシーズンに突入した全米ボックスオフィス。今年も昨年に引き続いてのマーベル・スタジオ作品「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」で幕開け。業界内では2012年の前作「アベンジャーズ」のオープニング興収約2億0700万ドルを上回る新記録を期待されていたが、最終的には3日間で約1億9127万ドルにとどまり、歴代2位の記録での首位デビューとなった。
同作は、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、マイティ・ソーらマーベル・コミックのスーパーヒーローが結集し、地球の危機に立ち向かう姿を描いたアクション・スペクタクルの第2弾。今回は人類の平和を守るために創られたはずの究極の人工知能<ウルトロン>とアベンジャーズとの死闘が描かれる。
前作同様、レビューはまずまずだったが、今年はケンタッキーダービー、NBAのプレーオフ第7戦、NFLドラフトに加え、全世界が注目したボクシングの「世紀の一戦」メイウェザーVS.パッキャオなど多くのスポーツイベントが1~3日の間にあったため、前作を超えるオープニング興収を稼ぎ出すことはできなかった。それでも1億9000万ドル以上のオープニング興収は驚異的な数字で、当然今年最高のオープニング興収。前作の最終興収約6億2300万ドルを超えるのは厳しいかもしれないが、5億ドルを超える可能性は十分にある。
キャストは前作に引き続き、アイアンマンにロバート・ダウニー・Jr.、キャプテン・アメリカにクリス・エバンス、ハルクにマーク・ラファロ、ソーにクリス・ヘムズワース、ブラック・ウィドウにスカーレット・ヨハンソン、ホークアイにジェレミー・レナー、ニック・フューリーにサミュエル・L・ジャクソン。その他にも、ジェームズ・スペイダー(ウルトロン)、アーロン・テイラー=ジョンソン(クイックシルバー)、エリザベス・オルセン(スカーレット・ウィッチ )、ポール・ベタニー、イドリス・エルバ、アンディ・サーキス、アンソニー・マッキー、ステラン・スカルスガルド、トーマス・クレッチマンらが出演。監督・脚本も前作に引き続きジョス・ウェドンが担当した。
3位は4週連続の首位から陥落した「ワイルド・スピード SKY MISSION」。公開1カ月(31日間)の北米での累計興収は約3億3100万ドル。全世界興収は約14億2900万ドルとなり、「アベンジャーズ」(12年/約15億1860万ドル)に次ぐ歴代4位につけているが、これから1カ月で「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」に抜かれる可能性もある。
新記録での幕開けにはならなかった2015年のサマーシーズンだが、昨年のワールドカップ、来年のオリンピックに挟まれた今夏は大作が目白押し。「マッドマックス」「ターミネーター」「ファンタスティック・フォー」「ポルターガイスト」「0011ナポレオン・ソロ」のリブートに、「ジュラシック・パーク」「ミッション:インポッシブル」「テッド」の続編のほか、ディズニーがジョージ・クルーニーと組んだ意欲作「トゥモローランド」、マーベルの「アント・マン」、人気テレビシリーズ「アントラージュ」の劇場版、メリッサ・マッカーシー主演「Spy」といった話題作が次々に公開される。興行的には「アベンジャーズ2」の先行逃げ切りの気配が濃厚だが、果たして……。
今週末は、リース・ウィザースプーン&ソフィア・ベルガラ主演のアクションコメディ「Hot Pursuit」、ジャック・ブラック&ジェームズ・マースデン主演のコメディ「The D Train」に、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のドラマ「マギー(原題)」が公開となる。

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