【全米映画ランキング】「キャプテン・アメリカ」V3。J・デップ主演「トランセンデンス」は4位デビュー
2014年4月23日 19:05
[映画.com ニュース]イースターの週末。全米ボックスオフィスは4本の拡大公開作がリリースされたが、マーベル・スタジオズのSFアクション大作「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」が約2560万ドルの興収で前週に引き続き首位を守り、V3を果たした。3週連続の首位は、1月公開の「Ride Along」、2月公開の「LEGO(R) ムービー」に続き、今年3作目となる。
同作は公開17日で累計興収2億ドルを突破。全世界興収も現在約5億8500万ドルという大ヒットとなっている。先週末より日本でも公開されたが、中国ではすでに1億ドルに近い興収を上げており、5月以降の成績にも注目が集まっている。
オープニング興収約2150万ドルで2位デビューとなったのは、全米ベストセラー「天国は、ほんとうにある」(青志社刊)をグレッグ・キニア主演で映画化した実話ベースの宗教ドラマ「Heaven is for Real」。米ネブラスカ州の片田舎で暮らす男が、4歳の息子の臨死体験とそれに伴う息子の言動をきっかけにして生き方を変えていく姿が描かれる。クリスチャンの集客を見込んだイースター合わせの公開が奏功し上々の滑り出しとなったが、レビューは賛否が半々となっている。共演に「フライト」「シャーロック・ホームズ」のケリー・ライリー、「サイドウェイ」のトーマス・ヘイデン・チャーチ。監督は「ワンス・アンド・フォーエバー」「仮面の男」のランダル・ウォレス。
3位は前週からワンランクダウンの「Rio 2」。こちらの累計興収(10日間)は約7500万ドル。全米のグロス(最終興収)は1億3000万ドル近辺になりそうだ。
そして、オープニング興収約1090万ドルで4位デビューとなってしまったのが、ジョニー・デップ主演のSFスリラー「トランセンデンス」。人類の進化を目指して人工知能の研究を続けてきた天才科学者ウィル(デップ)は、反テクノロジーを訴える過激派テロ組織の凶弾に倒れてしまう。死の間際、ウィルの妻イブリンがウィルの意識を研究中の人工知能にアップロードし、ウィルは肉体を持たない人工知能としてよみがえるが、ウィルの意識が暴走し始め、地球が破滅の危機に陥るというストーリー。製作総指揮クリストファー・ノーラン、そしてノーラン監督作のキャメラマンを務めてきたウォーリー・フィスターの監督デビュー作ということで注目を集めていた同作だったが、レビュー、興行成績ともにやや期待はずれの苦しいオープニングとなってしまった。共演はモーガン・フリーマン、ポール・ベタニー、レベッカ・ホール、キリアン・マーフィ。
オープニング興収約900万ドルで5位デビューとなったのは、マーロン・ウェイアンズ製作・脚本・主演の「A Haunted House 2」。「死霊館」「パラノーマル・アクティビティ」シリーズといった人気ホラーのパロディだったが、批評家からは容赦なく叩かれ、興行も厳しいスタートとなった。
また10位には、ディズニーネイチャーの新作ドキュメンタリー「Bears」が滑り込んだ。
今週末は、キャメロン・ディアス、ケイト・アプトン、レスリー・マン共演のコメディ「The Other Woman」に、サム・クラフリン主演のホラー「The Quiet Ones」、故ポール・ウォーカー主演のアクション「ブリック・マンション(原題)」などが公開となる。
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