英国アカデミー賞ノミネート発表 「英国王のスピーチ」が最多14部門
2011年1月19日 17:15

[映画.com ニュース] 英国アカデミー(BAFTA)賞のノミネーションが1月18日(現地時間)に発表され、コリン・ファース扮する英国王ジョージ6世がきつ音障害を克服していく姿を描いたイギリス映画「英国王のスピーチ」が、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男女優賞を含む最多14部門でノミネートされた。
次いで主要12部門でノミネートされたのが、バレエ界を舞台にした心理スリラー「ブラック・スワン」。さらに「インセプション」が9部門、ダニー・ボイル監督作「127 Hours」とコーエン兄弟監督作「トゥルー・グリット」が、それぞれ8部門で候補入りした。一方、先日のゴールデングローブ賞4冠ほか、米アカデミー賞の前しょう戦を総なめにしている「ソーシャル・ネットワーク」は、6部門でのノミネートにとどまった。
また、今月上旬に64歳で死去した故ピート・ポスルスウェイトさんが、ベン・アフレック監督作「ザ・タウン」で助演男優賞にノミネートされた。
BAFTA賞の主なノミネートは以下の通り。授賞式は2月13日に行われる。
ダニー・ボイル「127 Hours」
ダーレン・アロノフスキー「ブラック・スワン」
クリストファー・ノーラン「インセプション」
トム・フーパー「英国王のスピーチ」
デビッド・フィンチャー「ソーシャル・ネットワーク」
ハビエル・バルデム「BIUTIFUL」
ジェフ・ブリッジス「トゥルー・グリット」
ジェシー・アイゼンバーグ「ソーシャル・ネットワーク」
コリン・ファース「英国王のスピーチ」
ジェームズ・フランコ「127 Hours」
アネット・ベニング「キッズ・オールライト」
ジュリアン・ムーア「キッズ・オールライト」
ナタリー・ポートマン「ブラック・スワン」
ノオミ・ラパス「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」
ヘイリー・スタインフェルド「トゥルー・グリット」
クリスチャン・ベール「ザ・ファイター」
アンドリュー・ガーフィールド「ソーシャル・ネットワーク」
ピート・ポスルスウェイト「ザ・タウン」
マーク・ラファロ「キッズ・オールライト」
ジェフリー・ラッシュ「英国王のスピーチ」
エイミー・アダムス「ザ・ファイター」
ヘレナ・ボナム・カーター「英国王のスピーチ」
バーバラ・ハーシー「ブラック・スワン」
レスリー・マンビル「Another Year」
ミランダ・リチャードソン「Made in Dagenham」
マーク・ヘイマン、アンドレス・ハインツ、ジョン・マクローリン「ブラック・スワン」
スコット・シルバー、ポール・タマシー、エリック・ジョンソン「ザ・ファイター」
クリストファー・ノーラン「インセプション」
リサ・チョロデンコ、スチュアート・ブラムバーグ「キッズ・オールライト」
デビッド・サイドラー「英国王のスピーチ」
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