キッズ・オールライト 劇場公開日 2011年4月29日
解説 アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロら豪華キャスト共演のファミリー群像劇。ニック(ベニング)とジュールス(ムーア)は結婚して、南カリフォルニアで暮らすレズビアンのカップル。彼女たちにはそれぞれ子供がいて、家族4人で暮らしているが、ジュールスの息子で弟のレイザーは、大学進学で家から出てしまう姉のジョニに頼み込み、自分たちの父親(人工授精の精子提供者)を一緒に探しだそうとするが……。共演にミア・ワシコウスカ、ジョシュ・ハッチャーソン。監督は「しあわせの法則」のリサ・チョロデンコ。
2010年製作/106分/R15+/アメリカ 原題:The Kids Are All Right 配給:ショウゲート
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受賞歴 受賞 最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル) 最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) アネット・ベニング
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監督自身がレズで同性婚してる人らしいので、ドラマチックの割に淡々として描写です。 同性愛流行の最近ではなく10年前の作品なので、それなりに斬新だったのでは? 登場人物が全員美男美女ではない普通の外見なので妙にリアル。 ゲイの心情は頭では理解するけど心ではついていけないので、やはり感情移入はしづらいですね。 いかにもサンダンス系の内容ですが、ゲイ映画にしてはStoraightにも観易くスラッとした仕上がりです。「なにこれ?」って人も多いと思います。人には薦められません。
この作品監督自身が、ヘテロ大衆向けに作ったと言ってます。 そして、海外でも、レズビアンのための作品でないと批判されてます。「レズポルノ」が好きな人は笑って見れるかもしれないけど、レズビアンとして生きる人が楽しめる作品とはいえない。
2021年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
コメディが大好き!!特に米国のは面白いから、時々、探しては見る。 マークラファロMark Ruffaloの出るコメディ? 彼が、出演する作品は『スポットライト』と『ダークウォーター』しか見たことがない。弁護士や新聞記者役は彼にピッタリあってるし、私も個人的に社会問題の映画が好きだ。コメディはどうかな? それがなかなかいい。物静かな性格そうだが、落ち着かなそうの態度がよく出ていて滑稽だった。 ニック(アネット・ベニング)と娘ジョニはなんでもできる優等生タイプ。ニックはアル中と戦ってるけど。 ジュリアス(ジュリアン・ムーア)とレイサー(息子)と精子を提供したポール (マーク・ラファロ)が似たような滑稽なタイプ。 ちょっと気になったところ、好きだったところはポールのヒッピー風、ボヘミア風の生き方。ジョニも(ニックの好きだったヒッピー時代の歌手の大御所、ジョニミッチェルの名前をとる)ポールのこの生き方が気にっているようだ。 Blue という昔のアルバムから All I Want をニックが歌い出すとポールも一緒に歌い出す。 ニックは高校生の時このアルバムに浸っていたようだ。ニックは高校時代はヒッピー思想を愛していたようで、その後、産婦人科医になって、人生をもっとコントロールしてきたようだ。今では、家族で、もっとも収入を得る立場になっているから、柔軟なヒッピー風の生き方をしていない。 ポールと歌うことにより、ジョニーミッチェルに酔っていた自分を取り戻したが。 ポールはジュリアスとの浮気を除いては、面白いタイプの人。 大学も中退し、スポーツもダメかもしれないが、彼の生き方に、ジョニとレイサーは憧れる。家族の中でニックは男親であっても、二人にとってはそのポールの存在は新鮮だった。(二人はゲイでもレスビアンでもないから男の存在を求めているところがある)ポールはヒッピー風であって、自分の有機野菜農園を持って、そこからの野菜でレストランを経営していて、フリー スピリッツがあり、バイクに乗り、親のように規則を作ったりして、二人の青春時代を規制しない。(責任がないからねえ) なぜ、子供たちは大丈夫になったのかわからないが、子供より、家族に焦点がおかれ、家族は大丈夫の方がいいのではないか?
2020年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
レズカップル親子の家族模様をコミカルに描いた作品。面白いシナリオだし、女は理論より感情の生き物だと感じた。
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