ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い

劇場公開日:

解説

J・R・R・トールキンの名作小説をピーター・ジャクソン監督が実写映画化したファンタジー大作「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前日譚を描く長編アニメーション。小説「指輪物語 追補編」に書かれた騎士の国ローハン最強のヘルム王についての記述をふくらませたオリジナルストーリーで、実写版3部作の183年前に起こった伝説の戦いを描く。

誇り高き騎士の国ローハンは偉大なるヘルム王に護られてきたが、突然の攻撃を受け平和は崩れ去ってしまう。王国の運命を託された若き王女ヘラは国民の未来を守るべく、かつてともに育った幼なじみでもある最大の敵・ウルフとの戦いに身を投じていく。

監督には日本から「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズの神山健治が抜てきされ、「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」のStudio Sola Entertainmentがアニメーション制作を担当。実写3部作を手がけたピーター・ジャクソンやフラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンがプロデューサーとして参加。日本語版では市村正親がヘルム王、小芝風花が王女ヘラ、津田健次郎が最大の敵ウルフの声を担当。

2024年製作/134分/G/アメリカ
原題または英題:The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2024年12月27日

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映画レビュー

3.0かっこよかった。

2025年1月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

絵の描写が綺麗でさすが日本のアニメだなと感じました!また声優さんのイメージが僕にとってはマッチしていて、そこもよかったです!

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しんじ

4.5ファンタジーながらリアルな世界観のアニメ

2025年1月23日
スマートフォンから投稿

泣ける

興奮

知的

話題も少なくレビューサイトもなかなかに評判がそれほど良くなかったのでハードルを下げてみたものの、予想に反してとても面白かった。
おそらく既存の映画と比較しての評価が多そうなのだが、そちらを知らずに来たほうだったので、快く受け入れられた。
吹替版で聞いたが、特に何の問題もなく、とても自然だった。

まず世界観の伝え方がとてもうまい。これは一体どのくらいの大きさなのか、どのくらい重いのか、どのくらい疲れるのか、ファンタジーだからこそそういった描写をアニメでも妥協なくやるこだわりはその世界の理を知るのにとても役立った。

起こる出来事の深刻さ、強さ、弱さ、あっけなさ、それ故に次に何が起こるか分からないことにドキドキし、これはこの世界で化け物だ!というのが誰かの説明口調で分かるというのではないところはとても気に入ってる。

こういったことを実写でやるとなるとオーバーリアクションやCGを多用することになりかえって不自然になってしまうのだが、この辺がアニメだとリアルのコンテキストを持ち込まなくても良いため、すごく自由にできるところがいいところだ。
(極端な例でいうとトムとジェリーで見るような表現は実写にはできない)

また、伏線もたくさんあり、前のシーンを覚えていると後のシーンとの対比がどう変化しているかわかり、細かい動きに考察しがいがある。

日本アニメの定番の描写にはないことを要求された日本のアニメーターはかなりいろんなことを調べたのではないだろうか。
それとも、もともとこういうのもやれたのにその需要がなかったのだろうか。
ぜひ同じようなアニメをまた作ってほしい。

ちなみに、グロくなりそうなシーンは直接描写はなく、またベッドシーンみたいなもろのお色気はないのでご安心を。
難しい話ではあるが、戦闘シーンがかなり多いので子供でも分からなくてもそれなりに楽しめるだろう。
観客はデートついでの方々が多かったが。
それゆえに少々客同士の話し声が多かったり、椅子を蹴るなど民度が低い環境ではあったのが少々残念だった。

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白金卿

4.5「生涯現役」

2025年1月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

今年21本目。

老境でなお強し。生涯現役を貫いていて見習いたい。字幕で。英語の歌がこんなに素晴らしい。高い山と低い海の歌詞。目標におきかえて高い目標立てるよりは低い目標を一歩ずつ。あるシーンちょっと違いますけど刃牙の花山薫の先祖を守った俠客立ちを思い出してしまった。釣鐘に子供を入れて背負った。よかったです。

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ヨッシー

3.5ファンタジーな作品ではない、人間ドラマな作品

2025年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

最初このアニメの絵を見た時、日本人が作った作品かと思いました。そうしたら、本当に日本人が作ったアニメなのですね。神山健治監督が手掛けた『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は、独特のビジュアルスタイルが印象的です。手描きアニメーションの美しさとリアルな動きが融合し、視覚的に非常に魅力的です。

ドラマの中身としては、中世ヨーロッパでの国内の分裂による内戦を描いた話というところでしょうか。指輪物語は、そのファンタジーな故に、夢のある作品になっています。魔法しかり、種族しかり、モンスターしかり。しかし、この作品はファンタジーな部分がほぼなく、人間ドラマに特化しています。そこが低い評価に働いているのだと思います。

人間ドラマそのものは、きちんと描かれていて見ごたえがあるのですが、ロードオブザリングという名前を冠しての映画で、観客が希望するのは、やはりファンタジーなんだと思います。色々な制約がある中で制作したのかもしれませんが、ロードオブザリングの3部作が出来が良いだけに、そこが残念でした。

この映画を観る際には、ファンタジー要素を期待せずに、人間ドラマとして楽しむことをお勧めします。

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ごま