ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONEのレビュー・感想・評価
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サイバー空間に潜む神。
AIが人類を支配する。ターミネーターやマトリックスなどのSF作品で描かれてきたAIがついに現代劇でも描かれるようになってきた。AI技術が進歩してまさにその脅威が現実味を帯びてきたからだろう。SFの世界に現実が追い付いてきた。
イーサンの宿敵ともいえるガブリエルはAIのエンティティを信奉するものとして描かれる。
エンティティはサイバー空間に存在する学習型自立型AIであり、人類をはるかに凌駕する能力を有する。当初はサイバー攻撃のために開発されたが自我を持ち人間の制御がきかなくなる。攻殻機動隊の人形遣いのような存在。
肉体を持たずサイバー空間であればあらゆる場所に同時に存在し人類をはるかに凌駕する知能を有するもの、それはつまり「神」だと言える。人類はついに自らを滅ぼしうる「神」を作ってしまった。
本作はその神をめぐって奔走する主人公たちの戦いを描く。今まで手強い敵を退けて不可能なミッションを成し遂げてきたイーサンたちにとって最大の敵と言える。果たしてイーサンたちはこの神に打ち勝つことができるのか。
続編では対抗手段としてはアナログで立ち向かうしかないことになるだろうけど、いろんなアイディアで楽しませてくれそう。
AI技術の進歩は目覚ましいけど人類以上に進化することが予想されるAIを人類は果たして制御できるんだろうか。AIが人類を支配するなんて自分が生きてる間には心配する必要ないと思ってたけど、その学習速度を考えると近いうちに自我を持ち始めるのも時間の問題かも。
映画自体は正直必要なのかというシーンが多くてそれが上映時間の長さにつながっていると思う。聞くところによればスタントシーンを撮影してから無理くりに話を作っているという。崖からのジャンプの件なんかは見ていて確かにそうだろうなと思った。ただ、相変わらず観客を楽しめるのが上手なだけあって退屈はしない。登場人物も多いが皆均等に魅力的に描かれている。特に女性陣が良くて個人的にはホワイトウィドウとパリスが凄く良かった。
とっちらかってる
巨額資金を正しく使った大作
久々に堂々とした、巨額資金を正しく効果的に使ったハリウッド映画を見た気がする。大掛かりな仕掛けをこれでもかとかさねてくる演出に最後までドキドキ。ストーリーはよくよく考えると「??」ってところもあるし、ご都合主義な展開も山盛りなんだけど、そんなのを吹き飛ばしてしまうスケールの映画。「エンターテイメント」って、こういう作品のためにある言葉だよなーと思った。IMAXレーザーで見てよかったと思う。ほぼ同額の製作資金と言われるインディージョーンズとは天と地ほどの差。あちらはお金の無駄遣い。どちらもカーチェイスが見せ所の一つだが、その表現力の差はものすごい顕著。 トム・クルーズって、なんの役やってもトム・クルーズだから、俳優としては良いのかどうかわからないし自分は特にファンでもないけど、今回の作品見て、なんか、心から敬意を持って「トム、ありがとう!」って言いたくなった。
期待度△鑑賞後の満足度△ 不味くはないけど上手くもない大盛定食を食べて満腹になった感じ。AIが出てきたりデジタル技術が進んでも話はアナログ。人間が作ってるんだから当たり前か。
①どんなに情報技術が進んでも国際情勢が変化しても、“誰かが(AIでも人から代わっただけで同じこと)世界征服を企む或いは世界秩序のトップに立ちたがる”“人類を脅かす新兵器が悪の手に渡るのを阻止する”というお話は、手を変え品を変えているだけで前世紀から変わらないね。
だから話はアナログだよなァと思いつつ、「サイボーグ009」や「007ジェームズ・ボンド」といった1960年代ものを最新技術でリメイクしたものを見せられているようなデジャブ感を覚えながら観てました。
②ガル・ガジェットの『ハート・オブ・ストーン』を観ながらも思ったけど、ほぼ万能のAIが相手なのにそんなに悠長にしててええのかい?という疑問が終始頭から離れないし…
どんなデジタル機器にもハッキングできるのであればデジタル機器を使っていて大丈夫かい?とも思うし…
いっそ完全なアナログ対応で戦った方が面白かったりして。
③関係者全員が何故かいつもその場に居合わせるというのもかなりのご都合主義。
また、今回“それ”というAIを登場させたのが却って物語を弱くしたような気がする。
④ローマを舞台にしたカーチェイスは延々とくどい。
オリエント急行を脱線させるところも『カサンドラ・クロス』+『ジュラシック・パーク』シリーズを観た者としては特に新鮮ではないし。
隣のカップルは“うわぁ~”とか言ってたから若い子たちには新鮮なんでしょうね。
⑤ヒロインは今回で交代。レベッカ・ファーガソン、寂しいけれどお疲れさまでした。
ケリー・ウェルズお久しぶりで懐かしかったけどアメリカ政府中枢にいる偉いさんにしては脇が甘いし、あんな国家機密をベラベラ喋って宜しいのかしら。
あとのキャストも粒が小さいのでスケール感が出ない。
断崖からのオートバイでのジャンプもどうってこと無いし(メイキング映像を先に見ているからかも)。
⑥なんやかや言っても結局「信頼」とか「信用」とか「大切なものは友情・仲間」というアナログなもの、と言いたいのであれば少しは見直せるかな、というところ。
※追記:ほぼ同年代のトム・クルーズ。『トップガン・マーヴェリック』の時は”あの歳で頑張るなぁ。僕も負けないように頑張ろ。”と思わされたけど、今回は“この歳でそんなに頑張らんでも。このままならリーアム・ニーソンやハリソン・フォードみたいに70代になっても頑張りそう。ご苦労様。“と思ってしまった。
3時間を忘れるハラハラ感
世界に没入して楽しめた
アクション、サスペンス、ガジェット、旅情、ロマンス
戸田さん「それ」はないよ
遅ればせながらミッション観賞。
長いシリーズ作品にはハズレが付きものだけど、MIシリーズにはハズレ無し。
定番になったけど、60過ぎたトムの全力疾走は感動すら覚える。
ルーサー、ベンジーと共にチームの一員として定着したイルサが殺されるのはショックだったけど、今作も最後まで手に汗握るアクションで楽しめました。
ただね〜エンティティの和訳が「それ」ていうのが、しっくりこなくて…何度も「IT」のキャッチコピーが頭をよぎりました💦
…(T . T)
アクションは相変わらず
オープニングのかっこよさも健在
戸田さんの翻訳も大好き
あと一作で終わるなんて考えられない。
でも…
ぽっとでのヒロインキャラがラスト2回って。
イルサや元妻とのエピソードなんだったん。
ってなるので
ラストで実は生きていましたエンド(イーサンは知ってた)みたいなのください。
ここまで培ってきた仲間や恋人との絆、どうか健在であることを祈るばかり。
ラスト一作、ルーサーとベンジー含め、チームみんながハッピーエンドで終わりますように。
感動を呼ぶための無駄な死はいらないからね!!!祈
偏差値を下げすぎた!
途中で出ちゃいました。
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