ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE : 特集

2023年11月13日更新

【特大ヒット連発】“規格外のスター”トム・クルーズ
の“集大成”! 人気映画レビュワーが「何度でも観て
ほしい」ポイント解説 超人アクション、残された謎…
細部が分かれば「M:I」最新作はこんなにも“進化”する

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「トップガン マーヴェリック」を全世界で超特大のヒットに導き、“映画界の救世主”とも称されたトム・クルーズ。そして2023年夏、彼のライフワークとも言える超人気シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」が、世界中の映画館をアツく盛り上げた。

そんな同作が早くもおうちで、何度でも観られることに! 10月18日からデジタル配信が開始され、11月29日に4K ULTRA HD、ブルーレイ&DVDが発売される。「映画館で堪能して大満足」という人も、「劇場では観られなかった」という人も、今こそ鑑賞する大チャンスなのだ!


しかしながら「物語が複雑でよくわからなかった……」という声もよく聞かれた本作。それゆえ“登場人物の目的”“どこがどうすごい映画なのか”をある程度把握したうえで二度、三度と観れば、面白さが10倍、100倍と膨れ上がっていく作品でもある。

ということで、この記事ではフォロワー69万人の大人気TikToker・しんのすけと映画.com編集部が「何度でも観てほしい」ポイントを全力プレゼン! 超人アクションや物語の解説……細部が分かれば、本作はどこまでも“進化”する!

ちなみに、本作はトムの“集大成”的な作品であり、完結編とも噂された次回作の公開もそう遠くない。この機会に本作を配信&ブルーレイ&DVDでくまなく鑑賞し、世界的な祭りに向け準備しておくことをおすすめする。

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【TikTok69万フォロワー・しんのすけが激推し】
「役者本人がスタントをやるのが『M:I』ブランド」「このガチさを何度でも楽しんで」

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SNSで絶大な影響力を誇る有名インフルエンサー・しんのすけ(69万フォロワーの映画系TikTokerのパイオニア)も、本作を「何度も観るべき作品」として激推し! 度肝を抜かれたというアクションの見どころを、動画でたっぷりと語っていただこう。


これを知れば、絶対もう1度観たくなる!
【徹底解説】トムの超絶アクション&物語の絡み合う謎

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本作は“登場人物の目的”“どこがどうすごい映画なのか”をある程度わかったうえで観れば、面白さが100倍にも膨れ上がっていく。この項目では、映画.com編集部が“ここがすごいよ「M:I7」”と題して、アクションのすごみと人物の行動を徹底解説しよう。


【ここがすごいよM:I7①】トムの半端ないすごさ、伝わってる!?
断崖絶壁ジャンプだけじゃない! 死ぬかもしれない危険度MAXアクションを実現した“狂気的なこだわり”とは?
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アクションにおいては、やはり断崖絶壁ジャンプの印象が強い。トム自らが挑んだ死ぬかもしれない危険度MAXの神業アクションは、断崖絶壁ジャンプだけじゃない。以下にトムが見せた“狂気的なこだわり”を紹介しよう。


●1分足らずのシーンのため、3年以上トレーニング
世界で最も危険なスポーツ・スピードフライング
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イーサンが山間でパラシュートを操作するシーン。このパラシュート移動、トムはさらりとこなしているが、実は“世界で最も危険なスポーツ”と称されるスピードフライングというもの。時速80キロ以上にもなるため、飛行中の一瞬の判断ミスが大ケガにつながる。

しかしトムは当然のように自身で挑み、「観客に飛行している感覚を味わってもらいたかった」と少年のような瞳で語る。劇中では1分にも満たないシーンだったが、3年以上かけてトレーニングを行っているそうだ。危険なアクションに必要なのは“勇気”だけではない、余念のない準備が何より大切――トムの半端ないプロ根性が感じられるエピソードである。


●トムもすごいが、共演者たちも半端ない!
走行中の列車上でバトル&落下しかける列車内を這い上がる
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クライマックスの舞台は暴走する蒸気機関車。実際に時速約96.5キロの速度で走らせた列車の上で、イーサンと宿敵ガブリエルが格闘する。イーサイ・モラレス(ガブリエル役)は「動く列車の上で戦う。大変な試練だった。それがトムのご要望さ」と、過酷な撮影を振り返る。

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さらに、イーサンとグレースが崖の下に落ちかけている列車から脱出を試みるシーンでも、周囲で家具類が急降下していくなか、実際にトムとヘイリー・アトウェル(グレース役)が車両内を這い上がっている。トムもすごいが、共演者たちの覚悟も半端じゃない。

ちなみに撮影の疲労から気絶しかけたというアトウェルを励ますため、トムはチョコレートをプレゼントしたそうだ。自らギリギリのアクションに挑みながら、共演者への気遣いも忘れないトム、さすがにタフ過ぎるぞ……!

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【ここがすごいよM:I7②】各勢力が、世界の命運を握るカギを奪い合う!
キャラクターの思惑を知れば、駆け引き&バトルの見応えが倍増
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次に解説するのは、練りに練られたストーリーだ。複数の勢力が人工知能“エンティティ”(劇中では“それ”と呼ばれる)の鍵を奪い合う物語だが、鍵の偽物が出てきたり、味方が敵になったり、敵や味方が操られたりと非常に目まぐるしい。

ゆえにキャラクターの思惑を把握してから観れば、駆け引き&バトルの見応えが倍増し、むちゃくちゃ面白くなる。以下にキャラの目的を、相関図とともに整理していこう。

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●イーサン・ハント
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IMFの伝説的なエージェント。エンティティを制御する2本の鍵の捜索を依頼され、その過程でそれ自体を「破壊」することを決意。一方で、エンティティは自らを守るため、高度な計算能力を駆使し、イーサンをさまざまな手段で追いつめる。


●イーサンのチーム
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天才ハッカーのルーサー、有能な技術者ベンジーが再び手を組み、「エンティティ破壊」のため世界中を飛び回る。元MI6諜報員イルサは、MI6のかつての仲間からの情報を得て、独自に鍵の1本を入手。その行動によって賞金首となり、世界から追われる立場に……。


●CIA長官キトリッジ
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イーサンに“鍵を持つイルサ”の捜索を依頼する。一方で、イルサの鍵を奪い、エンティティを「利用」しようと画策していたことが発覚。ゆえに破壊を目指すイーサンのチームと対立する。

なおキトリッジは、シリーズ第1作にも登場した“イーサンを内通者と疑っていたCIAエージェント”。時を経て長官にまでのぼりつめたキトリッジと、現場で伝説をつくったイーサンが再び対峙することが胸アツポイントだ。


●CIAのブリッグスとドガ
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キトリッジの命を受けイーサンの確保に動き、世界を股にかけ追跡する。


●グレース
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イーサンと出会う一匹狼の敏腕スリ。大金がもらえる依頼をメール一本で受け、鍵の取引が行われるというアブダビ国際空港に現れた。混乱のなか鍵の1本を盗み、その正体を知らないまま陰謀に巻き込まれていく。イーサンに守られながらも、時に保身のため裏切ったりする。


●ホワイト・ウィドウ
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前作「フォールアウト」に続き登場する武器商人で、シンプルに鍵の取引で大金を得るべく、鍵を入手しようと暗躍。ホワイト・ウィドウのもとに鍵が集うため、彼女をめがけてイーサンや謎の組織やCIAが一堂に会する。


●謎の組織
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エンティティに守られ、その意志を実行しようとするため、イーサンたちを妨害する。鍵の力を誰よりも掌握する謎の男ガブリエルと、強烈な攻撃性を備えた暗殺者パリス。ガブリエルはIMF所属前のイーサンと因縁があるようで、次回作ではさらなる対決が予想される。

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世界で大ヒット! 日本では前作「フォールアウト」越え
トム・クルーズの“集大成”=MIの波に乗り遅れるな!

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アクション、ストーリー、キャスト、ロケーションなど、全ての要素がハイレベルで結実した本作の魅力は、よく伝わっただろうか? 記事の最後に、興行成績や評価に触れつつ、デジタル配信&ブルーレイ&DVDの発売情報をご紹介して特集を締めくくろう。


●興行成績
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米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコアが96%、観客スコアが94%を記録した(10月16日時点)。日本では、公開後73日間の累計興行収入が、53億8600万円を突破。前作「フォールアウト」(最終興収47億3000万円)や、第4作「ゴースト・プロトコル」(最終興収53億8000万円)を超え、第2作と第1作に次ぐシリーズ歴代3位の記録を、12年ぶりに更新する快挙を成し遂げた。

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●デジタル配信&ブルーレイ&DVDの発売情報
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・デジタル配信 10月18日から各VODサービスで配信(購入)開始

・ブルーレイ+DVD(ボーナスブルーレイ付き) 11月29日発売 税込5280円(税抜4800円)/ディスク枚数:3枚/本編時間:約163分/特典映像:約31分

・4K Ultra HD++ブルーレイ(ボーナスブルーレイ付き) 11月29日発売 税込7260円(税抜6600円)/ディスク枚数:3枚/本編時間:約163分/特典映像:約31分

・特典映像 収録内容

ブルーレイ特典:映画史上最大級のアクション・スタントの舞台裏を徹底解説! アブダビ/ローマ/ベニス/フリーフォール/スピードフライング/トレイン

ブルーレイ&4K UHD 共通特典:クリストファー・マッカリー監督とエディ・ハミルトン(編集)による音声解説、アイソレーテッドスコア

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作品を追うごとに、そのクオリティと人気ぶりが加速していく「ミッション・インポッシブル」シリーズ。それはひとえに、トムらキャスト陣と製作陣の「観客を喜ばせるために」という純粋な願いと、貪欲に進化し続ける姿勢があればこそ。

今後も映画界を盛り上げ続けていくであろう「ミッション・インポッシブル」の波に乗り遅れないためにも、最新作をもう一度、じっくり楽しんでほしい! 完璧な状態で、次回作に臨もう!

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