死刑にいたる病のレビュー・感想・評価
全412件中、121~140件目を表示
羊たちの沈黙とハンニバル、役者は上手だが惜しい。
映像キレイです、役者も上手いです。ですが、惜しいかんじ。
タイトル通りなんですが、羊たちの沈黙とハンニバルを目指した?、印象でした。
脚本と原作、どっちの問題なのかな。
原作未読なので。
(最近は金融系の本を優先しているため、小説ほぼ読んでいないんだよな~、時間がほしい。)
阿部サダヲさん(我が家ではマルモと呼ばれています)、はすごく上手でした。
ほかの役者も素晴らしい!。
意外なところで、中山美穂さんの母親役も上手だな~と。
母親役で目立たない印象なのですが、それが役柄に合っていて(性格的にも地味な役なので)、上手だな~とか、しみじみ思ってしまいました。
映画終わってから、旦那に「あれ、中山美穂だよね?」と確認するほど、美穂さんだってわからなかったです。
グロさはハンニバル、ストーリーは羊たちの沈黙、かなぁ。
どっちも若き頃にDVDで見ました。
画はキレイなんですよね。
冒頭部分のマルモが立って花びら(らしきもの)を手から、ヒラヒラと散らすように落とすシーンなんて、画としては雰囲気も完璧だし、ミステリー洋画みたいで素敵なんですよ。
けどね。
ストーリーがね~、私としては今ひとつなんですよね~。
謎解きサスペンスとしては面白いですが、でも、それだけなんですよね。
謎解き、なぞなぞ、クロスワードパズル、のような映画は、一度見れば十分かなと。
テーマもよく分からないんですよね(脚本と原作のどっちの問題?)。
役者はみなさん上手です、だから惜しいな~と。
羊たちの沈黙、ハンニバル、については、もう一度見たいな~という気持ちがあるのですが、
この映画にはそれは無いかな~。
謎解きのためのストーリーと、話をつなげるための人物ありきの映画かなと。
テーマもあったかもしれないのですが、分かりませんでした。
冒頭のマルモが非常にかっこよく、洋画的に撮られていたので、すごく期待して見ていたのですが。
単なる謎解きストーリーで薄い印象でした。
謎解きストーリーとしては、よく練られているので、見ていて飽きません。
ハンニバルのようなグロさもあるので、苦手な方は見るのを控えた方が良いかもしれません。
久しぶりに、羊たちの沈黙を見たくなりました。
期待しすぎましたがエンターテインメント抜群
好みではないですが
否めない出落ち感
予告をみて、かつ阿部サダヲが主演との事もあり見たが開始15分はグロい拷問シーンがあり
賛否はあるとして盛り上がりは見せたが
その後は新たな人物の登場はあるものの物語の起伏は少なく、若干の奥深さはあるものの
ただひたすら二面性をもつ榛村(阿部サダヲ)の過去を遡るだけで、あとは筒井(岡田健史)が
榛村の影響を受けながらも最後は榛村の一種の洗脳ともとれる行為から解放されるだけの物語。ラストシーンに若干の恐怖を植え付ける
場面は設定されているものの特に予想できない
ような場面は少なかった。
総括としては全体的に暗い映画で物語としてはやや退屈。
ただシリアルキラーの考え方や洗脳される人々のストーリーに興味を持つ方にはオススメかも
倫理観の問題のような、、
なぜに評価が…
病にならない
阿部サダオの演技がスゴイ。
「街中で阿部サダオを見かけたら絶対に怖くて逃げてしまいそう…」
劇中で既にそんな事を思わされるほど見事にサイコパスな連続殺人犯を演じてましま。
岡田くんのウィスパーボイスも思わず引き込まれる効果がありましたし、このふたりの演技が最大限に楽しめる作品。
内容はと言うと…なかなか厳しいもので、見るべきところがあまりない映画でした。
レクター博士のような状況からどう展開するのか楽しみにしていたものの、心が震えるような事はなかったです。
いくつか「おっ!」と思う仕掛けはあったのですが、どれも不発。いろいろと種蒔きはありましたが最後まで芽吹く事がないままエンドロールを迎えてしまいました。
この原作者の小説は何冊か読んだ事がありますが、この映画と同じような印象で、インパクトに欠ける印象です。未読ですがこの作品の原作もそうなのかなぁと想像します。
こんな物語が生まれる病
「阿部サダヲ」恐怖症
この映画を鑑賞後、私は一つの病にかかってしまったようだ。
映画館に足を運び、席に着席した所であることに違和感を感じた。それは映画を鑑賞しにきている人の年齢層だ。ほとんどが若年者のカップルばかりである。心のツッコミが思わず漏れそうになった。まあ、なぜ若年者が多いかは予想がつく。(恐らくTikTokにてコンスタントに映画を紹介するインフルエンサーによるものだと思われる。)無駄話はここまで。
論理的には語れないが私なりに内容に対する感想を述べる。
まずは阿部サダヲに天晴れだ。パン屋さん店長シーンでの懐を妙にくすぐってくるあの人懐っこさをコントラストに殺人鬼としてのシリアルキラー、秩序型犯罪者としての存在を引き立たせる表現が最高にシビれた。
キャスティングもかなりハマっていたと思う。特に「岡田健史」がかなりのハマり役だと感じた。名門大学を目指し、最終的にFランに入学などの生々しくリアルな人間模様を演じた彼は最高のハマり役だと思う。
伏線などの難しいことは語れないが最終的に私が感じたのはこの映画のせいで綾鷹のCMが見られなくなったことだ。
PG12とは
猟奇連続殺人の話とのことですが、PG12なのでグロシーン少なかろうと観に行きました。
が!PG12とは…?中学生も高校生もあんなグロテスクなの平気なのでしょうか?
体感では3分の2くらい目をつぶっていた気がします。あんなに一生懸命殺害シーンを作らなくても…。グロ耐性強い友人ですら「ストーリーも相まってあれは直視できなかった」と言っていました。PG12とは…
ストーリーはサイコ思考の死刑囚が最後の殺人について古い知り合いの青年に依頼を頼むって内容です。
青年の心の動きが細かく描かれていたのは面白いと思いました。自信に溢れてだんだん話し方が滑らかになる、背景の人々の動きもリアルタイムになる(自信がない時は青年以外背景の動きがスロー)。
人物設定にはいささか疑問が多く残りました。青年の彼女はどう見ても大学生に見えないし、中山美穂と阿部サダヲで20代の再現もやめてほしい、あと、岩ちゃん必要でしたかね…
平日の回にも関わらず満員、しかもカップルや若い女性、高校生グループが多くてびっくりでした。岩ちゃん効果?
冒頭、犯人が用水路にまいている花びらのようなものが何か分かった時、鳥肌がたちました。
私は、死ぬことは怖くないけれど、拷問は心底嫌です。
「死刑にいたる病」は、冒頭で、鑑賞を強烈に後悔した初めての映画です。
観るのがつらくて、目を覆いました。
この作品、中学生は鑑賞可なのですね…年齢制限の基準が私にはよく分かりません。
そして、冒頭以上のシーンはないだろうと思っていたら、まさかのさらに私を戦慄させるシーンが…。
犯人が、小学5年生の少女にした所業に、身体が震えました。
もし、この作品をTVやDVDで観ていたら、途中で止めていました。
映画館だと、なんか意地でも完走したくなる…。
おそらく、犯人は、私が想像ができないような過酷な環境で育ったんでしょう。
感情や情緒などを司る脳の機能が失われるほどに。
これは、治療が必要なレベルの病気ではないかと考えます。
社会的弱者である女性や子ども、高齢者からしたら、こんな人が増えてきたらと思うと恐怖です。
9人の殺人で有罪判決を受け、死刑を宣告されている犯人は、日本の法律に基づいて、いつか絞首刑にされます。
でも、それでは長期間犯人に拷問を受け、殺された被害者たちは、浮かばれないなと思いました。
「目には目を 歯には歯を」の気持ちが初めて理解できました。
犯人をどんなに痛めつけても、被害者は帰ってこないし、犯人は己の罪の深さを理解できないでしょうけれど。
ファーストデーの1本目がこれで、メンタルがかなり削られました。
救いは、主人公が犯人からの呪縛を断ち切ったところです。
ラストシーンでは、さらなる罠があり、それを主人公がどうするのかは気になるところですが…大丈夫だと信じたいです。
正視できず…
全412件中、121~140件目を表示