劇場公開日 2022年5月6日

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死刑にいたる病のレビュー・感想・評価

全383件中、201~220件目を表示

3.0たぶん、これは、ホラー映画です

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

怖い

事件とか病的とか狂気とか、何か意味づけみたいものを求めて見てはいけないような気がしました。グロくておどろおどろしいものを指の隙間から覗くような─、まさにホラー映画を見るような感覚で見た方がいいのかもしれません。

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SH

3.0阿部サダヲが好きなので期待ありで。 最初からグロい。 もっと細かく...

2022年5月16日
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阿部サダヲが好きなので期待ありで。
最初からグロい。
もっと細かく何でシリアルキラーになったのかまであったらなぁ。
あとなんだろう、狭い所で音をとってるからか、予算の関係か、喋り方のせいか、音がこもっていて気持ち悪かった。

クリミナルマインドなんかでは、そりゃそうなるかもねって同情する余地があったりするんだけど…
昔はよくグロいの見たけど、ただグロいだけのはもういいかな。

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びよんせ

3.5ドーン‼️

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

人のよいパン屋の店主と、連続殺人鬼という二つの顔を持つ人物を、阿部サダヲが巧みに演じていました。何か裏のありそうなつぶらな瞳がとても怖かったです。喪黒福造も真っ青❗️
なぜ、あんな性格になったのか、若い子を殺さずには生きていけないのかが描かれていなかったので、原作を読もうという気持ちにさせられました。
このような気持ちになるのも、計算済みの構成なのかな。私も病にかかったかな😇

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eigaeiga

3.0爪が痛くなる…

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

心理サスペンス&残虐趣味で、白石和彌お得意の題材だが、見終わっての感想としては、これまでの白石作品にあったようなカタルシスを伴った後味の良さはない。事件のスケールの割には、ラストも含めて、こじんまりした感じだし、登場人物の誰にも感情移入できない作りなので、心が揺さぶられるところがなかった。
主人公役の阿部サダヲは、人に好かれる雰囲気の良さが前面に出るのはいいが、もっと得体の知れなさ、不気味さがほしかった。岡田健史は好演。灯里との行為の後の瞬きもせず呆然とする姿、母親からも言われる主人公にそっくりな姿など、ゾクッとする。中山美穂と岩田剛典は、ミスキャストと言わざるを得ない。
原作は未読だが、キルケゴールをもじったタイトルも、ミスリードしているよう。
拘置所での対決シーンは、一番の見せどころとして、あっと驚くような技巧を凝らして、力を込めて演出していた。ただ、そこ以外は、時制が行ったり来たりして、証言も真偽不明だから仕方ないが、せわしない感じがした。
それにしても、出演者に惹かれてか、結構お客さんが入っていたし、子供連れもいたけど、トラウマにならないかちょっと心配。こっちも爪が痛くなってきた。

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山の手ロック

3.0より深く犯人の心理知りたい❗

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

面会シーンガラス越しやり尽くした感あり。
犯人の心理描写あるけど、理解しずらく、原作読みたくなった。阿部サダヲはやっぱり善人役よりこっちだな❗

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ムロン

4.5深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

映画を見ながら、ニーチェの『善悪の彼岸』の言葉が頭をよぎっていた。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている」

阿部サダヲ演じる榛村というキャラクターは、「人を悪に引きずり込む悪」という、キリスト教的悪として描かれる。これは邦画のキャラクターとしては若干異質な悪である。原作の櫛木理宇さんがシリアルキラーに造詣が深く、テッド・バンディの要素が取り入れられていることがインタビュー等で読み取れるが、そういった欧米のシリアルキラー像を取り込んでいるためにこういったキャラクター設定になっているのであろう。白石監督の『凶悪」では、情人が理解し得ない「エゴをむき出しにする存在」として悪が描かれていたが、今回の榛村はそれとはまた違った「悪」である。白石監督が描く「悪」の引き出しの多さに驚かされる。

みなさんのご指摘の通りだが、アクリル板ごしの二人の像が重なる演出は見事だ。「こっち側に来たらもう戻れないよ」という榛村の言葉に戦慄を覚える。

悪に飲み込まれないように生きることは難しい。

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のむさん

3.0残虐シーンに✖️

2022年5月16日
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この手のサスペンスホラーを
否定する訳では、無いですが
個人的には、残虐シーンを
いかに減らして表現するかが
ポイントだと思っています。

本作とこの監督さんは、いつも
残虐に画像に表現しており
私の好みでは、ありません。
20数名も殺した実績など
飛び過ぎな所も多いかな?と

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Leojiji

3.5面白かったけどラストシーンは微妙

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

榛村の異常さ、筧井の平凡な大学生が時間を追うにつれて豹変していくさまが面白かった。

岡田健史さんの表情や顔付きが変わっていくのが分かって若いのにすごい俳優さんだなと思った。

岩田剛典さんも昔は恋愛ものに出てるイメージでしたが、今はこういう役もやられてるんですね。気持ち悪さがリアルでよくやってるなと思いました。

「じっくりと信頼関係を築いてから壊す」これは榛村が昔母親にされていたって事ですよね。複雑な幼少期を過ごしたからこそこういう人格が出来上がったっていうサイコパスあるあるでした。

でも最後のオチは微妙ですかね。若くて可愛い女の子が「好きな人の一部を持っていたい気持ちは分かる」ってそれただのメンヘラにありがちな思考なんですよ。榛村が常軌を逸したシリアルキラーだから面白いのに、それを女子大生に簡単に理解されちゃうのはどうなのかなぁって。でも加納を褒めてるレビューも沢山あって男女で感じ方が違うのかな。私からしたら若い女って恐怖の対象には成り得ないんですよね。

もし榛村と筧井母の間にできた子供が加納灯里だったら面白かったかも。赤ちゃん焼くシーンが無かったらまだ生きてるかもとそういう考察も出来て面白かったかもしれない。

一番印象に残ったシーンは冒頭で榛村が花びらを巻くシーン。これが後に爪だったと分かった時演出すごいなと感動しました。

あと他の方のレビューにもある通り、客層が若い!自分も20代前半ですがwカップルで来てる人も多くて上映中も喋ってたり、上映後「全然グロくなかったわー」とイキってる男性がいて萎えた。夜だからかな?落ち着いて見たい人は平日昼間とかに行くといいかもしれません。

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餅

4.0最後の最後でもう一ひねり

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

24人を殺したとして逮捕・起訴された犯人が、うち1人は違うと主張し、知人に協力を求める。
この知人が主人公です。
予想したとおりに話が進行して、まあ、こんなもんかなと思っていたら、映画の最後の最後でもう一ひねりありました。
凄く意外でしたが、振り返ってみると伏線貼られていましたね。単に自分の観察が甘かっただけですね。

映像は結構グロいですし、善良な人間が理由もなく惨殺されるのはチョッとシンドイです。
話としてはまとまっていますが、あまりにも無能すぎる警察はいかがなものかと。
具体的には、
・狭い範囲で20名を超える高校生がいなくなっているので当然捜査がなされるはず。
・犯人は時間をかけて被害者と接触し、仲良くなっているとのことで、プロファイリングすれば捜査線上に浮かぶはず。
・また、被害者の拉致が定期的(90日)なのに警戒しないのか?
(犯人に捜査がたどり着かない理由をフォローする描写があればよかったのですが)

弱い立場の人に付け込んで、傷つけ殺すけれど、その良心に何の呵責も感じないサイコパスは怖いですね。たとえ、虐待を受けて育ったという擁護すべき点があったとしても。
この映画をみて、尼崎の角田とか北九州の松永とか、現実に怖い人間がいることを思い出してしまいました。
そんな人が近くに来たら自分は防げるんだろうか・・

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お抹茶

3.0正直言って、こういう映画は嫌いです。若い人達が結構来てたのも信じら...

2022年5月16日
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正直言って、こういう映画は嫌いです。若い人達が結構来てたのも信じられない。
 哲学とかものを考えるということがないので、こういう猟奇的な映画に心を掴まれるんじゃないだろうか。とても日本的。そもそも白石さんのこともあまりもともと好きじゃない。暴力しかない世界が知的じゃないから嫌いなんだと思う。シン・ウルトラマン見に来てた、オタクっぽい若い子達の方がずっと健全だと思う。
タランティーノとかも好きじゃないし。でも、暴力の描き方にアートやユーモアはある。距離もある。ここには距離もユーモアもなく、技もなく、芸術の要素は一切ない。ただただ嫌な気持ちが残る。嫌な気持ちが残る映画の中でもいい映画もたくさんある。でも、この映画はそのたぐいではないと感じさせてしまう。中山美穂はいいし、岡田くんもいい。私の推しの岩田君は何であんな役で出たのか、もうちょっと選んでほしい。
 親に虐待された子どもをねらい、その子を精神的に取り込んで支配していく、自分で選ばせて自分を破壊させていく、その心理的な気持ち悪さをよく描いているけど、それを描く動機が不純。アベサダは、自分も病気かもしれないと、つぶやくのだけれど、それさえ相手を攻略しようとしているように見え、あべさんは、いい人にも悪い人にもその二重性も表現できる人なので監督が起用したのだけど、作品として良くない気がする。孤狼の血は評価してるのだけど、それは、役所さんの力で監督の意図を乗り越えてるからかもしれない。

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えみり

5.0ゾッとする

2022年5月15日
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怖い

こんなにゾッとした映画は久しぶりです。一つ一つ明らかになる度に鳥肌が立ちました。サスペンス好きなので凄く面白かったです。

割とグロい映画は好きなのですがこれは…見ていられず目を逸らすシーンも何度かありました。R15でもいいんじゃないか?って位。子供はトラウマになると思うので観ない方がいいかも…

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きりの

4.0引き込まれる阿部サダヲの黒目

2022年5月15日
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シリアルキラー系で観たかった作品。
阿部サダヲ演じる榛村の誰からも好かれる人柄、温厚な笑顔を見せるパン屋で働く姿と裁判や殺人シーンで見せる感情の読めないシリアルキラーの姿。この緩急が効いている。それと黒目が黒すぎて吸い込まれそう。
阿部サダヲはコメディ系が多いけど、本来こっちの方が得意かも。
岡田健史演じる筧井も理想と離れた鬱屈とした日々を送り、自己肯定感を失った姿が良い。あんまり近くにいて楽しくないよなぁと思うタイプ。それが、榛村の依頼なのか思惑なのか次第に狂気を含んだ自信を得ていく姿は怖かった。

グロめなシーンもかなり攻めていて良いがチタンで感覚が狂ってしまったから物足りなくも感じてしまった。
岩田剛典演じる謎の男だが、どうしても肌が綺麗なのと歯が白く並びも良いのが気になってしまい、少し萎えてしまった。

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いたかわ

4.0ゾワッとするこわさ

2022年5月15日
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怖い

興奮

前半の怖さと、ラストのまた違った怖さ
ラスト、最初えっ?って感じでその後、なんとなく理由がわかった途端にゾワッとしました。
うちに、手紙がこないことを願います

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くまみ

3.5ずっと暗い。そしてエグい。

2022年5月15日
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最初から最後までずっと暗かった。
そして思った以上にエグかった。

最初は桜の花びらかと思ってたらとんでもなかった。
白石和彌監督の映画、どんどんエグくなっているような気がするのは気のせいでしょうか。

岡田健史目当てのなのか、客層が10代、20代の女性ばかりなことも驚いたが、描写がキツすぎて何人か離席していたほど。

阿部サダヲをしばらく怖くてみれなくなるくらい怖かった。

凶悪を見た時と同じく、鑑賞後気分が落ち込んでしまった。

作品としては面白かったんだけど、ひさびさ疲れたな。

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サメちゃん

3.0凶悪の再来

2022年5月15日
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原作小説も少しご都合の所もあり、映画化してもどうだろうなって思っていたが、白石監督さすが今乗ってる監督は違う。ラストの面会室の演出等は飽きさせない作りで20分はあったと思うが、話もどんどん進み前のめりに。
しかしこの映画は阿部サダヲ無くしては成立しない。演技が凄い、目が凄い。原作では2枚目設定だったが、これは映像に起こした時の良い方向に転んだ稀な例だと思う。予算も孤狼の血よりはかなり無かったと思う所も多々あったが、演出や良い役者達でそれはそれでカバーしていて良かった。

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ゆう

4.0爪痕残る作品

2022年5月15日
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何かをキチンと悪だと思える強さは、爪の花びらのように脆くて、やや硬いのだろう。

阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、宮崎優、どれをとっても怪演だった。
脚本における背景、動機などに若干の違和感を感じたが、進みゆく「テンポ」に打ち消される事で、観ている間に次へ次へと気持ちを掻き立てられる自分の中の狂気を、エンドロールで鎮める事が出来なかった。
怖い。本当に怖い映画だ。

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khanibal

4.0負の関係性の連鎖

Kさん
2022年5月15日
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他人に操られることで得られる自尊心と、他人を操ることで得られる自尊心のせめぎ合い。真実を求め、自立を求め、幾重にも重なる負の関係性の連鎖を一つ切ってはまた一つ現れるスリリングな展開から目を離せなかった。連続殺人鬼という極端にデフォルメされた主人公を中心に描かれる形象化された劇としてとても良くできている。

原作本読了後の追記。
映画は原作と大筋は同じだが、構成を変えて最大限映像で魅せることに成功しているのが素晴らしい。阿部サダヲの演技然り、また灯里の演出も大胆だったと思う。

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K

4.5ゾッと

2022年5月15日
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79本目。
先週観れなかったから、今週はどうしても観たかった。
始まった瞬間、海外ドラマか、クリマイっぽいと期待値大。
自分の予想が当たったり外れたりで、いやでも流石と思ってしまう。
最後はゾッとしてしまうけど、脇役含めてキャスティング上手いと思う。
でも、一輝だけはバランス悪いと感じた。

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ひで

3.0再三の予告で作品の趣向は理解していたが?

2022年5月15日
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物語のメインは岡田と阿部の過去をたどる会話劇と平行する独断での犯人探し!
でも話がややこしくてオチを期待しかが特にまさかのどんでん返しや予想外の真実も無く締め括りもスッキリせず中途半端感も!

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ゆたぼー

4.0衝撃の展開に圧巻

2022年5月15日
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大学生の主人公の元に届いた一通の手紙、それは今世間賑わせている男女23人を殺害した犯人からだった。
意を決し面会に行くと、ガラス越しに見える男は殺人鬼であるとともに以前自分が通っていたパン屋の店主、榛村でもあった。
さらにそこで告げられたのは耳を疑う衝撃の一言であった。
「9番目の殺害は自分ではない。真犯人を突き止めてほしい。」
唐突な申し出に主人公は渋々承諾してしまい、その日から独自に捜査を開始する。
捜査を進めていくと次々に明かされる榛村の過去、さらに自身を取り巻く衝撃の真実、息つく暇もない怒濤の展開に飽きることなく観賞できた。
また、榛村を演じた阿部サダヲのサイコ具合も文句なしの星満点をあげたい。
どちらかと言えばいい人役や飾らない人情味溢れる俳優さんというイメージだったがサイコ役をやらせても内からジワジワ滲み出る狂気を感じられた。
オススメです。

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すし