ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷

劇場公開日:

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷

解説

清水崇監督が生み出したJホラー「呪怨」シリーズを、アメリカで新たに映画化。「死霊のはらわた」「スパイダーマン」のサム・ライミが製作。村上龍の小説を映画化した「ピアッシング」のニコラス・ペッシェ監督がメガホンをとった。森の中に停まっていた車の中で変死体が発見され、報せを受けた刑事のマルドゥーンとグッドマンが現場に駆け付ける。道路が閉鎖されていたこともあり、死体は何カ月も放置されて腐敗していたが、残された所持品から死体の生前の住所が「レイバーン通り44番地」だったと判明。そこはグッドマン刑事が2年前に担当し、強烈な印象を残している「ランダース事件」の現場だった。過去の事件と今回の死体の関連性を疑ったマルドゥーンは、単身でランダース事件の舞台となった屋敷を訪れるが……。出演は「オブリビオン」「ナンシー」のアンドレア・ライスボロー、「死霊館のシスター」のデミアン・ビチル。

2020年製作/94分/R15+/アメリカ
原題または英題:The Grudge
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2020年10月30日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7

(C)2020 Grudge Reboot, LLC. All Rights Reserved.

映画レビュー

2.5それぞれの事象はこれ怖いな〜って思うやつだけど、なんかそれらをただ...

2024年1月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
zzzzz

3.0ジャパニーズホラー風

2022年12月29日
Androidアプリから投稿

これまでの作品等へのリスペクトやオマージュが多く、怖がらせ方もジャパニーズホラーっぽいんだけどしっかり洋物。

違う年代の複数のストーリーを並行して一つにまとめているのは凄いと思うし、BGMとシーンの切り替えが凄く良い。動からの静、静からの動の切り替えが上手い。
少しビックリさせる方向に行き過ぎたような気もするけど、まぁお国柄ってことで想定内かつ許容範囲内。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
カミムラ

1.5微妙

2022年10月9日
スマートフォンから投稿

伽椰子は好きだが今作は普通に面白くない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
aaaaaaaa

3.0日常への回帰やカタルシスを捨て去ったお化け屋敷の見世物

2022年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ホラーとは、欧米の悪魔モノであれ怪物モノであれ、日本の幽霊モノ等々であれ、基本的にいったん人が超自然現象や不合理、非日常の事態に捉えられたとしても、最後には正統的な宗教の枠組みや合理的思考、社会的価値観に回帰する仕組みとなっている。たとえ悪魔、魔女がどれほど恐ろしくても、やはりキリストの威光が勝利をおさめ、怪物は打ち倒され、幽霊は成仏させられ、正義と日常が回復する――というふうに。異常なまま終わってしまうラブクラフトの小説も、怪物の正体や由来が描かれることによって、読者は「合理的」に納得してしまうのである。そして、その回復するところに、ホラーのカタルシスがあった。

ところが個人的な感覚では、日本の「リング」あたりから調子が外れて、「呪怨」にいたっては単なる恐怖の状況を延々と垂れ流し続けるだけのお化け屋敷=見世物小屋になってしまった感がある。それの行きついた先がA24スタジオの、まともなストーリーなど存在しないホラーであろう。

その視点からは、「呪怨」のリメイクである本作は見世物小屋の典型と化していて、必然的にカタルシスなど存在しない。作品としては、一応、家に取り憑いた悪霊が次々に人間を恐怖に陥れ、異界に取り込んでいるという説明がなされてはいるのだが、それはもはや善悪、価値観とは無縁に、怖い見世物が永遠に続くというだけの話である。

恐怖にメリハリのない、ダラダラとバカげたこの種のホラーは、お化け屋敷に行くのと同じ単なる暇つぶしにすぎない。
しかし、お化け屋敷だって好きな人はいるだろうし、人間、単なる暇つぶしをしたい時だってたくさんある。その意味では、本作はまあ上々の暇つぶしの映画とはいえる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
徒然草枕