アナと雪の女王2のレビュー・感想・評価
全566件中、281~300件目を表示
劇団「アナ雪」による新作アドベンチャー
普段は外国映画は絶対に原語で観る派だけれど、「アナ雪」だけは吹替で観たいと思う。今回は前作から一部キャスト変更があれど、神田沙也加さんと松たか子さんがいてくれることの崇高さ。神田さんではないアナも松さんではないエルサも想像ができない。二人の演技と歌唱パフォーマンスは本当に圧巻。映画を見ていろんなことを思っても、まず最初に語りたいのは「松たか子さんの歌は本当に素晴らしいね!」である。
内容についてでいうと、なんというか「続編」というよりも、アナ雪の登場人物を使って新たな冒険記を作り始めてみた、というような印象を受けた。まるで「公式が同人漫画を描いた」とでも言うような感覚。物語はしっかりとしているし、テーマ性もしっかりあるものの、あえてそれをアナ雪でやる必然性とは?と考えると首を傾げてしまう。この内容なら普通に新作映画を作るべきだったのでは?と思うような。でもなんだかこの流れでシリーズが続いていきそうな気がする。今後「アナ雪」は冒険ものになっていくわけね。
決して「2」が悪いわけではないけれど、あまりにもストーリーに様々な展開を盛り込み過ぎて、過剰に壮大になってしまい、収拾をつけるのに些か強引さが否めなかった。エルサやアナたちはごく微細な糸口から全てを理解し次の展開を読み解く才能に長けた人たちと化しているし、両親の出会いや過去はストーリー設定上重要な意味を持つにも関わらず案外さらっと流される程度。ただエルサが第5の精霊だってことだけは一瞬でわかりました(でもそこはそれでいいと思う)。
楽曲に関しても個人的には物足りないの一言だった。キャッチ―で耳に残る名曲揃いだった前作に比べ、耳に残る曲がなかなかない。とは言えこればかりは前作が奇跡だったとしか言いようがないかもしれない。どの曲も一度聞いただけで次の瞬間には口ずさめてしまうようなパワーと存在感のあるミュージカルは、そう簡単に二度は作れないものなのかもしれない。
とは言え、最終的に訪れる「早く来た代替り」は私にはすとんと腑に落ちた。まるで「もののけ姫」のエンディングのように、それぞれがいるべき場所へと戻っていく。エルサが森で暮らし、アナが女王になるのは、考えたら極めて自然なことのように思えた。ずっと一緒だと約束した姉妹が自分たちの決断で離れて生きることを選ぶことの意味。この点は大いに合点がいった。
そしてどう考えたとしても、アナが女王になってからの話が更なる続編で描かれる気がしてならない。
哲学的アナ雪。自分の存在意義に悩んだら。
生まれてきた意味とか、大多数とは違うところとか、居場所、どう生きていくか。
かなりないい歳していまだに悩んでいる当方としては、2作目アナ雪に静かにドハマリしてしまいました。
アナ雪観て、一夜明けてもまだ泣きそうって人が聞いたら引くでしょうね。
良い意味で、観る前に想像していたイメージと大きく異なった2作目アナ雪。
続編だから1作目より感動薄いだろうけど、ま、ディズニーだから大きく外すことはないから見とけ、、、的に行きました。
大変失礼しました。
1作目アナ雪のような一大ムーブメントで、幼児から老婦人まで髪型まで真似て主題歌を歌いまくる程の、
あの「ガツンと上からやられる」系の魅力的映画とは違い、この2作目アナ雪は、
「足裏からジワジワきて気がついたら虜になってる」深淵魅力系映画でした。
そうはいっても筋立ては疲れません、なるほどなるほどと納得できました。
エルサ、アナだけではなく登場人物のセリフに深みが増したのも良いです。
深いですが、静かにヒタヒタする映画ではなくて、エルサだけとってもその運動量、躍動感たるや大変なことになっています。
「水」の意味合い、見せ方も素晴らしい。
可愛すぎる新キャラクターも登場します、とにかく可愛い。
エルサも最後は雰囲気が、、、。
王国も、、、。
ネタバレになるので細かくは止めておきますが、1作目を深く壮大にした素敵すぎる映画に感じました。
映像、相変わらず美しく素晴らしいですが、小さすぎるお子さんには物語の内容が一部直ぐには理解出来ないところが、もしかしたらあるかもしれません。
個人的には、かなりおすすめの映画です。
Blu-ray出たら買うつもりでいます。
Perfect!!!
とにかく完成度が高い作品でした。
何だか素直な感想じゃないようにも思いますが、『感動した!」とか「素晴らしい!」とか素直な感情はもちろんありますし思わず涙が出てしまうシーンもありましたが、何よりもこの作品をつくり挙げた制作スタッフの方々へのリスペクトが一番最初の気持ちです。
映像、音楽、歌、台詞、ストーリー、演出、等々、全てが丁寧に作り込まれていて、ハラハラドキドキしながらも、こちらが安心して身を委ねて、ただただアナ雪の世界に没入できる、そんな作品でした。
CGで何もかもが自由自在に表現できるということは、作り手の創造力が試される、厳しい世界でもあると思いますが、見事に美しく、豊かで、現実以上に”リアル”な質感や世界観を表現してくれていました。
どれだけの人手や能力、資金が費やされて出来上がっているのかは知りませんが、ゆっくりと大きな字で流れていくエンドロールに、作り手の誇りのようなものを私は感じました。
本当に素晴らしい仕事をやりきって、このような作品として結実したことに対して、拍手を送りたいと思います。
エルサのアスリート感
エルサの運動能力に驚いた。笑
エルサってこんなに動ける人なんですね!
カッコ良かったー魔法の扱いもかなり上達してますね。
オラフのシーンは劇場内でも笑い声が出るほど!
吹替えで見ましたが、声優変わっても全然違和感なく楽しめました!
ストーリー的には感動させようって魂胆が見えるところがありましたが、泣いちゃいました。涙もろいので。
色々な評価はありますがディズニー好きなら、アナ雪好きなら観ときましょう!
観て後悔はしないと思います😉
ミュージカルとして素晴らしい
最初のアナ雪は、おじさんとしては、なかなかシアターで観るには敷居が高く、テレビで観た程度。
今回は、ミュージカルとして観れば、素晴らしいと聞いたので、ちびっ子に混じって吹き替えを鑑賞。子供って、大人は笑わないような、「そこ…?」という場面で、大受けの笑い声が上がるんですね(笑)
松さんと沙也加さんの歌声は、ホント素敵でした。特に『イントゥ・ジ・アンノウン 心のままに』は、前作の『レット・イット・ゴー ありのままで』より、歌い上げるのには、難しいと思いますが、松さんの張りのある歌声は、聴く人に感動を与えます。
オラフの声もピエールさんよりも、声優の竹内さんの方が、キャラに合っているかな…。
映像美は、さすがにディズニー作品。クオリティが高く、エルサが対峙する海の波は、実写以上に迫力がありました。
ストーリー的には、前作より設定が入り組んでいて、三世代前からのシガラミに遡っての展開となるため、小さい子には少し難しいかも…。
でも最後は、エルサもアナも、自分らしい生きる道を見つけて歩み始め、強い女性としての新たな地位を築きあげましたね。オラフも復活し、ディズニーらしいハッピー・エンドでした。
映像美。
どこを切り取っても、すみずみまで美しい。森や風、水、氷、光…すべての描写が綺麗で、魅せられました。あとオラフがかわいい。シリアスな展開のときも、オラフが和ませてくれて、オラフが出てくると劇場の子どもたちが声を出して笑っていたのが印象的。
アメリカの帝国主義政策極まり
アナとエルサの物語としては、両者の魅力が最大限発揮されていて、あたかも彼女たちの父母のような微笑ましさを感じました。
しかし、アナとエルサの祖父が犯した蛮行をハッピーエンドのように落とし込み、謝罪の描写もなしというのはありえない。
まんま、ネイティブアメリカンから土地を奪ってアメリカンドリームを成し遂げた今のアメリカの歴史を正しいものとして描いているようで気持ち悪い。
その描写だけで、マイナス1億点。今後アレンデールが発展する資格はない。
ある意味サーミ人にとっての『イングロリアス・バスターズ』
アレンデール王国で静かに暮らしていたエルサとアナ。ある日エルサは自分にしか聴こえない不思議な歌声が自分を呼んでいることに気付く。エルサはその歌声の誘うままに旅に出ることを決意するがそれは亡き父が子供の頃に起こった悲劇の真相を探す旅であり、なぜ自分が魔法の力を持つのかを知る旅だった。
エルサとアナの幼少期の思い出から始まる物語は期待を軽く凌駕する楽曲に彩られて貫禄十分。ただ全体の作品トーンはダークで重厚、オラフがボケてボケてボケ倒していた前作とのギャップに戸惑う人も多いかも。
エンドクレジットにもしっかり書かれていたので明白ですが今回の物語はサーミ人の民族運動をモチーフにしているので、忽然と消えた民族ノーサルドラ人の出で立ちはサーミ人の民族衣装そのもの。そして作品丸ごとサーミ人にとっての『イングロリアス・バスターズ』になっているというマニアックな仕様となっています。
エルサとアナの物語はミュージカル版『〜帝国の逆襲』&『〜ジェダイの帰還』みたいな血が滾るエモーショナルな展開、オラフのボケが鳴りを潜めた分各キャラクターの内面がグッと掘り下げられていて、特にクリストフが思いの丈を歌い上げる『恋の迷い子』は圧巻ですし、あろうことかオラフにもきっちり泣かされます。
台詞の端々に現代風刺をきっちり滲んでいて、何度も何度もコスられる「正しきこと」には深く考えさせられますし、恐怖心こそが諸悪の根源であるという言及は対テロリズムの決意表明であり侵略に怯えて虚勢を張る某国の態度を揶揄しています。
要するにビックリするくらいヘビーな作品なので、ひょっとするとお子様方はドン引きかも。とはいえどの曲もメチャクチャクオリティが高いのでサントラ購入は必至ですね。エンドクレジットにかかる別バージョンもグッときます。吹替版の上映が圧倒的に多いですがやっぱり最初は字幕版で観るべき、その後理解を深めるために吹替版で再鑑賞というのがいいと思います。
普通のディズニー映画
日本語吹き替え版で鑑賞。音楽も映像も演技もストーリーも前作を越えていないと感じた。まず音楽が映像とピッタリ合った印象が残らない。クリストフの歌が1番良かったと思った。映像と演技もいまいち。映像が迫力ありすぎで、目も迫力ありすぎで、声優さんの演技が少し優しい感じなので、ちょっと合ってない印象。ストーリーがエルサになぜ魔法が与えられたのか?という、あまり興味深くないところに、まさにそれだけの内容であまり感動的でない。前作のように、もう一度観ようとは思わなかった。けれども、観て良かったと思えた。なぜならやはりキャラクターが好きだったので。
アナ女王と雪の精霊
ストーリー展開が早くて、各キャラクターがみんな前向きで楽しくて、あっという間に終わった感じでしたね。
前作以上にミュージカルって感じの曲が多くて、あまりキャッチーではない気がしましたが、歌のかっこよさは前作以上だったと思います。
特別な感動、、とかではないと思いますが、普通に楽しめる映画だと思います。
迫力と歌が最高
今回は映画館で4dxマジカルエディションで観ました。雪や竜巻があると言っていましたが設備が旧くてなかったです、マジカルエディションにしてはあんまり代わりはなかったのが残念でしたが映画はそれを吹き飛ばすほどの破壊力でした。吹替えで観ましたが松たか子さんは歌がパワーアップしてますし、クリストフのDEENみたいな歌自分は好きでした。(ちょっと痛かったけどね) あとエルサがもうアクションが凄い、歌いながら凄い事やりのけてるし後半は白馬の王女でした。アナも鋼のメンタルで何でも来いって感じでした。オラフはブッ飛んでいて可愛く消えてしまうシーンはうるっときました。トカゲも可愛かったしね。
楽しい時間だった
前作がとてもよかったので、二作目も観賞しました。率直に、いい映画だったと思います。ちょっとエルサが超人にみえましたが、、、笑
歌に関しても素晴らしいの一言。前作よりは口ずさむのが難しいとは思いますが(単に自分の歌唱力がないだけかもしれません笑)、それでも物語にぐっとひきこませてくれます。
まだご覧になっていない方には、是非薦めたい、そんな映画です。
全566件中、281~300件目を表示