アナと雪の女王2のレビュー・感想・評価
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続編が難しいなら無理して作らないで欲しかった
前作は国を乗っ取ろうとする黒幕をやっつけてハッピーエンドというありきたりながらも王道な展開だからこそ幅広い層の支持を得られた作品になっていたのに、今作は美意識の高い作品にしようとしてしまったのか非常に話が面倒くさいことになっている。
加えて表現したいことが多すぎるので良く言えばテンポの良い展開なのだろうが、詰め込みすぎたおかげでキャラクター達は大した説明も無しに状況を理解してポンポン行動するので視聴者は置いてけぼりになってしまう。
また、前作のレット・イット・ゴーが評判良かったためか今作はミュージカルの割合がかなり多い。ディズニー映画のミュージカル要素を否定する気はないが、人気作品の続編をわざわざミュージカル要素てんこ盛りにして作る必要があったのだろうか。
安泰した人気が出るだろうと見込んで作られた曲だからだろうか、前作と打って変わって曲の良さに言及する視聴者がごっそり減ったことからも手の込んでない曲になってしまったと言わざるを得ない。
大人が見ても退屈な話なのに子どもがついていけるとは思えないが、そこを危惧したのだろう。おどけたキャラにやりたい放題させておけば面白いでしょ、という薄い思想が透けて見える。
よく人気映画の続編で監督が変わってしまったが為に駄作になってしまったという例は多くあるが、監督も脚本も変わってないのにここまで改悪してしまったのは何故だろうか。
続編だからそれなりに売れるという傲慢さにしか思えない。
孤高のエルサ
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エルサとアナが子供の頃に父から聞いた話があった。
国王である祖父は魔法を使う民族と仲良くやってこうとダムを造った。
ところがその完成の宴会中にその民族が襲って来て争いになったのだった。
で精霊の怒りを買って森はそのまま霧に閉ざされ、出入りできなくなった。
でも父は返って来られた。誰が助けてくれたかは分からないとのこと。
(実はそれが魔法民族出身である母だった、だからエルサは魔法が使える)
で色々問題が起こり、エルサとアナは森を解放しに行く。
魔法の力で入ったその中には、まだ人々が取り残されていた。
やがて奥へと進んで行ったエルサは衝撃の事実に辿り着く。
祖父は魔法民族の魔法を恐れ、だまし討ちにした最低野郎だった。
アナはダムを壊す必要があると判断、大きい生き物を使って壊す。
こうしてハッピーエンド。一旦死んだオラフも復活(場)
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前作ほどではなかったように思うが、それでも面白かった。
エルサが格好いい。主人公はアナと思ってたが、実はエルサか?
エルサは人と違うことで幼い頃から悩んで来たって言ってたわ。
そういうの、すっごい共感する。高過ぎる能力って他人はそれを羨むだろうが、
本人にとっては苦悩を背負わせる十字架的存在なんよな。
観れば観るほど評価が上がっていく。 未知な物は怖いけど、わかってし...
観れば観るほど評価が上がっていく。
未知な物は怖いけど、わかってしまえば怖くない。オラフのセリフには重みがある。
ここからは追記です。
2019年に映画館で視聴した時は前作のほうが良かったと思っていたんですが、数年経ってネット配信で再度視聴したら、脚本や映像の良さがわかったんです。あらためて観ると迫力満点ですし、恋愛要素も冷静に観ると面白いことに氣がついて、大好きな作品になりました。
夢ある映像の進化
大ヒットから間をおいた続編。大ファンでもないから前編の記憶もおぼろげ。そういう観客への配慮はあんまりかな。ストーリー展開がその典型で、だいぶ進んで分かってくる不親切な感じ。
歌と映像は進化した。ここはさすがに素敵、ディズニー映画のお得意なところはいかんなく。でも曲はちょっと難しいかな?
1作目のように社会現象的にヒットしなかったのも頷ける。
これで完結かと思ったらまだ3を作るみたい。えー?
アナ雪ビギニング!?
ビギニング的な物語といいましょうか。エルサの生い立ちそして魔法が使える理由、前作であまり語られなかった両親についての謎を、紐解いていく物語。
危険な冒険の旅に出る、エルサとアナの姉妹の愛がとても素晴らしく描かれていました。時間と共に色々変わっていくのですが、愛だけは変わらないものだと。(by オラフ)
二人の姉妹と共にする、愉快な仲間がまた楽しませてくれます。特に、オラフは前作よりもパワーアップした面白さと可愛さを見せてくれます。おしゃべりが過ぎるのですが、何か憎めない。笑いと共に後半では涙も見せてくれる重要なキャラですね。クリストフとスヴェンのコンビも素晴らしく人間と動物ですが、本当に深い友情でつながっているんだなと思わせてくれます。
今作の主役はエルサだったでしょう。前作は暴走してしまった彼女ですが、女王としての誇りをもちつつも、自分自身の力と不思議な声の謎を解くために進んでいく勇敢さがとても好感が持てました。魔法パワーや使い方もグレードアップしていますし、水?の馬を操る姿やNewエルサに変化するシーンでは、一気にエルサファンになってしまうくらい良かったです。
映像美も素晴らしかったと思います。自然の雄大さ、パワーが感じ取れましたし、相変わらず登場人物の喜怒哀楽すべてにおいての表情が素晴らしいと思います。アニメとは思えない出来栄えでした。
綺麗な映像や音楽
ストーリーは小さい子供には少し難しいと思いましたが、音楽や映像が綺麗で、娘も釘付けになっていました。
娘はアース・ジャイアントって岩のキャラクターが出てくるのですが、それが怖かったとの事でした。
『アナと雪の女王2』
『アナと雪の女王』の、その後のストーリーを描いた作品。
ありのままの自分の力を受け入れたエルサの心の変化、そして生き方の選択・・・
全てが移ろいでいく中で、変わらぬ絆と愛を信じて成長していく登場人物の姿に力を貰いました。
もはやアナ雪1のアンチテーゼになってしまった駄作で蛇足
タイトルにも書きましたが駄作and蛇足である。
内容
いきなり平和だったアレンデールに謎の歌声が聞こえて来る。エルサにしか聞こえないらしい。
その後すぐに災害。エルサ達は魔法の森に向かう……
まず、災害の順番をエルサが把握?してることがおかしい。いきなり出てきた閉ざされた魔法の森。なんぞそれ。
森の中にはいると精霊に攻撃される。戦うと仲間になる。
もはや意味不明。なぜ襲った?倒してもないのに精霊は鎮まり仲間になる。WHY。
そして精霊を鎮めると過去の秘密映像が御大層に当時のセリフ付きで雪像により再現V。WHY。
で、アナとエルサの両親が死んだ理由。エルサの力の謎を解き明かすために秘密の場所を目指して航海にでたから。
必死こいて命からがら秘密の場所に辿り着くエルサ。
両親は大きな船で行って即波に呑まれ死んだのに生身and泳いで(途中で水の精霊と戦闘)無傷で到着。
え?両親犬死じゃん。無駄死にじゃん。
秘密の場所行ってみたら謎の歌声の主は母親だった。
一緒に歌歌って感動的なのだが歌詞に問題が。
「待ってたのはあなた」母親が言う。
アナは?ねえアナは?!アナもお前の子供だよね?なぜエルサだけ待ってたの?ねえ???という疑問で頭を埋め尽くされエルサもアナのこと全然無視。もういないものとしてことシーンは作ってある笑
そして謎の変身シーンを挟んで閉ざされた森の謎を知るエルサ。なぜか凍って絶命するエルサ。これは心が凍る比喩かな。でもアナの頑張りですぐ生き返る。
生き返ったエルサの頑張りで津波からアレンデールを守り何一つ犠牲のないご都合主義映画の終盤。
馬乗っただけで津波に間に合うくらい近い秘密の場所…そんな近所に行くために犬死した両親……
両親の死がチンケなものになってしまったのだが、特に父親。マジで可哀想である。
アートハランで思念として残った?母親とは反対に父親はマジで何もない。死んで、終わり。なんの言及もなく物語としては王妃にエルサとアナを産ませるだけの役割しかない可哀想な父親……綺麗に父親の存在をなくしている作品となっております。
もはやこの作品の父親への扱いの酷さに涙するくらいには酷いですね。
さらにこの作品がいかに酷いか、これです。
最後にエルサが女王を辞めて、ノーサルドラの村に移住してしまったこと。
アナ雪1では「他の人と違う私。でもそんな自分を受け入れて生きていこう」じゃなかったんですか?
アナ雪2で他の人と違う理由は精霊だったから。なので精霊信仰してる村に移住します。人間界は人間であるアナが受け持ってね。私は精霊だから精霊の村に行きます。
おいー!!!
全然レリゴーじゃねええええ!
本当に酷いです。結局違う種は違う生活圏で暮らしましょうで終わるんですから。
エンタメ要素とシリアス要素の合体
2というタイトルに騙された。従来のディズニー映画とは全く異なる大人向けの良作だった。前作のような老若男女が気楽に楽しめるエンタメ作ではなかった。難解ではあるが、愛、運命、家族、自然との共生などのテーマは明確であり、エンタメ要素とシリアス要素をブレンドした、クオリティーの高い作品に仕上がっている。
エルサとアナの姉妹はアレンデール王国で幸せな日々を過ごしていた。エルサは、ある日、不思議な音色を聞き、導かれるようにアナと仲間を連れて、不思議な音色の謎を解く旅に出る。その旅は、エルサとアナの自分探しの旅であり、想像を絶する試練が待ち受けていた・・・。
前作と同様の作風だと思っていたが、全く違っていた。前作同様、映像も音楽も素晴らしい。迫力十分である。しかし、感情移入は難しい。明るく楽しいシーンもあるが、シリアスでダークなシーンが多く、哲学的なところまで踏み込んでいるので、難解であり、作品全体を把握するのが難しい。エンタメ性に徹し切っていたディズニー映画にしては珍しく、分かり易さよりは、作品を通して伝えたいメッセージに重点を置いている。ジブリ作品を観ているような雰囲気がある。
中盤まで掴みにくい物語も、終盤にきて、どんなに未来が不透明であっても、どんなに現実が絶望的であっても、それでもなお、今を懸命に生きようとするアナの考え方、行動で、一気に熱を帯び、ラストに向かって収束していく。アナの生き方は、不透明な現代社会を生きるための指針になっている。素直に感情移入できる。
ラストは、小気味良いハッピーエンドになっている。ディズニー映画らしいエンタメ性を堪能することができる。
本作は、これまでのエンタメ性を重視してきたディズニー映画の枠を超えた作品である。ディズニー映画がエンタメ要素とシリアス要素を融合した映画作りに挑み始めたことを強く実感できる作品である。ディズニー映画の可能性を感じる作品である。
魔法の森を解き放て!!
まさか『アナ雪2』でこんなに悩むとは?
だって壮大な歴史と、自然の精霊たち、そして未来を切り開く物語・・・
だったんですもの。
そして、過ちを認めて改めなければ、未来は開かれない・・・
の、メッセージが込められていました。
前作から5年。
姉のエルサは24歳。妹のアナは21歳になっています。
閉ざされた氷の王国からエルサを助け出したアナ。
姉妹は幸せに暮らしていました。
ところが、エルサは「不思議な声」をたびたび聞くようになります。
そしてその声に導かれて向かった先には・・・
深い霧の壁に閉ざされた《魔法の王国》があったのです。
そしてそこには先住民族や少数民族が住み、精霊がおりました。
地の精霊、
火の精霊、
水の精霊、
風の精霊、
その精霊たちをエルサは起こしてしまいました。
再びアレンデール王国は、危機に見舞われます。
風は吹き荒び、
火は荒ぶり、
アレンデールの国民はアナを先頭に高台に避難することになります。
再び、エルサは氷の魔法の能力に目覚め、《魔法の王国》を霧の壁から、
解放して、太陽と光り輝く、四季のある自然な姿に還す使命を感じるのです。
それはアナの祖父の過ちを正すこと。
アナは立ち上がります。
エルサを救おう!!
アレンデール王国を救おう!!
《魔法の国》の霧の壁を、取っ払おう!!
それには祖父の築いた『ダム』を壊してしまうこと!!
過去の過ちを正すこと!!
人と人を隔てる《壁》は、未来を閉ざす弊害!!
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やがて壮大な叙事詩はフィナーレを迎えます。
アナって本当に頼りになります。
オルフって本当に可愛い!!
(いつも、ピンチで笑いをとって、和ませてくれます)
クリストフも最高!!ホントに良い奴!
トナカイのスヴェンもなくてはならない!
壮大な物語でしたが、映像が本当に素晴らしい。
エルサが水の精霊の透明な馬のゲールで駆けるシーンは、
夢のようでした。
楽曲も前作を踏襲して覚えやすく、水のようにゴクゴクと入って来ます。
アースジャイアント(巨大な石)の働きには本当に驚きました。
水は記憶を持つ・・・その言葉が深い。
エルサは人間と精霊たちの《愛の架け橋》
孤独で孤高の女王・・・なのです。
過去鑑賞
前作と合わせて見るのがおすすめ
ディズニープラスで久々に鑑賞。
大ヒット映画「アナと雪の女王」の続編で、エルサが氷の力を持っている理由や、アナとエルサの両親についての謎などが解き明かされます。
前作では姉妹の愛を中心に描かれていたのに対し、今作は精霊の秘密を探るために魔法の森を冒険するイメージが強かったです。
自然の表現はCGとは思えないぐらい美しかったです。特に、風は命を持っているかのように生き生きと動いている様子は、流石ディズニーと思うぐらい力が入っているように感じました。
また、楽曲も前作に負けないぐらい印象に残るものが多く、特に"Into the Unknown"は未知の世界に飛び込もうとするエルサの気持ちが伝わってきました。
前作と合わせて見ると、納得がいく伏線が回収されているので、1作目と合わせて見るのがおすすめです。
アナ雪1で疑問に思った事が、このアナ雪2で全て繋がった。
なぜエルサには魔法が使えたのか?
なぜ両親は二人そろってアナとエルサを置いて行ったのか?
アナ雪1で疑問に思った事が、このアナ雪2で全て繋がった。
ヒロインが一人じゃなく、姉妹の二人というのも納得。
個人的にはアナ雪1よりもアナ雪2の方が面白かった。
映像もアナ雪2のほうが綺麗。
第5の精霊
2022年2月11日
映画 #アナと雪の女王2 (2019年)鑑賞
大ヒット作の続編です。アメリカではこちらの方がヒットしたみたいですが、日本では1の方が大ヒットでしたね。
1の方が家族(姉妹)の問題にフォーカスしたのに対し、2はそこが家の歴史になったことが違いましたね。
そこが日米の人気の差なのかな?
愛は不変
一文でまとめれば、実は祖父の悪行を背負っていた孫娘たちが、それを理解し、解決しようとする冒険談。謎解き(Into the unknown)ゆえに必ずしもシンプルなストーリーではないが、その分幅広いメッセージ性を持っている作品である。
環境問題のようにも解釈できるし、歴史における異文化の衝突や侵略戦争とも理解できるし、カルマや業のように生まれながらの困難に立ち向かう王女たちの話とも受け止められる。冒険が進むにつれて、登場人物のミッションや行動も変わり、登場人物たちもいつも一緒で一枚岩というわけでもない。
そういった複雑なメッセージ性やシーンの変化がある一方、要所要所で『愛は不変』という決め台詞がある。登場人物の友情の深さや家族愛等、わかりやすいメッセージも繰り返される。
また、過去のしがらみを解くためにダムを決壊させることで、王国が洪水に見舞われるのだが、精霊と魔法の力で被害を防いだ。ハッピーエンドには、トレードオフはない方が良いようだ。
エンディングにおいて、姉のエルサは王国から離れた森で暮らし、森と人間の関係性を維持するような役割を担うようになる。そして、妹のアナはクリストフと結婚し、王女に即位する。そこに悲壮感は全くなく、それぞれがこの冒険の自然な流れに従い、続きを楽しんでいるようにも感じられる。
本論評を最後にざっくりまとめると、人生は運命もあっていろいろあるけれど、いろいろな生き方があるよね。何があっても、家族や仲間が大事だよ、ということになろうか。
話が複雑。前作が良かったのに残念だ。
初めての鑑賞
1作目を鑑賞した翌日に鑑賞
話が複雑で理解に時間がかかった
この映画は子供にも人気があるらしいけど、子供が見て理解できたのかな?
自分のために内容を記録しておきたいのであらすじを書く
子供の頃、エルサとアナは父親から
精霊と共存するノーサルドラの民と森の話を聞く
女王としてアレンデール国を治めていたエルサは謎の声を聴くようになる
何故か精霊が怒りだす
精霊の怒りを鎮めるために謎の声の主を探す旅に出る
旅の途中でかつて父から聞いた森へたどり着く
アレンデール国とノーサルドラの民は交流があったと聞いていたが
30年の間争っていたことが分かる
声の主を探すために再び旅を始めるエルサとアナ
両親が乗り、難破した船を見つける
両親はエルサの持つ不思議な力を調べるために船旅に出て、事故にあったことを知る
エルサは両親が行こうとした場所に第5の精霊がいて、謎の声がここから聞こえてると考え自分も行くことにする
エルサは一人で旅経ち、アートハランに到着
かつて父から聞いたアレンデール国とノーサルドラの民は交流があったという話は嘘で
当時国王だった、祖父が精霊の力を弱めることを計画し、ノーサルドラの民を裏切ったことを知る
ここまで書けば、忘れたとしても思い出せるだろう
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