牝猫たち

劇場公開日:

牝猫たち

解説

日活の成人映画レーベル「ロマンポルノ」の45周年を記念し、日本映画界の第一線で活躍する監督たちが新作ロマンポルノを手掛ける「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の1作。「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督が、夜の街で生きる女たちの切なくも可笑しい日常を切り取った群像ドラマ。池袋の夜街をさまよう3人の女。それぞれの悩みを抱える彼女たちは、呼び出された男たちと体を重ねながら、明日に向かってたくましく生きていく。ヒロイン役に「ローリング」の井端珠里、「アルビノ」の真上さつき、「インプリント ぼっけえ、きょうてえ」の美知枝。かつて日活ロマンポルノのトップ女優としても活躍した「復讐するは我にあり」の白川和子が、SMクラブのマダム役で出演。

2016年製作/84分/R18+/日本
配給:日活
劇場公開日:2017年1月14日

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映画レビュー

4.5デリヘル「極楽若奥様」に集う3人の女

2024年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

脚本が秀逸。 日活ロマンポルノ・リプート・プロジェクトの一編。 白石和彌監督の裸になる女性への優しさが、 人間への優しい視線が美しい秀作。 性風俗を描いて裸の人間が浮かび上がる。 ロマンポルノという枠組みが最大限に生かされる。 流石の白石和彌、たった1週間の撮影でこれだけの結果を残す職人。 デリヘル「極楽若奥様」に集う3人の30代の女性。 店長の音尾琢磨・・・デリヘル店長にしか見えない寄せ方。 3人のデリヘリ嬢は特に影がある訳ありではない。 普通の女たち。 シングルマザーの里枝には5歳の息子がいて、 ベビーシッター(若い男性)にたびたび預けている。 この子がいじらしい。 シッターの男は里枝を終始責める。 「親の資格がない・・・」と。 貴子は良家の若奥様風。 妻を亡くした老人にセックスなしの癒しを求められて、 ラストには無理心中を迫られる。 修羅場だ。 結衣は所有するマンションに10年引きこもっている中年に 良く呼ばれる。 男はピザの宅配を常食として後はネットの検索と、炎上を企てて 暇潰しをしている。 結衣には好意を持ち、「極楽奥様」の炎上を企てて、結果として「極楽若奥様」 は警察の摘発を受ける。そして廃業に追い込まれる。 女性たちが客に対して常に敬語を使い僕のように振る舞う姿。 奥さんてのは威張っていられるし、夫と子供なんて 命令系統だし、主婦は3日やったら辞められない。 カード破産したのかネットカフェに寝泊まりする貴子。 やはり人生の場末感は強くて、深く染まると、 抜け出せない場所なのかも。

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琥珀糖

3.53人のデリヘル嬢

2024年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

10分に1回の濡れ場、「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の一作。 白石和彌監督作品『凶悪』(2013年)、『日本で一番悪い奴ら』(2016年)が好き。今作の後に公開した監督作品『孤狼の血』(2018年)も好き。『死刑にいたる病』(2022年)は、そろそろ再視聴しようと思っている。『碁盤斬り』(2024年)も観たい。 今作は池袋が舞台。 3人の女性に焦点を当てている。 3人の女性の勤め先であるデリヘルの裏側にも触れ、ケンタという幼い子も登場し、奥の深さがある。 様々な人が特定の人になつく。 なかなか引き込まれるストーリーであった。

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Don-chan

3.5嫌いになれない、むしろ好き

2024年9月23日
iPhoneアプリから投稿

ストーリーはまったく自分の生きている世界とは異なるものなのに、なぜか映画の温度感が心地よい。

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Ayaka

3.0牝猫

2024年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

テンポよく飽きずにみれた

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ABCD

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