ナラタージュのレビュー・感想・評価
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静かに、静かに、心に沁みる映画
静かに流れる時間の中にあって。
嫉妬に狂い相手を傷つけては、自分を取り戻そうともがく小野。相反する感情の中で苦しむダメ男がドストライク。いや今回の坂口健太郎がドストライク。もっと汚いところを見てみたかった。
好き!
好みが分かれると、色々なレビューを見て感じていながら挑戦してみました。
結果から言うと、わたしは観て良かったです。
潔癖な恋愛が好きな人には、到底理解出来ない人物しか出てないと思います。正しい事は分かっているのに、それが出来ない現実を泣きながら恋してるという。愛ではなく恋だなーとは感じました。好きはあるけど、みんな押し付けがましく、唯一松潤だけはそっと包み込む優しさがありました。
色々なサイトのレビューに飛び交っている、松潤の狡さは、わたしには優しくずるく未練でいっぱいと映りました。
こういう時どうしても松潤を責めがちですが、松潤もかすみちゃんも坂口くんも、現実にはありがち!!あるある!誰も悪くないし、人間の弱さと優しさと未練と未来をさらっと見せて貰えました。
泣きはしませんし、壊れるくらいの好きは伝わりませんでしたが。互いに静かにしっかり好きだったんだなと切なくなり、最後はすっきりしました。
ただ、携帯チェックや変質者から追われるのは、リアル過ぎて要らなかったかな。違和感が凄かったです。
真剣に見入った映画でした
有村架純さんの体当たりシーンですごくテレビやニュースで話題になって居たので、気になって見ました。
回想シーンが所々入り込んできて、一瞬あれ?ってなりましたが、すぐ追いつけました。
先生離婚してなかったんですね。
シャワー室でシャワーをかけて怒ってたキスしたシーンは、わー!!でした。笑
小野くんの嫉妬して怒った時の表情が怖かったです。
関係者のみの試写会の時は、付き合ってはいるものの小野くんが無理やり犯すシーンがあったそうで、話題になってましたが、DVDはカットされて居ました。
事務所の方針でカットになったそうですが、女優魂で演じたシーンなのにカットはもったいないですね。
そして変な男の人に付きまとわれて助けて欲しくて電話したのに、迎えに行ったら俺のこともっと好きになってくれる?なんて質問してくる男くそですね。
小野くんが、後半から先生への嫉妬で思考がずれ込んできてて酷い人になってました。
けどそれくらい彼女のことを好きだったんですね。
悪いと思ってるなら土下座しろや、靴脱いでってなど、酷いことまで言ってしまうけど、本当に好きなのが伝わってきました。
3年生で仲のいい子がてんこうしてしまってから、孤独になってずっといじめられて居て、自殺まで考えて居たんですね。
全てを救ってくれたのが先生だったんですね。
奥さんとやり直すために東京に戻るって言ったその日に、最後にもう一度家に行きたいという彼女。
そしてアメリカ人スタイルのように突然全裸からの濡れ場が始まって、えーーやるんかーい!でした笑
話題に上がるほど過激ではなかったのですごくカットされてしまった模様です。
純粋な愛だけど、愛として成り立ってたのでしょうか。
先生はどう思ってたんでしょう。
ポルトガル語で幸せでありますように。
寝てる間に懐中時計を直してくれたんですね。同僚さん。
そして同僚さんが最初と最後にしか出てこない贅沢な使い方でした。笑
最後、電車で帰る時、1人で帰ったのに、
駅の通りで、先生見送ってましたね。
なんかずるいです、ずっとずっと、切なすぎです。
淡々と進むのにとても感情が詰まった映画でした。
綺麗だけどとても切ない作品でした。
幸せであるように。
この愛の姿は美しいのか、苦しいのか
映画の配給会社に勤める泉は、大学時代の事を思い出す…。
大学時代のある日、突然掛かってきた電話。高校時代の演劇部の顧問・葉山から、演劇に参加して欲しいというものだった。
泉は高校時代から、葉山に想いを寄せていた…。
本作も近年の邦画恋愛物に氾濫する先生と生徒の禁断LOVEだが、少女漫画原作物とは違う。
原作はベストセラー恋愛小説だし、ファンタジーみたいなアホ設定でもないし、その類いの中では悪くはない出来だと思う。
それも行定勲の手腕だろう。
退屈との声も多い。確かに静かで淡々としているが、内に秘めた激しい感情が感じ取れる。
泉と葉山の共通の趣味であるヨーロッパの名作映画。それらを意識したであろう心理描写、表情や仕草一つ一つ丁寧な、大人の恋愛ドラマ。
そんな監督の演出に応えるかのように、キャストも繊細な演技を披露。松本潤もスターオーラを消した抑えた好演。
とりわけ有村架純が秀逸。濃厚なキスシーンやラブシーンも演じ、これまでで最もしっとりとした大人の女性を体現。
本作が公開された昨年は『3月のライオン』でビッチを演じ、『関ヶ原』ではアクションにも挑み、演技の幅を広げた一年だったと思う。
この手のジャンルにしては悪いタイプではなく、キャスト陣の演技も悪くなかったが、話に入り込み感情移入出来たかとはまた別。
やはりどうしても、登場人物たちの心情が解せない。
泉は参加した演劇で知り合った小野と付き合うようになる。しかし、その心の中には常に葉山が…。
葉山も泉へ特別な感情を抱いているのは明らか。しかし葉山には妻がおり、精神を病んでいる妻の事が心の重荷になっている。
好青年だと思った小野は実は束縛が強い。
それぞれ、本当に相手の事が好きでいるのか。
ただ傷付けているだけではないのか。
報われない、結ばれないのは、泉が当時を思い出す冒頭シーンですぐ分かる。
誰もがウジウジ、未練タラタラ。それを延々引きずったままの堂々巡り。
こんな痛々しく、重苦しい恋愛模様の何処に共感しろと言うのか。
だからこそ、本当は好きで好きで堪らない秘めた想い。
それを、ラスト近くの浜辺のシーンで留まらせて欲しかった。
その後の、二人が別れとして最後に愛し合うシーンは要らなかったと思う。
浜辺で別れてたら、もうちょっと感じるものは違ってたかもしれない。
好きだけど、好きになってはいけない人…。
当事者たちにとっては悲しく、辛く、苦しくも、美しく、尊い想いかもしれない。
人それぞれだが…、理解は出来ない。
静かに話は進むが、熱がこもっている内容
葉山先生のことが好きだったが、想いを伝えずに卒業した工藤。
久しぶりに先生から連絡を受け再会し、昔の想いがよみがえってきた。
しかし、葉山先生の現状を知り、2人は離れる。
工藤は、小野という共通の趣味で知り合った人と付き合うことになるが、先生の想いが忘れられず、先生のもとに戻る。
そして7、2人はそれぞれの想いを伝えるが、結局離れてしまうという内容だった。
原作を読んでいるので、大体の流れは知っていた。
原作に比べるとだいぶカットしていたが、それでも良い作品だと思った。
離れていてもお互いのことを想い、頭から離れないのは本当のに好きなんだと思いました。
小野君は、自分に自信がないのだと思いました。
だから、自分が愛されているのかをすごく気にしてしまう。
誰でも持っている自信のなさがよく出ている人物なんだと思いました。
原作では、面白い終わり方だったのに映画にはなく残念でした。
行定監督らしい未練タラタラ系映画
この映画は行定監督の俳優選定なのか?既に役者ありきの監督引き受けなのか?
俳優の組み合わせに疑問。
松本潤を使いたければ、もう少し幼い感じの元生徒役を用意すべきだと思うし、有村架純を使いたければもう少し大人の先生を用意したい。
有村架純の方が大人に感じる。
松本潤と有村架純を組み合わせたければ、脚本を若者向けにしたい所。明るい様な。
しかし、この映画にはそれが無い。20代から上のカップルが観る様な大人しめ内容。
2人の新たな魅力を引き出す為のチャレンジと言われればそれまでだが、チャレンジは成功とは言い難い。
また、恋愛映画なのだが長いよね。
ストーリーの方向性が分かってしまうよね。
かなり前から。
行定監督らしいんですけどね。
恋愛表現のベタさ加減も監督らしい未練タラタラ系。
いきなりテーマが難病や死んでしまうとかでは無く純粋に少し大人の恋愛映画を観たい人にはどうぞ。
いい映画だった
昨年劇場へは行けず、今日からレンタル開始になりやっと観た。コミック原作の恋愛映画が続くなか、久しぶりに本格的な恋愛映画だった。
まず有村架純の演技がうまかった。表情と口調ではっきり気持ちが伝わる。松本潤は違う役者に見えた。いい意味で松本潤に見えなかった。小説が原作の映画はやっぱり見ごたえが違う。とても面白かった。作品の中で、初めて葉山先生と話す泉がもうすでに不機嫌で少し挑発的で、そうなると葉山先生は完全に大人で教師で、泉が笑っているときは男の自分を少し出してくる。目があった、私にだけ話してくれた、落ち込んだときに連絡をくれた。好きな人からされるそんなことが、とても大切だったあの頃を強く思い出した作品だった。
人生ワースト3に入る映画。
もう、珍しく、カスみたいな内容の映画だったw
よくある、恋愛映画!かと思いきや、暗い!うじうじ!だらだら長い!展開しない!え!?終わり!?って感じで、上映中、あまりにカス内容なので、逆に、これどう展開していく訳!?wと、失笑ものでした。
友達に誘われて映画館行きましたが、まじで、お金の無駄!DVDですらない!!!そして、あんな映画に出た松潤に謝ってほしいレベルです。花男とゆう最高の恋愛演技をこなす彼を、こんな駄作にでてほしくない!とまで思わせる、そんな映画でした。
結局、そうなっちゃうのね・・・
涙腺への影響:なし
集中力:ラストまで何とか・・・維持
原作未読での公開直後に鑑賞。正直な感想はもっともっと
切ない恋愛ものだと思っていたので、ちょっと拍子抜けしました・・・。
うーーーーん。出演者は皆、良かったし、特に有村架純ちゃん、
坂口健太郎くんはぎこちなさや、お互いに感じているであろう、
本当は気付いているであろう2人の間の「距離感」をうまく出せて
いたと思います。
実際、あんな感じのカップルって多いのでは?
それにしても、先生ーーー!ずるいなーーーー。
最後まで引っ張って、我慢しておいて・・・。
結局、お別れ前提で肉体関係を持っちゃうのは、まったく共感
出来ませんでした・・・。それなら、もっと早くから手出しして
ても、良かったような・・・。
「愛する人を大事にすること」の意味、方法を考えさせられた
映画でした。
最後に・・・妄想劇場。ポイント
坂口健太郎くんの切れっぷりが面白かったです。彼は一番でない
男を演じたら、本領発揮する役者さんではないでしょうか・・・。
切ない。
ナラタージュ観てきました。
個人的に松潤と架純ちゃんがすごく好きなので、2人のタッグが見れて良かったです!
ただ、期待の方が大きくて内容はそんなにでした。
ですが、一人一人の切ない演技が伝わってきて、とても良いシーンもたくさんありました。特に、泉の葉山への想いが本当に深くて、その演技に胸が苦しくなりました。
また、坂口くんが演じる小野の泉への想いも深かったです。一度は実ったものの、泉は結局葉山への気持ちを抑えきれなくなり別れることに。それまで小野の行動や言動には少しイラッとしていたものの、その時の小野の優しさにはやられました。
想いが通じているが、結ばれない。この切ない恋。とてもいい映画でしたがあと一歩欲しかったなと思いました。
感情移入できませんでした
すみません、いい歳をして真面目にこの映画を見てしまいました。楽しめた方もいらっしゃるようですので、一参考意見としてお読みください。
行定勲監督の叙情派映像に浸り切ろうと思いまして、長時間フライトの機上で拝見しました。なんなら人目をはばからず泣いてやろうかなと、ハンケチを用意して準備万端、泣く気満々で拝見したですよ。
しかし。
これは一言で言いますと、はっきりしない男女がモジモジした恋愛を繰り返すというだけのお話でした。
原作の小説はすばらしいんでしょうか? 読んでないのでわかりませんが、すみません、ぼくは多分読まないとおもいます。
泣くどころか、映画に何の深さも無いですし、映像も役者の演技も叙情的でもなんでもなく、共感も感情移入もできず。かつ、見終わってスカッともしません。
主人公のマツジュンさん、確かにいい顔してると思うんですが、この男のどこにヒロインの有村架純さんが惚れたのか、結局最後まで分からず仕舞いでした。これはきっとこの人に魅力が無い、ということなのでしょう。
ヒロインも、なんか終始ウジウジしているばかりでした。ちょっとくらいかわいいと思ってウジウジ周りを振り回しやがって。もう一人の男の子(劇中で小野くんと言われてました)がかわいそうじゃん。
唯一、小野君のご実家のシーンがほっこりしててよかったですかね。でも、見所を強いて挙げるとしてもそのくらい。
長い映画でしたね。
長時間フライト中とはいえ、時間の無駄でした。途中で飽きて、機内販売呼んだりしちゃいました。
次回作に期待します。
切ない
静かな世界観。不倫と知らずに好きになってしまい不倫と知って寝る。振り払うための恋人は嫉妬深くでも、松潤が奥さんの所に戻ることを決めて、最後の夜を共にする。切ないストーリーだな。
ちょっと、松潤がミスキャストな気がする。
恋愛映画?
全体的にモヤッとしていて、伝えたい事が分からなかった。
懐中時計にまつわるエピソードの紹介だったのか?
背景となる時点が、現在、新卒時代(?)、高校時代というのが、近すぎるのも分かりにくかったかも知れない。
原作の小説は読んでないが、映画としては、あんまり魅力的ではない気がした。
👩🏻
有村架純さんの演技は素晴らしいと物凄く思えるようなものでした。久しぶりに映画で松本潤さんを見ましたが演技が上手くなってるような気がしました。ゆっくりと流れて進んでいくストーリーはドキドキするとゆうより言葉では表せない感情になりました。雨の日になると思い出す、悲しいようでどこかいい思い出のような難しい表現でわたしはこの表現が好きだと感じました。
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