しあわせのパン
劇場公開日:2012年1月28日
解説
原田知世と大泉洋が主演し、北海道・洞爺湖のほとりの小さな町・月浦を舞台に、宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる人々の人生を四季の移ろいとともに描いたハートウォーミングドラマ。りえと尚の水縞夫妻は東京から北海道・月浦に移住し、パンカフェ「マーニ」を開く。尚がパンを焼き、りえがそれに合ったコーヒーと料理を出すマーニには、北海道から出ることができない青年や口のきけない少女とその父親、思い出の地を再訪した老夫婦などさまざまな人々がやってくる。
2011年製作/114分/G/日本
配給:アスミック・エース
スタッフ・キャスト
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2022年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ー パンカフェを営む夫婦、水縞夫婦(原田知世&大泉洋)と、その店を訪れる客たちの人生を描いたドラマ。緑の草原、真っ白な雪など、北海道の春夏秋冬も楽しめる作品。
久しぶりに、北海道に行きたくなります・・。-
■東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上でパンカフェ・マーニを始めた夫婦・水縞りえと尚。そこには夏秋冬それぞれの季節にさまざまな思いを抱いた客がやって来て、水縞夫婦が作るカンパーニュなどのパンや、スープを食べて、夫々の拘りを幸せを見つけていく。
◆感想
・監督、脚本が、三島有紀子さんと鑑賞後に知って少し驚いた作品。何故なら、三島監督のその後の作品は、シビアな内容が多かったからである。
・今作が醸し出す、優しい雰囲気は矢張り原田知世さんの、透明感溢れる柔らかい姿と、北海道と言えばこの人、大泉洋の原田さん演じるりえをいつも、気遣っている姿からだと思う。
ー しっかりとは、描かれていないが実はりえさんも、東京で疲れてしまって、自然豊かな北海道にやって来たのではないかな・・、と私は思いながら観ていた。-
・2011年公開作なので、既に亡くなられた名優お二人が夫婦役を演じられた”冬”の物語や、未久ちゃんとそのお父さん(三石研)が、妻・母と別れ、傷ついた心をりえが作るスープで癒す”秋”の物語が、個人的には好きだったな。
<店の常連(あがた森魚)がいつも抱えていた、大きなカバンからアコーディオンを出して演奏するシーンなど、ほっこりするシーン満載の作品である。
心、穏やかになれる映画です。
ナレーションの女の子が誰かが分かったシーンも多幸感に浸れます。>
2022年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
悩みをもって店に訪れる訪問者、それを温かく接し見守る店主夫婦と村の人たち。絵本を見るような設定、さらに洞爺湖畔の美しい自然と雄大な風景。四季の一番美しい場面を絵葉書のように切り出す。温かい気持ちになれるそんな優しい作品でした。
森カンナはかわいかったな。
癒される為だけの映画。
食べ物を題材にしている話をついつい選んでしまうのだが、こちらの映画に出てくるパンや食事はあまり美味しそうとは思えなかった。嗜好の問題だと思うけど。ちょっとお洒落過ぎたかな。
四季折々の風景や物語の運びは素敵で、結末も素敵。
ただ1番最初に出てきたかおりさんは演技がイマイチでちょっと観てて痛かったが、冬まで観れて良かった。
「ぶどうのなみだ」を観るかはちょっと考え中。