新・猿の惑星

劇場公開日:

解説

「猿の惑星」シリーズ第三作。製作はアーサー・P・ジャコブス、監督はドン・テイラー、脚本はポール・デーン、音楽はシェリー・ゴールドスミス、編集はマリオン・ロスマンが各々担当。出演は前ニ作にも出演したロディ・マクドウォールとキム・ハンター。ほかにブラッドフォード・ディルマン、ナタリー・トランディエリック・ブリーデン、ウィリアム・ウィンダム、サル・ミネオ、リカルド・モンタルバンなど。

1971年製作/98分/アメリカ
原題または英題:Escape from the Planet of the Apes
配給:フォックス
劇場公開日:1971年7月31日

ストーリー

1973年のある日。アメリカのカリフォルニア海岸から一キロ離れた海上に、国籍不明の宇宙ロケットが落ちた。そのカプセルは、急報を受けたアメリカの陸・海軍の手で収容されたが、中から現れたのは、三人の猿人コーネリアス(R・マクドウォール)、ジーラ(K・ハンター)の夫のマイロ(S・ミネオ)だった。彼等は軍基地に収容されたが、その後すぐに、ロサンゼルス動物園の付属病院に入れられた。そこで調査に当たった動物心理学者ディクソン博士(B・ディルマン)と女医ステファニー(N・トランディ)を善良な人であることを知った三人の猿人は、自分たちが、最終爆弾で滅亡する未来の地球からタイム・トラベルで逃れてきたことを語った。その直後、マイロは隣の檻にいたゴリラに殺されてしまった。やがて、大統領(W・ウィンダム)の命令で、猿人の査間委員会が開かれ、彼等の重大な発言が、委員たちを混乱させ、言語をしゃべることが、彼等に衝撃を与えた。猿人夫婦はアメリカ市民の友好的歓迎を受け、人間社会の文化を楽しんだ。しかし、大統領の科学顧問であるハスレイン博士(E・ブリーデン)は、ジーラに催眠療法をほどこし、彼女が未来社会で人間を虐待していた事実を知った。そして、コーネリアスの過失で基地の人間が殺されたのをきっかけに、猿人の抹殺を大統領に訴えた。そのころジーラは子供を生み、マイロと名付けた。だが、ハスレインの銃口はすでに猿人親子を執拗に追っていた。廃船ドックに逃れた親子は、ハスレインの銃弾の犠牲となり、ディクソンがかけつけた時は、ハスレインともども、猿人親子の死体があった。しかし、本物の猿人の子孫第一号のマイロはひそかにサーカス団長(R・モルタバン)の手に預けられていた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0黙示録で創世記。だが、共に滅ぶ運命なのだ。

2024年11月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.50036 ジーラとコーネリアスは円盤も作れるんや!

2024年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

1971年公開
カネないけどええもん作れと倒産寸前のFOXに
無茶振りされたザナックジュニア。オトンは既に追放済み。
そや!ロケだけですむ現代にタイムスリップしたら
安上がりや。 当初は安易な企画だったが
しかしそのおかげでミッシングリンク的に過去と未来が
繋がった。物語もサスペンスフル。
ボクシングを見て「人間は野蛮だ」とのたまう
コーネリアスが面白い。
70点
初テレビ鑑賞 1975年3月31日『月曜ロードショー』

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NWFchamp1973

3.5前作の唖然としたラストから、そう来たかという展開、正にこの後、現在まで続く“猿の惑星”の原点とも言える秀作

2024年6月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前作「続・猿の惑星」が自分にとってはブッ飛びの珍作だったので、逆に面白くなって、どこまでブッちぎって行くのか見届けようと思ったのと、前作のラストからどうやって次作に繋げるのか気になって観ましたが、これは面白い展開

本作はブッ飛び要素はなく、前作からとても上手く繋いだなあと納得のストーリー展開
でも、これを肯定すると“卵が先か、鶏が先か”のタイムパラドックスに陥りますが、面白いからOK

衝撃のオープニング、そして悲壮感と画面がブラックアウトした後の不気味な“ママ・・・ママ・・・”の声で終わっていく、これまた衝撃的で悲しいエンディング
これから起こる顛末を知っているが故に何とも言えない後味の悪さが切なくなります

猿が人間よりも下等だとの人間の傲りや人間と同等に考え喋るジーラとコーネリアスに脅威を感じ、彼らを監禁し不当に扱い、しまいには彼らと生まれた赤ん坊まで殺す人間の醜さよ
現代でもやっていることは変わってないなと思うし、本当にこういう流れで将来人類は自滅するのかもな、と思えてしまいます

と、この先から2024年の現代まで脈々と作り続けられる人気シリーズを決定付けた秀作だと思います

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Jett

5.0再評価されるべき作品

Mさん
2024年5月31日
Androidアプリから投稿
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M

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