いま、会いにゆきます

劇場公開日:

解説

夫と息子と、彼らのもとに戻って来た死んだ筈の妻が織り成す愛の奇跡を描いたドラマ。監督は、映画初演出となる『オレンジデイズ』の土井裕泰。市川拓司による同名小説を基に、「スペーストラベラーズ」の岡田惠和が脚色。撮影を「スウィングガールズ」の柴主高秀が担当している。主演は、「星に願いを。」の竹内結子と「赤線 AKA-SEN」の中村獅童、「丹下左膳 百万両の壺」の武井証。

2004年製作/119分/日本
配給:東宝

ストーリー

「雨の季節に戻って来る」そう自作の絵本に書き遺して、秋穂澪が逝って1年。夫・巧は妻を幸せにしてやれなかったことを、6歳の息子・佑司は自分が生まれたせいで母の寿命を縮めたことを、今も悔やんでいた。やがて、梅雨。果たして、澪は約束通りふたりのもとに帰って来た。記憶を失くしているものの、巧との想い出を辿りながら次第に夫婦の、そして母子の絆を取り戻していく澪。だが梅雨の終わりと共に、彼女は再び彼らの前から姿を消した。しかし、巧は澪が遺した日記帳によって、実は大学時代に交通事故で生死の間をさまよっている時、未来へジャンプし巧との結婚生活を体験していて、巧と結婚すれば、佑司を出産すれば死ぬ運命にあると分かっていながら、それでも彼との結婚を選んだことを知るのである。そう、澪は幸せだったのだ! 澪が戻った奇跡の6週間で、巧と佑司はそれを確信することが出来た。

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スタッフ・キャスト

監督
脚色
岡田惠和
原作
市川拓司
製作総括
島谷能成
斎藤薫
安永義郎
亀井修
細野義朗
伊東雄三
エグゼクティブプロデューサー
本間英行
企画
濱名一哉
企画協力
那須田淳
製作
近藤邦勝
プロデューサー
市川南
春名慶
堀口慎
撮影
柴主高秀
美術
種田陽平
音楽
松谷卓
音楽エディター
清水和法
音楽プロデューサー
北原京子
主題歌
オレンジレンジ
録音
鶴巻仁
音響効果
柴崎憲治
照明
上田なりゆき
編集
三條知生
スタイリスト
鈴木智子
篠塚奈美
馬場恭子
土屋直世
鍵山奈美
アソシエイト・プロデューサー
山田健一
製作担当者
武石宏登
助監督
猪腰弘之
スクリプター
鈴木一美
スチール
宮田薫
CG
曽利文彦
保坂久美子
劇中絵本作画
こじまさとみ
「いま、会いにゆきます」製作委員会
大岡大介
田中康之
辻本珠子
瀬田一彦
藤巻直哉
吉田恵
矢部征嗣
藤崎博文
植田文郎
山川恵一
菅原朝也
中澤裕行
庄野樹
新里健太郎
鈴木謙一
小川義延
松本務
井口真一
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映画レビュー

5.0

2023年5月17日
スマートフォンから投稿

泣ける

幸せ

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なすこ

4.0隣は、いごこちがいい

2023年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

エンドクレジットで流れるORANGE RANGEの「花」が、とても印象深いファンタジーラブストーリーです。
妻(竹内結子)を亡くして1年、また雨の季節がやってきた。
不器用な夫(中村獅童)は、一人息子(武井証)と暮らしていた。
ある日、妻が戻ってきた・・・。
主演の二人はもちろん、子役の武井くんもとてもいい。
何回見ても泣かされる。

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いやよセブン

4.0竹内結子さんが美しい

2022年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

改めて美しい人が逝ってしまった・・・と、悲しい気持ちになりました。
でも、この映画の中では、24歳の若さの竹内結子さんが、永遠に輝き続ける
・・・親族の方には残酷なことかも知れません。

最後まで映画を観ると、澪(竹内結子)は巧(中村獅童)の事を、高校一年の
はじめて見た時から好きだったのですね。
初恋でした。
巧よりむしろ恋の成就を望んでいたのは澪で、澪の願いを叶えてくれたのが、巧だった
・・・そう思えて来ます。

澪は巧と結婚して佑司を授かり、27歳の若さで病死してしまいます。
「一年たったら、雨の季節に又戻ってくるから」
と、言い残して。

澪が帰ってくる6週間の日々が愛おしいさ。
宝物のような邂逅の日々。
この6週間の再会があったからこそ、巧も佑司も残りの日々を生きられたのですね。

澪が現れる廃工場が、ファンタジーのようにレトロで美しい。
悲しいストーリーなのに、なぜか癒される映画でした。

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琥珀糖

3.5大切な人がいる幸せ

2022年7月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

楽しい

自ら進んでこのような作品は観ないが勧められたので鑑賞。

まず、平岡祐太の演技大丈夫か?と心配になり、よくキャストに選ばれたなと思ってしまった。
しかし全体を通すと出てくるシーンは少なくこれでいいのかと納得できた。

逆に子役の武井証の演技が素晴らしく本当に可愛い子だった。この子の演技が涙を誘う。

美山加恋も出ていて懐かしい気持ちになった。

所々笑えるシーンもあり観ている側の感情が操られてしまった。
過去の結婚するまでの会話や回想シーンは個人的には好きである。

竹内結子がケーキを12年分買うのも心が締め付けられる。今は本当にいないのだと全体を通して不思議な気持ちで観てしまった。

一人で鑑賞したが好きな人、大切な人と一緒に観ることを勧めたい。

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ともーみ
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