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映画「ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)」 ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)
劇場公開日:2017年9月1日
解説
モンキー・パンチ原作の人気漫画をアニメ化し、1978年に製作・公開された「ルパン三世」の劇場版シリーズ第1作。不二子からの依頼で、永遠の命が与えられるという伝説の「賢者の石」をエジプトのピラミッドから盗み出したルパン三世。しかし、不二子はルパンから賢者の石をだまし取り、ある人物のもとへ去ってしまう。その人物とは、1万年もの間、「神の実験」と称して自身のクローンを作り続けてきた、マモーという名の複製人間だった。マモーは自ら「神」を名乗り、ルパンに不老不死の話を持ちかけるが、ルパンは相手にしない。怒ったマモーは不二子をさらい、ルパンは圧倒的な力を持つマモーと対峙することになる。初公開から39年を経た2017年、初の4Kデジタルリマスタリングが行われ、5.1chサラウンド化した上で体感型上映システム「MX4D」で上映。監督の吉川惣司が自らMX4D監修を行った。
1978年製作/102分/G/日本
配給:トムス・エンタテインメント
日本初公開:1978年12月16日
スタッフ・キャスト
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2023年4月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
レギュラーメンバーの絆感が渋い。
「俺は夢、盗まれたからな。取り返しに行かにゃ」
「夢ってのは女の事か?」
「実際クラシックだよ、お前ってやつぁ」
ってシーンが意味わからんけど好き。
2022年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
日本アニメ界に今なお熱狂的なファンを持つカルト・アニメの名作。後続の『カリオストロの城』と比べても、同じキャラクターとは思えないほどルパン三世のバックストーリーがないがしろにされているので、別のキャラクターが登場する作品と思われても仕方がないだろう。
ルパンは女泥棒兼スパイの峰不二子にそそのかされ、エジプトのファラオの墓から賢者の石を盗み出すことに成功するが、不二子はそれを犯罪ビジネスの契約に利用する。
その指令を出したのは、マモーという謎の男であった。「神」と名乗るその狂人は、「コピー人間製造法」を発明して1万年前から生きている。彼が所有するカリブ海の島には、ナポレオンやヒトラーの人間レプリカがある。そして、人類の夢である「永遠の命」の研究に取り組む男たちがいる。............ ルパン最大の敵、マモーとの戦いは、意外な結末を迎える。
シュールレアリスムや実験的な要素を盛り込んだ、おそらく日本アニメーションの最高傑作であり、当時は『カリオストロの城』以上の人気を誇ったが、現在ではその評価は逆転している。
2022年8月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ルパン一味との出会いはTV第2シリーズ、ルパン初の映画は本作だった。
粋でイナセな連中が大好きになり、とりわけ次元大介に惚れた。
本日、このレビューをアップするのは小林清志さんの訃報に触れ、哀悼の意を示す為に他ならない。
小学生の間は母に漫画を禁止されていた為、中学に進学してからは古本屋を巡って「アクション・コミックス」の原作を掻き集めた。現在のようにユーズドコミックスの大手FCチェーン店がある時代ではない。日焼けし、カバーも失われた本ばかりだったが購入した。発売から10年以上も経過した青年漫画が見つかる事は稀だったのだ。
第2シリーズのルパンはみんな知っていても原作を見た事のある同世代はいなかった。
だから、私にとって「ルパン3世の映画」とは、本作「ルパン対複製人間(クローン)」この1作に尽きるのだ。
後発作品は、ルパンの原作からかけ離れている。特に宮崎駿氏の絵柄には馴染めず、カリ城以前でも第2シリーズの「死の翼アルバトロス」と「さらば愛しきルパンよ」は突然何が起こったのか?!と思った。大人の都合で、ルパン達が何か別の作品になってしまうんじゃないか?と心配したものだ。
そんな思いがあったから「カリオストロの城」はどうも馴染めない。
大人になってから改めて鑑賞すれば、実に良い映画ではあるのだが、私にとって「ルパン3世」ではないのだなぁ。
JC時代は大藪春彦を愛読し、S&W M19コンバットマグナムとS&W M27 357マグナム、ブローニングM1910のモデルガンを入手していた。(話の合う女子中学生はおらんてw)
JK時代はレイモンド・チャンドラーが愛読書になっていく。
ルパンがどんどん原作から離れていくのが嫌で、TVシリーズはpart3、映画は風魔一族の陰謀、SPはロシアより愛を込めてまでで観るのをやめた。
ゲームブックは双葉社・スタジオリードのを全19巻、漫画は山上正月の通称ルパン3世Yまでは全巻買った。
という訳で、原作のハードボイルドなエロティック・クライムサスペンスこそが「ルパン3世」だと思う自分にとってTVアニメなら第1シリーズ、映画ならば本作こそが唯一無二の「ルパン3世」なのである。
小林清志さんは、ジェームス・コバーンはもちろんのこと、90年代、2000年代に入っても洋画の中堅どころの吹き替えや、比較的知的なバラエティ番組のナレーションなどよく担当されておられた。家族が点けているTVから小林さんの声が流れてくると、別の部屋にいてもTVの前に足を運んだものだ。
次元大介を通して、小林さんは私にとって大変特別な俳優の1人となっていた。心からご冥福をお祈り致します。
2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ルパン三世劇場版第1作。
やっぱりマモーの印象は強烈。アニメからの流れでそれぞれのキャラの個性がよく出ていておもしろい。
レアなルパンと不二子の仲の良さや銭形のおっちゃんとのシーンも観ていて楽しい。敵同士だけどおっちゃんとルパンの仲の良さ、好きだなぁ。