ウルトラマン(1967)
劇場公開日:1967年7月22日
解説
「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」の関沢新一とテレビ畑の金城哲夫、上原正三、若槻文三が共同でシナリオを執筆し、特撮の円谷一が監督したSFもので、テレビの「ウルトラマン」を劇場用に再編集したもの。撮影は「クレージー黄金作戦」の内海正治。
1967年製作/79分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1967年7月22日
ストーリー
科学特捜隊員ハヤタは垂直離着陸機を駆ってパトロール中に、突然飛来した赤い光の球と青い光の球を追跡したが、赤い光の球に衝突してしまった。ハヤタが意識不明になった時、その球から正義の味方と名乗るM78星雲人が現われ、衝突したお詫びに自分の生命を与えるといって消えた。この日から、ハヤタは超人の力を持つウルトラマンとなった。そんな時、科特隊に追いつめられた凶暴な宇宙怪獣ベムラーが地球に出現し、科特隊はスーパーガンと特殊潜航艇で対応したが、ベムラーの巨大な力にはかなわなかった。そこに現われた、ウルトラマンは、ベムラーと、大格闘を演じ、見事に撃退したのだった。ウルトラマンのハヤタは、地球の平和ために働くことを誓った。ある日、定点観測所員から音信が途絶えたため、その調査に向った科特隊は、そこで有翼怪獣チャンドラーとレッドキングの悽まじい格闘に度肝をぬかれた。しかし、チャンドラーを倒したレッドキングが隊員に向ってきたため科特隊はピンチに陥ってしまった。その時、再びウルトラマンが現われ、熱光線を使って怪獣を退け、隊員と観測所員を救った。ウルトラマンと科特隊に次の任務が待っていた。南海の島から日本へつれてこられた一億数千年前に実在したといわれる古代怪獣ゴモラザウルスが凶暴化し、暴れ回り始めたのだ。その力には近代兵器も役に立たず、日本の都市はゴモラザウルスのなすがままに破壊されるかと思われた時、ウルトラマンが現われたのだ。ウルトラマンはゴモラザウルスを倒すと、再び次の任務に向っていった。