プロヴァンスの贈りもの
劇場公開日 2007年8月4日
解説
アカデミー賞5部門に輝いた「グラディエーター」のリドリー・スコット監督&ラッセル・クロウが再びタッグを組んだヒューマンドラマ。監督の友人でもあるベストセラー作家ピーター・メイルによる小説を基に、ロンドンで多忙な日々を送る敏腕ビジネスマンが、幼少期を過ごした南フランスで人生を見つめ直す姿を綴る。主人公の少年時代を「チャーリーとチョコレート工場」の名子役フレディ・ハイモア、彼の伯父を名優アルバート・フィニーが演じる。
2006年製作/118分/アメリカ
原題:A Good Year
配給:角川映画
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2020年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
個人評価:3.0
リドリー作品には珍しい、まるでウディ・アレンの様なスローライフな物語。ただウディ・アレンの様なウェットに飛んだ部分が少ないので、ややセンスは足りなかった。リドリーさんの骨太さはラブストーリーには必要なかったか。
2020年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
超エリートが女性と恋に落ち、故郷で暮らすというありきたりな映画。前半もたついたせいか、何となくラスト迄ダラダラしてる。
2020年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
負けてもいい。負け続けなければいいんだ。ヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)の教えは十分活かされてたんだな。ワインは不味いし、家はあばら家と化していたので、気になるのは上手く売却できるかどうかだけ。農園で働く者が売らないでくれと懇願するも頑なに拒否するマックスだった・・・
車で撥ねそうになったという最悪の出会いをした二人。女に餓えている感じのラッセル・クロウが面白い。なんとか売れるかと思っていたら、非嫡出子のクリスティという娘(アビー・コーニッシュ)の出現。
結局はラブストーリーとロハスというか、スローライフに落ち着く脱サラ男の物語だった。幼いときのプールサイドの記憶が蘇っても年齢差を考えるとピンとこない。まぁ、クリスティも一緒に住むことになったんだし、めでたしめでたし・・・
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人間なら誰だってこんな暮らしをしたい、と思わずにはいられない。
プロヴァンスの陽の光、美しい田園、子供時代の思い出が沢山詰まったシャビーシックな屋敷。
壊れたテニスコートを直して、フレッドペリー!ラコステ!のイギリス対フランスの対決テニスシーンがすごく好き。
ジャックラッセルテリアの可愛さも良い。
フランス人をおちょくるシーンとしては、ロードレーサー達へ「ルイ・アームストロング!!」と叫ぶのもそうかも。
叔父への愛も、感傷も、恋も。重くないのがいい。
登場人物もみんなそれぞれ勝手にやってる感じが、いい。
幸せとは何か、そんな事は自分で決めればいいのだと考えさせられる。
ただ、コワン・ペルデュについてはもっと説明が無いとわからないのではないかな。
確か、正式な手続きを踏めは畑もワインも評価は上がるけれど、税金をたくさん取られるから、無許可であくまで自家製として作っている。まずいワインはカモフラージュのためだったような。
(かなり昔に読んだのでうろ覚え)
このあたりは原作ではミステリーとして描かれている部分でもあり、映画を見たあとでも一読してみるのがおすすめ。
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