BLAME!
劇場公開日 2017年5月20日
解説
「シドニアの騎士」の弐瓶勉が、1997~2003年に「アフタヌーン」で連載したデビュー作のSF漫画「BLAME!」をアニメーション化。「シドニアの騎士」のアニメ化も手がけた瀬下寛之監督とポリゴン・ピクチュアズの制作により、人類が都市の防衛システムによって排除される危機に瀕した未来世界を舞台に、世界を正常化させるため巨大な階層都市を探求する主人公・霧亥(キリイ)の姿を描く。過去のある「感染」によって無秩序に無限に増殖し続ける階層都市。人類は都市のシステムをコントロールできなくなり、防衛システムの「セーフガード」によって駆除・抹殺される対象になっていた。そんな中で生き延びたわずかな人々も、慢性的な食糧不足やセーフガードの脅威によって絶滅の危機を迎え、仲間を殺された霧亥は、世界を正常化する鍵となる「ネット端末遺伝子」を求めて旅に出る。声の出演は櫻井孝宏、花澤香菜、雨宮天、山路和弘、宮野真守ら人気・実力派声優が揃った。
2017年製作/105分/G/日本
配給:クロックワークス
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2022年1月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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多分何部作かあるうちの1部なんだろう。
続きがありそうな終わり方だし、そもそも全てが
浅い感じで終わってた。
2部、3部で深堀していくと思われるような話だった。
なのでなにも分からないで始まりそして終わった。
評価しにくいげど第一部としてはダメなんじゃないかな?
キリイについて何一つ語られないし、物語がどこに向かっているのかも
わからないし。村人の困窮具合も言葉だけでピンチ度がわかんないし。
演出として足りない部分が多すぎるかな。
ただ世界観とかはいいと思う。
あと絵がキレイなので★3つだけど内容は2点だね。
シドニアの騎士が面白かったのでガッカリした。
2021年10月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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BLAME!9巻が出た頃、本屋でジャケ買いしてからのファンですが、シドニアに当時でいう「萌え」要素が加わってからは離れていました。シドニアのアニメ化ヒットを聞いたときは、以前買ったBLAME!のクソDVDを思い出して素直に喜べたものの、BLAME!やABARAのタッチではなく、シドニアの様に一般向けのタッチじゃないと受け入れられないんだなと再認識した記憶があります。
そして今頃になってNetflixのオススメに出てきて、改めてBLAME!の映画化されたことを知り喜んで観ました。
たしかにキャラクターのタッチは一般向けされていて世界観もごちゃごちゃした感は少なかったですが、セーフガードの不気味さの再現度の高さ、原作ではサクッと食べる謎の食材や状況は違えども原作と同じセリフなど、ファンを喜ばす要素がたくさんありました。話も原作よりも説明的ですが、あれこれ設定を他のストーリーから持ってきて変更しつつも上手くまとまっており、映画としての完成度が高かった気がします。
あのクソDVDがあったからこそ、ファンとしては喜べる作品ではないでしょうか?
「まだまだ続く」ことがブラムの中で一つのテーマだと思いますが、珪素生物やドモチェフスキーなどの魅力的なキャラクターを、映画の「続き」で見れることをつい期待してしまいます。
一点だけ文句があるとするならば、シボの取り憑かれた様な探究心をもっと描いて欲しかったこと。ラストでづるたちが築いた村にシボがペットの様に居座っていましたが、そんな平和より探究心が勝ってしまうところが魅力的だと自分は思うので。
2021年3月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
原作既読済みでしたがとても面白かったです
CGアニメに少し抵抗があったのですが、とても良くできていてCGもいいなと思いました
2020年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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シドニアの騎士から入ったファンでも、NetFlixのメイン視聴者層と思われる欧米の方々でも、原作を読まずとも理解できるように、わかりやすい話になっているのは好感ですが、わかりやすくした弊害でターミネーター感が出ちゃってる気がしますね。しかしながら、これはこれで良いのではないかと。原作はハードSFやサイバーパンク慣れした人でも一回で理解できる内容でもないので。
ストーリーは大幅に端折られていますね。原作と同じじゃないとダメ!というファンも多いかと思いますが、それを言うならナウシカ、AKIRA、攻殻機動隊などの有名SF作品も、映画化の段階で同じ道を歩んでいます。それらの作品を当時の時点で原作完全準拠で地上波放送したとしても、今ほどの知名度や人気を得られたか?というと、なかなか難しいのではないかと。
ところで、サナカンは「鯖缶」「ペリカン」のアクセントだったんですね。ずっと「エジソン」のアクセントだと思っていたもので、これが一番意外でした。できれば、物語後半に出てくる、シボより大きく細長い体を持つ珪素生物たちが、この美麗なCGアニメーションで生き生きと動き、暴れ、霧亥と戦うシーンも見てみたかったですね。ついでにシャキサクの咀嚼音も聞いてみたかったです。
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