劇場公開日 2007年8月4日

「ラブコメとしたら及第点なんだろうけど、これがリドリー・スコットなんだから減点だ」プロヴァンスの贈りもの kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ラブコメとしたら及第点なんだろうけど、これがリドリー・スコットなんだから減点だ

2020年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 負けてもいい。負け続けなければいいんだ。ヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)の教えは十分活かされてたんだな。ワインは不味いし、家はあばら家と化していたので、気になるのは上手く売却できるかどうかだけ。農園で働く者が売らないでくれと懇願するも頑なに拒否するマックスだった・・・

 車で撥ねそうになったという最悪の出会いをした二人。女に餓えている感じのラッセル・クロウが面白い。なんとか売れるかと思っていたら、非嫡出子のクリスティという娘(アビー・コーニッシュ)の出現。

 結局はラブストーリーとロハスというか、スローライフに落ち着く脱サラ男の物語だった。幼いときのプールサイドの記憶が蘇っても年齢差を考えるとピンとこない。まぁ、クリスティも一緒に住むことになったんだし、めでたしめでたし・・・

kossy