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BSで放送したものを録画し、「1」と「2」に続いて見てみました。
世間一般では、酷評だらけの本作ですが、自分的には好きな作品です。
一番最初に作られた続編ということで、「1」と「2」で出ていた精神科医の先生が3度目の登場です。今回、ターミネーター・シリーズを続けて見て、気づいたのでニヤニヤしちゃいました。何度も危機にあいながら、間一髪で逃れていたので、うまい使い方だなって感心した次第です。
そして、ターミネーター・シリーズではお馴染みの大がかりなアクション。
クレーン車で町を破壊しながらのカーチェイス、スゴいです。よくぞ、ここまでってくらいのやりたい放題!ホンッと気分爽快の走りっぷりでは、あったのですが・・・
やっぱり初見の感動ってのがあるんですね。今回は、それほどときめかなかった自分もいます。何度も見ている「2」は、楽しめたのに・・・
これが見せ方、演出の差なのかなってのを、ちょっと感じました。
そうなんです。核戦争後の世界にしても、技術の進歩もあって画面は緻密だし綺麗ではあるんだけど、迫力が・・・
「2」で感じるような、ワクワクがそれほど感じられませんでした。残念。
もう一つ、シリーズではお馴染みのターミネーター登場シーン。今回は、女性のターミネーターということで、ここも期待どおりで楽しませてくれました。 (この頃の映画は良かったな。サービスカットが健在で・・・)
シュワちゃんとの戦闘シーンも壮絶でしたね。女性に対して乱暴をはたらくというのは、なんとなく気が引けてしまうのですが、圧倒的な強さで向かってくるところは、メチャカッコ良かったです。
そして、当時から好きだったクレア・デインズ可愛いですね。これだけでも御の字なオヤジです。最近、見ないけどどうしちゃったんだろう?
【ネタバレ】
この作品の酷評の原因は、やっぱりあのラストかな。結局避けられなかったのかよ!って。
「2」の攻防は一体なんだったんだって感じですよね。
自分的には、まぁ、そういうストーリーなんだからって、開き直って納得してたんだけど、今回見直して気づいたことがあります。
先ず、最初にも書きましたが、全体的にイマイチ感が拭えない。迫力もワクワクも、もうちょっとって感じで中途半端。
ターミネーターの最期もあっさりしてたような。
そして、これは前々から思ってたんだけど、ジョン・コナーの役者さんがちょっとね・・・
最高の作品だった「ターミネーター2」、そのなかでも特に輝いていたエドワードの後は、やっぱり辛い・・・
こんなところが、不評の要因になるのかな。
【ターミネーター・シリーズに係るネタバレです。要注意】
ここで、審判の日が起きちゃったから、機械vs.人類の未来が映画化出来るってことで「ターミネーター4」(原題は違うけど)に繋がるんだろうけど、哀しいかな。三部作の予定だったらしいけど、この続きが出来なかった・・・
たしか、「新起動/ジェニシス」も三部作って聞いた気がするんだけど、ジョン・コナーが悪役になって不評だったみたい。
満を持して、ジェームス・キャメロン監督が本家の続編と銘打った「ニュー・フェイト」これも不発?
ごめんなさい。自分はこの作品、イマイチでした。結局、ジョン・コナーが他の人に変わったってだけみたいで・・・
まぁ、パラレルワールドのオンパレードなシリーズですね。 どの作品も好きなんですが、やっぱり「ターミネーター2」で、終わるのがベストだったんじゃないかな。