ランド・オブ・ザ・デッド

劇場公開日:

解説・あらすじ

68年の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」、78年の「ゾンビ」、85年の「死霊のえじき」で<ゾンビ>という存在を世に産み出したジョージ・A・ロメロ監督による、ゾンビ映画。ゾンビたちの存在があたりまえになった世界。街の支配者に雇われて食料を調達してきたライリーとチョロは、街に溢れるゾンビたちにある異変が生じたことに気づく。特殊メイクはトム・サビーニの弟子、グレッグ・ニコテロが担当。

2005年製作/93分/PG12/アメリカ
原題または英題:Land of the Dead
配給:UIP
劇場公開日:2005年8月27日

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映画レビュー

3.5【グロテスクなゾンビより、自分の利益しか考えていない”タワー”に住むデニス・ホッパー演じるリッチな男が恐ろしかったホラー映画。】

2025年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

■死者が蘇り、ゾンビとなった彼らは生ける者の肉を食らい、襲われた人間もまたゾンビとなっていった。
 ゾンビの来ない二つの川に挟まれた土地に建つ超高層ビルで安泰な暮らしを送る富裕層カウフマン達に生活物資を届ける傭兵・チョロ(ジョン・レグイザモ)は、ついに街を牛耳るカウフマンに反逆する。

◆感想

・今作は、ジョージ・A・ロメロ監督が「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」から300数年後に公開した作品だそうである。
 年数を聞いても、何だか凄いなあ。

・今作はゾンビ映画ではあるが、劇の7割くらいが人間の姿を描いている。裕福なカウフマンや、彼ら富裕層に対抗しているライリー(サイモン・ベイカー)やチョロなど、生々しい人間の姿や彼らの関係性がメインになっている。

<故に、今作はゾンビが脇役であり、愚かしき人間や、新しい街を作ろうとする人間達の姿がメインに描かれているホラー映画なのである。
 結構、珍しいタイプじゃないかな。じゃーね。>

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NOBU

2.5イイノホールで鑑賞

2024年8月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

ロメロとアーシアだから、悪くは言いたくないが。

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ムーラン

4.5王道と進化のゾンビ映画

2024年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

ロメロ監督の作品はあまり知りませんが、ゾンビといえばこの監督!というだけのことはある、安定のゾンビ映画。

人間社会に溶け込んでいる(?)ゾンビにびっくり!え?共生できてる…?射撃の的になったり、檻の中でのデスマッチなど、娯楽の対象として扱われるゾンビ達。いつ襲われるか分からないスリルがいいのかな…?独特な世界観です。

でもお話が進むにつれ、やっぱりゾンビは怖いんだよ!ってところをゴア描写をふんだんに取り入れ、見せつけてくれます。生きた人間の肉をムシャムシャモグモグ食すシーンはさすがロメロです。気持ち悪い!🤮ウゲー

ゾンビの性質としては学習能力が備わってるっぽいですね。これが恐怖に拍車をかけて面白いです。特に道具を持ち出したり川を渡るシーンはゾクゾクしましたね。

中でもボスゾンビは頭が良いのか、色んな道具を使います。使い方間違ってるときもありますが、それがまた面白い。愛嬌すら感じてしまいます。

ストーリー的にちょっと緩慢に感じてしまったところがありましたが、ゾンビ達が上級国民達を襲い始めたあたりからはゴア描写もエスカレートし見どころ満載です。

格差社会に対する社会風刺も織り混ぜた、見応えのある作品でした。あ、あと主人公がイケメンで眼福(笑)

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吹雪まんじゅう

3.5劇場公開時鑑賞。

2022年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「まだまだ若いものには負けてられん!」と奮起したのかな。
ゾンビ禍の行き着いた先の社会を、王道と見せつつ新たな要素も加えてまとめた、いい意味でよくできた映画と思った。

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なお