METライブビューイング2025-26 プッチーニ《ラ・ボエーム》

劇場公開日:2025年12月12日

解説・あらすじ

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)の最新オペラ公演を映像収録し、映画館で上映する「METライブビューイング」2025~26シーズンの第2作。貧しくも明日を夢見る若き芸術家たちの希望と挫折を甘美な音楽で描いたプッチーニの定番オペラを、フランコ・ゼフィレッリによるリアルで緻密な名演出と、ジュリアナ・グリゴリアンとフレディ・デ・トマーゾという究極のキャストで送る「ラ・ボエーム」を収録(2025年11月8日上演舞台を収録予定)。

1830年頃のパリ。とある屋根裏部屋で、4人の若者たちが共同生活を送っている。詩人ロドルフォが部屋でひとりになったところへ、階下に住むお針子のミミがろうそくの火を借りに来て、2人は瞬く間に恋に落ちる。クリスマスイブの日、画家のマルチェッロは元恋人のムゼッタと再会する。やがて、肺病に侵されたミミはロドルフォと別れることを決意し、マルチェッロとムゼッタも破局を迎える。その後、ムゼッタは衰弱しきったミミを連れて屋根裏部屋を訪れる。

2025年製作/205分/アメリカ
原題または英題:The Metropolitan Opera HD Live Season 19, Episode 2: Giacomo Puccini - La Boheme
配給:松竹
劇場公開日:2025年12月12日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16

(C)Karen Almond/Metropolitan Opera

映画レビュー

5.0 受け継がれていく名作

2025年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2024年1月、沖縄で初めて観た野外オペラが『ラ・ボエーム』の簡易版でした。いつか“本物”を観てみたいと思っていたので、今回その夢が叶いました。

ミミ役を務めたのは、20代のジュリアナ・グリゴリアン。本作でのMETデビューとのことですが、物語が進むにつれて役とともに成長していく姿が本当に素晴らしく、心を掴まれました。

今回の『ラ・ボエーム』は若手キャストが多く、これからのオペラ界を支えていくであろう顔ぶれが揃っています。そう思いながら観ていると、切なさの中にも未来への希望が感じられて、自然とワクワクしてしまいました。

名作が“受け継がれていく瞬間”を目撃できたような、忘れられない舞台でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
kazu50

「METライブビューイング」シリーズ関連作品

他のユーザーは「METライブビューイング2025-26 プッチーニ《ラ・ボエーム》」以外にこんな作品をCheck-inしています。