LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン

解説・あらすじ

「ルパン三世」シリーズとしては約30年ぶりの2D劇場版アニメ「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」の前日譚となる物語。極寒の地、ロビエト連邦を舞台に、爆破テロ事件の容疑者として浮上したルパン三世を追う銭形警部が、謎に包まれた偽のルパンと対峙する姿を描いたハードアクション。

ロビエト連邦の空港で爆破テロに遭遇した銭形警部は、犯人の顔がルパン三世にそっくりなことに驚く。犯人を見失ってしまった銭形だったが、駅で別のルパンを発見し、列車内で拘束するも、次元大介の助けで逃走を許してしまう。一方、峰不二子はサーカス団に潜入し、空中ブランコの乗り手として、最高指導者ブレーリンの寵愛を受けていた。軍縮条約パレードを目前に控え、国家保安委員会のカラシコフはルパンをテロ実行犯かつアルカ合衆国のスパイと断定して追跡するが、銭形は疑念を抱いていた。やがて国家保安委員会の追跡に追い詰められたルパンだったが、その前に立ちはだかったのは、彼の無実を信じる銭形だった。

監督は、「ルパン三世」シリーズの中でもハードボイルドかつスタイリッシュな作風で人気の「LUPIN THE IIIRD」シリーズを一貫して手がけている小池健。2025年6月27日に劇場公開される「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」に先がけて、本作は同年6月20日から各種配信プラットフォームで配信開始。

2025年製作/54分/日本

オフィシャルサイト

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原作:モンキー・パンチ (C)TMS

映画レビュー

3.0銭形が主役

2025年8月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

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おいおい

3.5偽ルパンを捕えろ!

2025年7月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

ドキドキ

2025年6月劇場版公開前に配信開始

U-NEXTで鑑賞

監督は『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の小池健
脚本は『エイトレンジャー』『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』『LUPIN THE IIIRD  峰不二子の嘘』『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の高橋悠也

『LUPIN THE IIIRD』シリーズ3作目

どう見てもロビエトはソビエト
アルカはアメリカだろう

偽ルパンを演じた堀内賢雄が一番の見どころ
同業者の栗田貫一や山寺宏一が衝撃を受けるほどの出来
67歳のベテラン堀内賢雄自ら自分の代表キャラになると豪語するほど

配役
日本の公安警察の銭形に山寺宏一
アルセーヌ・ルパンの孫で変装の名人の大泥棒のルパン三世に栗田貫一
ブレーリンに雇われた爆弾魔の偽ルパンに堀内賢雄
ルパンの相棒でコンバットマグナムの名手の次元大介に大塚明夫
斬鉄剣の使い手の剣客の石川五ェ門に浪川大輔
ルパンとは付かず離れずの大泥棒の峰不二子に沢城みゆき
ロビエト連邦最高指導者のブレーリンに壤晴彦
ロビエト国家保安委員会のリーダー格のカラシコフに北西純子
ブレーリンの護衛のイワノフに山野井仁
小型飛行機販売業者のオーランに綱島郷太郎
アルカ合衆国大統領のサクソンに菊池通武
少女オルガにふじたまみ
鉄道警察に金子由之
幹部に見上裕昭
国家安全委員会職員にボルケーノ太田
記者に俊藤光利
TVアナウンサーに古賀明
老婆に小夏ゆみこ
係員に米田えん

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野川新栄

2.0うん?

2025年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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背中にエンジン

3.0ルパン三世はスパイなんて上等な男じゃあない。お前たちこそ奴に係わるな!

2025年7月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

WOWOW(オンデマンド)にて。

劇場版へと続くシリーズ4本目、銭形編。
このシリーズ、アダルト志向を意識しすぎて却ってガキっぽくなっている気がする。
また、ひどくデッサンが崩れて遠近感がおかしく見えるカットが時折あるのも気になる。
が、数あるテレビシリーズやスペシャルの中では観られる(魅せる)シリーズだし、この挑戦は大いに評価できる。

原作は決してハードボイルド探偵小説風でも、フィルム・ノワール風でもなく、一点オチのお色気コミックだ。しかも、そのオチが読めないものだから面白いのだ。
モンキー・パンチの発想は「アルセーヌ・ルパンをジェームズ・ボンドのように活躍させたい」だった。
その目線でいくと『ルパン三世(ルパンvs.複製人間)』(’78)が最も合致した作品だと思う。(モンキー・パンチが監督した『…DEAD OR ALIVE』(’96)よりも)
そこに登場する狂敵マモー。
そのマモーの存在を匂わせ続けたのが、本シリーズだ。

次元、五エ門、不二子を襲ってきた敵たちとの戦いをルパンを脇役に置いて描いてきたシリーズで、銭形編の敵はルパンその人だというアイディアは秀逸で、その先にマモーの存在を感じずにはいられない仕掛けになっている。
銭形がキレ者として描かれることは少なくない。『…カリオストロの城』(’79)が典型で、その場合は銭形とルパンの間に友情めいたものを匂わせるのが常だ。
だが、私はあくまでコミック・リリーフであって、鋭さを少しのぞかせる程度の銭形が好きだ。
原作コミックでも銭形がルパンを追いつめるエピソードがあるが、オチがあるから良いのだ。
本作の銭形はかなりハードな状況に追いやられる。傷だらけというレベルではなく重傷を負う。なのに正義を追求するというカッコよさなのだが、重傷を負っている悲壮感があまり出ていないのがもったいない。
物語的にもテロリスト・ルパンの目的が曖昧で、続きは劇場版で…といわんばかりなのがやや不満。
とはいえ、劇場版でどのように決着させるのか、楽しみではある。

※余談…
今更だが、〝ⅢRD〟という表記は正しいのだろうか?
〝third〟を〝3rd〟と略すことはあるが、三世を意味する〝the third〟の略記が〝Ⅲ〟(チャールズ三世=Charles III)だと思うのだが…。
小池健キャラクター・デザインの本シリーズの前身的なTVシリーズは「LUPIN the third 峰不二子という女」だったけどなぁ。

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kazz