タイタニック

劇場公開日:2025年11月28日

解説・あらすじ

ジェームズ・キャメロン監督の大ヒット映画でも知られる豪華客船タイタニック号の沈没事故を題材にしたミュージカル「タイタニック」を、映像収録してスクリーン上映。巨匠モーリー・イェストンが奏でる壮大で美しい音楽にのせ、タイタニック号の出港から沈没までを描き、第51回トニー賞で最優秀ミュージカル作品賞、最優秀ミュージカル脚本賞、最優秀作詞作曲賞、最優秀ミュージカル装置デザイン賞、最優秀編曲賞の5部門を受賞した舞台をカメラに収めた。

1912年、イギリスからアメリカへと旅立った豪華客船タイタニック号。設計者のトーマス・アンドリューズ、船長エドワード・スミス、船主J・ブルース・イズメイをはじめ、船に乗り込んだ人々はそれぞれ夢や希望を抱えていた。しかし氷山との衝突により、その運命は大きく変わってしまう。

ニューヨーク・ブロードウェイの傑作舞台を映画館で上映する「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズの1作。

2023年製作/135分/イギリス
原題または英題:Titanic: The Musical
配給:松竹
劇場公開日:2025年11月28日

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(C)Pamela Raith

映画レビュー

5.0 トニー賞ベストミュージカル!

2025年12月1日
Androidアプリから投稿

悲しい

ドキドキ

1990年代にトニー賞最優秀作品賞をとったミュージカルです。当時どうやって船が沈没するストーリーでミュージカルを作ったんだろう、、と不思議に感じていました。その後に映画の方が公開されスマッシュヒットとなったので、舞台版をいつか観たい、と楽しみにしていました!映画とストーリーは全く異なります。この舞台版の方が先発作品です。

舞台としての見所は、あそこまで簡素なセットだけで(プロジェクションマッピングなども無し!)、見事にタイタニックの完成から出航、航海、氷山への衝突、沈没、、この一連のストーリーを限られた舞台だけの空間で表現しきった点だと思います。モーリー・イェストンの甘美で壮麗な音楽は分かりやすく的確に場面を表現しており、時折、不協和音を混ぜ、タイタニックの不吉な先行きを暗示しています。テンポよい緻密な演出と、多数のアンサンブル全てに実力者を揃え、一分の隙なく緊迫したストーリーと、人が生きる姿を最後まで描ききっています。

映画の迫力とは異なりますが、ライブで船の沈没の物語を描くなんて凡人にはできません。洗練された舞台の職人達が作りあげた、超一流の舞台作品なのです。

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睦月

3.5 映画のタイタニックが大好きなことから、こちらも観てみようと思い、行...

2025年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

映画のタイタニックが大好きなことから、こちらも観てみようと思い、行ってきました。
映画はジャックとローズの恋愛が軸になっており、付随される格好で階級による差別、乗船客の人生が描かれていますが、こちらはそれぞれの階級の乗船者の群像劇といった感じです。全体としては、映画よりもそれぞれの人にスポットが当たる場面が多く、不安や葛藤、怒り等の感情が非常にあっさりしている印象でした。個人的にはボイラー係の青年と、2人で船で人生を終える決意をした老夫婦に涙。そして、船会社社長のイズメイには映画同様、ミュージカルを観ても腹だたしく思いました。

エンディングは、ミュージカルらしく全員参加で船出時と同じ歌の大合唱・・・私は、ミュージカルのこれが苦手です。特に悲劇のエンディングにこれはいただけない・・・と思います。

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もんきち

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