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ある映画サイトを見ていると偶然にも目に飛び込んだ記事があった。それは有名映画スターの訃報記事... Olivia Hussey
日本映画にも出演したことのある彼女だけれど... 何と言っても『ロミオとジュリエット』の可憐さは、この世のものでないと言えるかもしれない。それに彼女のフィルモグラフィを調べるとマスト・アイテムとなっている。しかも個人的な事で失礼するけどその他の彼女の出演映画は記憶がない。前振りは、これぐらいにして話を本作に戻すと...
英国最古の日曜紙Observer (UK)によると
『ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない』は、試行錯誤を重ねて確立されたアードマンの定番、つまり親しみやすい不条理さと精密に練られたコメディのタイミング、そしてチーズに関する最高に数々の面白いジョークを組み合わせている。とか
また映画に関する話題を網羅しているRogerEbert.comの評価
本作は構成が美しく、あらゆる年齢層に受け入れられる完璧なストーリー展開とユーモアのリズムを有している。
そこに載せられた、「あらゆる年齢層に受け入れられる」ことに関しては、コモンセンスメディアが7才から視聴を薦める理由を載せた記事より
Stop-motion animation slapstick-style violence. Moments
of peril and near misses. Characters fall from trees and
come face-to-face with lions in a zoo. Explosion in one
scene.
虐待や虐め好きな極東の尻尾のないエイプには、視聴年齢なんてサラサラ知ったことではありませんけど... 何か?
それに呼応するように
「お前にイギリスコメディの何が分かるのか?」「どんだけイギリスのコメディを見たんだ!」なんて
お猿さん達のキーキーという叫びが聞こえる前に
『モンティ・パイソン』や『ミスター・ビーン』をはじめ、イギリスのコメディを腹を抱えて笑うなんてできる人を一度たりとも羨ましくは思ったことがない。(※ただし『Fawlty Towers』を除く)それよりもアメリカのシットコムを崇拝するわけでもないけど南の島にいたころよくテレビで見ていた『Cheers』や『Married... with Children』を思い出すし、たまには見てもいる。特に『Married... with Children』に関しては、太った女性に対する皮肉を込めた口撃がコンプライアンスの建前上、日本のテレビでは永遠に決して見ることは出来ないだろうと思う。その一番の理由として日本のテレビ局はレイティングを設定するのを嫌がっているようにも思えるために。だから、同じ南の島で映画『Woodstock』を見た時は、ノーカットの全裸シーンを含め、人の自由奔放さは脳髄を蹴り上げられたようにも感じたし気分にもなった。(少し誇張で言い過ぎですのでご注意を)
Norbot: Hi, I'm your Nifty Odd-jobbing Robot! Call me Norbot.
All Norbot: How may I help you?
Norbot: No job is too small!
Wallace: I knew you'd embrace technology in the end, lad.
Thank goodness you're safe.
ストップアニメーションの雄 "Laika, LLC" でも分かるように直近の映画『Missing Link (2019 )』の製作費が軽く100億円超えしている。その事は、手間ひまの労力、撮影時間など諸々の経費が莫大で本作でも製作するのに1 日に 1 ~ 5 秒のアニメーションしか撮れずに撮影には 15 か月を要したと聞く。だからと言って人それぞれ... あたしにとってはライカ・スタジオの映画よりもとっつきにくい。ラストの近くでノーボットが体を張ってグルミットを助けるシーンはほっとさせられたし、ホロっともした。あたしのコメントが、そんな事を含めた映画の内容、良し悪しとは全然関係がない事をお断りしておきます。
他の人からのあたしのコメントに対してブーイング👎が聞こえたので失礼します。