ロドリゴ・プリエト
メキシコ出身で、祖父はメキシコシティの元市長。メキシコシティの映画学校を卒業して1991年頃から撮影の仕事を始め、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの初長編監督作「アモーレス・ペロス」(00)の撮影でハリウッドから注目を集める。
「25時」(02)でスパイク・リー監督に起用され、アン・リー監督の「ブロークバック・マウンテン」(05)でアカデミー撮影賞に初ノミネートされた。マーティン・スコセッシ監督の「沈黙 サイレンス」(16)、「アイリッシュマン」(19)、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(23)でも同賞の候補となる。
イニャリトゥ監督の右腕として「バベル」(06)などの撮影で知られる他、「フリーダ」(02)、「アルゴ」(12)、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(13)など話題作の撮影を多く手がける。2020年にはテイラー・スウィフトの楽曲「The Man」などのMVの撮影も務めた。