ナタリー・ポートマン
イスラエル人の父とアメリカ人の母のもとエルサレムに生まれ、3歳のときアメリカに移住。11歳から芸能活動を始め、リュック・ベッソン監督作「レオン」(94)でセンセーショナルな映画デビューを果たし、「スター・ウォーズ」プリクエル3部作(99~05)のヒロイン・パドメ役でスターの地位を確立する。その間には名門ハーバード大学で心理学の学位も修得した。恋愛群像劇「クローサー」(04)でアカデミー助演女優賞に初ノミネートされ、「ブラック・スワン」(10)では心の闇にとらわれていくバレリーナを熱演し同主演女優賞を受賞。ジョン・F・ケネディ元大統領夫人ジャクリーン・ケネディの伝記映画「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」(16)で再びアカデミー主演女優賞にノミネートされた。その他の代表作に「Vフォー・ヴェンデッタ」(07)、「ブーリン家の姉妹」(07)、「マイティ・ソー」シリーズ(11、13)など。私生活では、「ブラック・スワン」の振付師で、仏パリ・オペラ座バレエ団元芸術監督バンジャマン・ミルピエとの間に長男が生まれ、12年に結婚、16年には第2子を妊娠した。