トム・ウィルキンソン
英リーズ出身。ケント大学を卒業後、王立演劇アカデミー(RADA)で演技を学び、70年代中頃から俳優として活動する。演劇・映像の両方で地道な活動を続け、97年の大ヒットコメディ「フル・モンティ」で英国アカデミー賞(BAFTA)の最優秀助演男優賞を受賞、世界的な知名度が上がる。以降、「恋におちたシェイクスピア」(98)や「パトリオット」(00)といった話題作にも出演し、「イン・ザ・ベッドルーム」(01)ではアカデミー主演男優賞に初ノミネートされる。その後も、「エターナル・サンシャイン」(04)、「バットマン ビギンズ」(05)といった作品でバイプレイヤーとして活躍し、「フィクサー」(07)ではアカデミー助演男優賞の候補なった。その後の作品に「ワルキューレ」(08)、「ローン・レンジャー」(13)など。妻は女優のダイアナ・ハードキャッスル。