ディエゴ・ルナ

メキシコを代表する国際派俳優。父親が舞台や映画の美術監督だったことからショウビズ界に入り、子役として活動を始める。TVドラマ「El abuelo y yo（原題）」（92）で共演したガエル・ガルシア・ベルナルとは、後に盟友として度々コラボレートすることになる。2001年、映画「天国の口、終りの楽園。」でベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞（新人俳優賞）を共演のベルナルとともに受賞。以降、米映画でも活躍し、07年にはドキュメンタリー映画「J.C. Chavez（原題）」で監督デビュー。ベルナルとは製作会社「カナナ・フィルムズ」を立ち上げ、「ルドandクルシ」（08）でともに主演、「闇の列車、光の旅」（09）でもふたりで製作総指揮を務めた。「ミルク」（08）、「エリジウム」（13）といったハリウッド作品に出演する一方で、母国では監督・プロデューサーとして活動する。「スター・ウォーズ」シリーズの「ローグ・ワン　スター・ウォーズ・ストーリー」（16）では準主役に起用された。元妻は「太陽のかけら」の女優カミラ・ソディ。