ダグ・リーマン
米ロードアイランド州の、名門ブラウン大学卒業後、94年に「キル・ミー・テンダー」で映画監督デビュー。監督2作目の「スウィンガーズ」(96)で脚光を浴び、続く「go」(99)でインディペンデント・スピリット・アワードの最優秀監督賞にノミネートされる。初めて大作に挑戦した「ボーン・アイデンティティー」(02)では、原作者のロバート・ラドラムに直談判して映画化権を獲得し、監督だけでなくプロデュースも務める。続編「ボーン・スプレマシー」(04)と「ボーン・アルティメイタム」(07)ではメガホンはとらず製作総指揮だけ務めた。その一方で「Mr.&Mrs.スミス」(05)や「ジャンパー」(08)といった話題のアクション映画を監督し、14年には桜坂洋のライトノベルをトム・クルーズ主演で映画化した「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を手がける。その後は、人気ゲーム「スプリンターセル」の映画化やサッカー映画「勝利への脱出」のリメイクなどでメガホンをとる予定。そのほか、TVシリーズ「The O.C.」(03~05)、「コバート・アフェア」(10~13)、「SUITS スーツ」(11~)に制作総指揮として携わっている。