ソフィア・コッポラ
父親は映画監督のフランシス・フォード・コッポラ。父親が監督した「ゴッドファーザー」(72)と続編「PART2」(74)に端役で映り、最終章「ゴッドファーザーPART3」(89)でアル・パチーノの娘役を演じた。その後、写真家やデザイナーとして活躍し、自ら脚本を手がけた「ヴァージン・スーサイズ」(99)で長編映画監督デビュー。続く「ロスト・イン・トランスレーション」(03)はアカデミー脚本賞に輝く。長編第3作「マリー・アントワネット」(06)を経て、「SOMEWHERE」(10)はベネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞。ハリウッドを代表する女性監督として地位を確立し、「ブリングリング」(13)などで女性主人公たちを生き生きと描いた。「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」(17)ではカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。16年にはオペラ「椿姫」の演出に挑んだ。私生活では99年に映画監督のスパイク・ジョーンズと結婚、03年に離婚した。