鈴木京香
高校時代にスカウトされてモデル活動をはじめ、1989年の森田芳光監督作「愛と平成の色男」で女優デビュー。NHK連続テレビ小説「君の名は」(91)でヒロイン役に抜てきされてお茶の間の注目を集める。以降も映画やTVドラマなどで活躍を続け、「119」(94)で日本アカデミー賞優秀助演女優賞、「ラヂオの時間」(97)、「39 刑法第三十九条」(99)、「竜馬の妻とその夫と愛人」(02)で同優秀主演女優賞を受賞するなどして演技派女優としての地位を確立。「血と骨」(04)ではビートたけし扮する暴力的な主人公の妻を熱演し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた。2010年には年下男性との禁断愛を描いたTVドラマ「セカンドバージン」に主演して話題を呼び、翌年、同キャストで映画化。近作に、「清須会議」(13)、「おかあさんの木」(15)、「の・ようなもの の ようなもの」(16)「食べる女」(18)などがある。