ラヂオの時間

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解説

ラジオ・ドラマの生放送中のスタジオを舞台に繰り広げられる騒動を描いた密室シチュエーション・コメディ。監督はテレビ・ドラマや舞台の脚本家として活躍中の三谷幸喜で、本作が初の映画監督作品となる。もともと舞台用に書かれた台本を、三谷自身が映画用に脚色。これにより、91年の「12人の優しい日本人」に続いて2度目のキネマ旬報脚本賞を受賞した。撮影は「ときめきメモリアル」の高間賢治が担当している。主演は「恋は舞い降りた。」の唐沢寿明と「良寛」の鈴木京香。西村雅彦が「マルタイの女」と併せて本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞した。97年度キネマ旬報ベスト・テン第3位。

1997年製作/103分/日本
配給:東宝

ストーリー

“ラジオ弁天”のスタジオでは、まもなく始まるラジオ・ドラマ『運命の女』の生放送のためのリハーサルが行われている。初めて書いたシナリオが採用され、この作品によって脚本家としてデビューすることになった主婦の鈴木みやこは、緊張しながらリハを見守っていた。全てのチェックが済み、あとはいよいよ本番を待つばかりとなったが、直前になって主演女優の千本のっこが自分の役名が気に入らないと言い始める。プロデューサーの牛島はその場を丸く納めようとして、要求通り役名を“メアリー・ジェーン”に変更した。しかし、そんなのっこに腹を立てた相手役の浜村は、自分の役名も外国人にしてほしいと言い出し、熱海を舞台にしたメロドラマのはずだった台本は、ニューヨークに設定を変更させられる。みやこはいろいろ辻褄の合わなくなってきた台本を短時間で書き直すことになるが、素人の彼女にそんな器用なことはできず、牛島はまたも急場しのぎに放送作家のバッキーにホン直しを依頼した。しかし、ドラマの内容を把握していない彼によって、物語はさらにおかしな方向へ向かい、本番開始直前にミキサー・辰巳の一言で舞台はまたまたシカゴに変更される。さらに浜村が自分の役柄をパイロットだと勝手に言ってしまったことで、物語は辻褄合わせのためにますますおかしくなっていった。ディレクターの工藤を筆頭に、スタッフたちは次々にやってくる障害を、行き当たりばったりのその場しのぎで乗り越えていくが、あまりに勝手な台本の変更の連続にみやこは怒りを爆発させ、CM中にブースに立てこもると「ホンの通りにやって下さい!」と叫ぶ。しかし、そんな抗議も虚しく、ドラマはのっこのわがままのせいで、みやこの思いとは全く正反対のエンディングを迎えようとしていた。みやこの純粋さに感じるところのあった工藤は、結末だけでも彼女の思い通りにさせてやろうと牛島に抗議するが、ドラマを無事に終わらせることで精一杯の牛島は、工藤をスタジオから追いだして辰巳に演出を任せる。工藤はスタジオの外から極秘の回線でブース内と連絡を取り、みやこやのっこ以外の出演者、ADの大田黒らの協力で、ドラマを当初のエンディングに導いた。こうして生放送はともかく終了し、みやこを含めた全てのスタッフと俳優たちの顔には、仕事の充足感が満ち溢れる。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第21回 日本アカデミー賞(1998年)

受賞

脚本賞 三谷幸喜
助演男優賞 西村雅彦

ノミネート

作品賞  
監督賞 三谷幸喜
主演男優賞 唐沢寿明
主演女優賞 鈴木京香
助演女優賞 戸田恵子
音楽賞 服部隆之
話題賞 作品部門/俳優部門 西村雅彦
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映画レビュー

3.5三谷幸喜映画監督デビュー作

n.yamadaさん
2019年10月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

三谷幸喜がいよいよ映画監督に。
得意のワンシチュエーションで、見事なドタバタコメディを見せてくれる。

今は録音してあるだろうけど、ラジオドラマを生放送してた頃は、ホントにこんな事もあったかもね( ^_^ ;)
でも、普通に元の脚本通りやっても、普通すぎて面白くなかったかも…
逆にいろいろ詰め込んであって面白くなったかもね( ^_^ ;)

それにしても、(チョイ役まで)キャスティングが豪華。

ってゆーか、渡辺謙はなんで感動しとるんや~

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
n.yamada

4.5これぞ"喜劇"!

2019年9月11日
iPhoneアプリから投稿

三谷幸喜の真髄が詰まっていると個人的に思う、最高の作品。

派手なCG、高価な舞台など必要としない、
限られた空間で、それぞれの思い込みや我で歯車がズレていくさまを見事に描いている。

添加物で一方的に与えてくる笑いではなく、
心の妙を重ね合わせた素晴らしい映画だった。

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共感した! (共感した人 1 件)
0ZPacQ8kMy7gWAX

4.0三谷幸喜は、これしかない

2019年8月15日
スマートフォンから投稿

笑える

単純

面白かった。
セリフも演出もオーバー気味だけど、
調度いいのかもしれない。
清洲会議なんかより、
よっぽど名作な気がする。

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共感した! (共感した人 0 件)
けいちん

3.0意外と

saoki_ugさん
2019年5月21日
iPhoneアプリから投稿

脚本とキャストへの期待が大きすぎて、そのせいで割と普通だなあと思ってしまった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
saoki_ug
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