ジョン・ウィリアムズ
ハリウッドを代表する映画作曲家のひとり。米ニューヨークのクイーンズ出身。作曲家マリオ・カステルヌオーボ=テデスコや、ピアニストのロジーナ・レビーンに師事する。ニューヨークでナイトクラブのジャズピアニストとして働いた後、1950年代中頃のハリウッドで映画音楽のキャリアをスタート。スティーブン・スピルバーグ監督とは長年コラボし、大ヒット作「ジョーズ」(75)、「未知との遭遇」(77)、「E.T.」(82)、「インディ・ジョーンズ」シリーズ(81~08)、「ジュラシック・パーク」シリーズ(93)などの音楽を担当。壮大なオーケストレーションを得意とし、「スーパーマン」(78)、「スター・ウォーズ」シリーズ(77~19)や、「ハリー・ポッター」シリーズ(01~04)など、誰もが知るテーマ曲の数々を生み出した。作曲を手がけた映画は140作以上におよび、アカデミー作曲賞では17年までに50ノミネート、5度の受賞を誇る。映画音楽以外にも、交響楽団とのコラボも多数。09年、アメリカ政府から全米芸術勲章を授与された。