オビ=ワン・ケノービ

シリーズ紹介
原題:Obi-Wan Kenobi
製作国:アメリカ
原題:Obi-Wan Kenobi
製作国:アメリカ
タイルトルにあるようにPVを見てる時がワクワクとドキドキが止まらず、まだかなまだかな状態で今思えば一番良かった。
というくらい本編に何もいい所が無かった・・・というと身も蓋もないのでいい所を上げると、ユアン・マクレガーが再びオビワンを演じた事とヘイデン・クリステンセン演じるアナキンが出てきた事しか無い。
まずストーリーがアコライトと一緒でつまらない、いわば最高の食材(SW)を用意したが料理人(脚本家と監督)が下手なので出来上がった料理が終わってる。(本来好みもあるから一概には言えないがまぁ終わってる、味がしないゴムでも食べさせられているみたい。)
ストーリーの大筋は悪くない、過去のトラウマと帝国により日々苦悩しながら隠遁生活をしている中でジェダイの生き残りが助けを求めてくるが無視した結果見殺しになる。
しかしあのアナキンの双子の娘であるレイアが誘拐された事で義父であるオルデラン議員から救助要請が来る、苦悩するが何やかんやあって救助に行くことで隠遁生活から一転表舞台へと身を投じる。と一見まともなストーリーなんですよ、では何がここまで作品の質を落としているのか?その1つにいわゆるビランであるサードシスターこいつがまぁ~酷い・・・基本的にセカンドシスターとキャラが丸被りしてる、キャラが弱いという欠点とマジで脚本でサイコパスキャラとなっている。(詳細書くと長くなるが、世間で言われてる人種差別をしている人もいるがこれを持ってこのキャラを否定する=差別ではないという事をはっきりと言っておきたい。何故嫌われているのかそれは行動原理が一貫していないからなんです、気にならない人はあの時このキャラはAという選択肢を選んだのに何故今回はBを選択したのかが、一貫しないキャラを見て何とも思わない人もいるんでしょうが気になる人はもう話が入ってこないんです。しかもこのキャラでいえば突然Cという選択まで取ってくるんで、もうサイコパスとしか言いようがない。)
また全体的にロケーションが安っぽいシーンが目立つ、序盤のレイアと荒野を歩くシーンなんて何かその辺で撮影した?っていうくらい酷い。
また殺陣が壊滅的に終わってる(コジ付けで789はジェダイオーダーが壊滅し、フォームが失われているという設定で何とか我慢したが、3と4の間でまだオーダー壊滅からそこまで時間が経過していない及びあのオビワンがたかが10年くらいであそこまで劣化するかw)
あと決定的につまらないのがフォースの解釈です、これは789にも言えるがルーカス版はちょっと便利だが万能ではないという解釈がディズニー版は完全に魔法となっている。
一番突っ込みたいのが、宇宙船発信シーンでフォースにて止めてしまうって所が本当に冷めてしまう。9ではレイが宇宙船を発信しようとする力と留めようとするフォースにより引き千切られたあのシーン、今回のドラマで言えばオビ+レイアが脱出する際の宇宙船を飛び立っているのにフォースで止めたシーン。
気にならない人も一定数いるのは理解してるが、いやそれを可能としてしまうとEP1のタトゥイーンでのダース・モールがアミダラ一行を取り逃がしたシーン(え~と完全にお見送りしてますがギャグかな?)・EP2でのドゥークー伯爵を取り逃がしたシーン(柱一本倒れるのを必死に止めるヨーダは雑魚キャラなん?、あのシーンには深い意味があってヨーダは高齢のため普段は杖をつかないと歩行不可能なくらい老化している、しかしフォースで肉体を強化して戦うスタイルな為クワイガンもそうであったが短時間しか戦えない弱点がある。故にあの時点でお互い引き際としてはいいタイミングだった。)・EP3でのコルサント上空戦からの戦艦墜落シーン(ジェダイ聖堂に一体何人のジェダイが詰めていたんだよ・・・墜落時にフォースで受け止めろよw無能なのかな?)というように過去のあんなシーンやこんなシーンの数々の名シーンがギャグシーンへと変貌するんだよ・・・。
またせっかくローグワンで最高の登場を果たしたベイダーをあんなクソみたいな演出で出すなw、あれではただの雑魚で無能でバカなキャラになっているんですよ。
は~糞デカ溜息・・・、アコライトでもラストにヨーダをオビワンではクワイガンを出したりと次回作への布石をする前にもう打ち切り確定レベルだから無駄なのよ。
案の定両作品共に打ち切りです。
何かこうやって否定的なレビューするとアレルギー反応のように、レイシストだの差別だの懐古厨だのレッテルを貼る人が一定数いるんだけど、なら何故視聴が振るわないの?
いやね・・・視聴が振るわない=駄作やつまらないとはならない場合もある、言っちゃ悪いがキャシアンアンドーなんて私は最高だったという感想ですが現実が振るわなかった。
でも理由はあるんですよ、まず題材がメインキャラじゃなく外伝のキャラで知名度が無い事とこれが重要でもうオビワンとアコライトという駄作のせいでコアなファン以外は見る気すら起きなくなっているんです。何度でもいう見る気がなくなったんですよ、これは新作でEP10?ナンバリングは今の所出ていないがあれも絶対に興行的にEP7のようにはなりません。それだけ89が酷すぎたんです、これにアコライトとオビワンこれがトドメになったしまいました。
ただ言える事はローグワン・キャシアン・マンダロリアンとディズニーでも名作は存在しています、では何故クソな作品があるのか何度も言うが食材がよくても料理人が悪ければ駄目なんですこれが大事なんです。
もしEP10が大きくコケるような事が起きれば、完全にSWがおわってしまう。
全6話のうち、前半は退屈だったかな。終盤でようやく盛り上がった。
まぁ、色々と矛盾と言うか、見てて「おいっ!」ってツッコミ入れたくなる事が多々。
レイアとオビ・ワンがガッツリ逢ってるけど良いのか!?とかね。
回想でアナキンとオビ・ワンが稽古してるシーン、オビ・ワンは違和感無いけど、アナキンは老けたのがねぇ・・・・シーン的には欲しいところだけども・・・・・
ストーリーの展開上仕方無いんだろうけど、オビ・ワンがep4でのオビ・ワンより弱いと言うか不安定なのは・・・・・しかも、ep3で負けてるのに、何故かアナキンが上から目線だし。って言うか、アナキンを最後に殺さないってなんでやねん!ストーリー上、殺せないのは分かるけど、それなら他の演出考えろや。
まぁ、ディズニー・スターウォーズはねぇ・・・・
多少の矛盾とかはep8,9を見たモノにはダメージは少ないw
レイア役の子は、この子絶対レイアの幼少期やんって位にイメージピッタリ。ルークを預かってるオジサン夫婦もオリジナルのイメージに近い。
オビワンファン、アナキンファンとして楽しめました。2人の対決が見れただけでも胸熱です。レイア姫もイメージにぴったり。ぜひシーズン2を作って欲しい。
ユアン・マクレガーのオビワンを再度観れたのは嬉しいんですけど、それだけです。
劇中の時間経過と共に続編で当時の俳優さんが同じ様に時を経て、歳と取って出てくるというのは凄く好きなので、マクレガーが再びオビワンをやってくれたことは本当に嬉しいし、何よりもプリクエルの時のオビワンのイメージを全く崩していないのは本当に素晴らしいと思いました。
一方でヘイデン・クリステンセンが再演してるのも嬉しいのですが、こちらは主にEp3当時の回顧シーンでの出演になっていて、Ep3時点でかなり若かったはずのアナキンがすごく老けていたのが違和感ありました。Ep3から17年の時を経ているので当然ヘイデンも歳を取っていて、”当時の”アナキンを演じるのは厳しかった様に思います。マクレガーも相応に年食ってるけど今回もEp3も髭面だったりするので回顧シーンでも余り顔の老化が気にならないんですよね。ヘイデンはそこの違和感すごかったです。CGでもよかったのではと思ってしまいました。
次に気になるのは設定やストーリーの辻褄という点です。オーダー666を生き延びたジェダイ/パダワンの数はことある毎に増加しており、ここにきて1人増えたとて些細な問題だし、そもそもオリジナルトリロジーの時点で設定の辻褄はガバガバだったし、その後も、CGアニメのクローン・ウォーズや反乱者たちがカノン(正史)に組み込まれた時点でちょっとやそっとのトンデモ展開や設定変更でも驚かないし、それらを許容せざるを得なくなっているので、多少のトンデモ展開には耐性がついています。
その前提で、ですよ。その前提で…今作がカノンに組み込まれるとしたらちょっと如何なものかと思ってしまう点が幾つもあります。ダース・モールが実は生きていました!とかも当時泡吹いて倒れそうになりましたけど、まだスピンオフだったからどうにか飲み込んできたんですよ。その後ローグ・ワンにもしれっと出てきましたけど。で、まあ、モールは飲み込みましたよ、がんばって。でもやはりスター・ウォーズの根幹ってルークとかアナキンとかスカイウォーカー一家だと思うわけです。モールとは違うんですよ、モールとは。
オビワンを主役に据える以上、スカイウォーカー一家にも手を付けざるを得なかったんでしょうけど、それならもう少し丁寧に手を付けて欲しかったと思います。
気になる点を第一話から列挙していくと枚挙に暇がなくなるのですが、
・ オビワンとこれだけの冒険をしたにも関わらずEp4でレイアが「クローン・ウォーズで父が世話になりまして」と他人事な依頼をしている。おまえは命がけで助けて貰っとるじゃろがい。
・ 今作でもこんな痛めつけられているのにベイダーがオビワンに対してEp4では「ずっと忘れかけていた何かを思い出しそう」とか言っている。上司であるパルパティーンもオビワンの生存を把握しており、ここからEp4まで何故忘れる程放置していたのか不明(しかもオビワンはEp4時点でも性懲りもなくタトゥイーンにいるから見つからないはずがない。やる気あんのかパルパティーン)
・ ライトセイバーを持った女に追っかけ回されて命の危機を感じているのにEp4で初めてライトセイバーを見たかの様なリアクションをしたルーク
等々、割とEp4で印象的なシーンを台無しにする様な演出が多いです。細かい点を挙げるとEp4との矛盾点はまだありますが、特にこの辺はスカイウォーカー一家の話なので大事にして欲しかった所です。
そしてあの展開で何故ベイダーにとどめを刺さなかったのかもわかりません。とどめを刺したらEp4に繋がらないので刺すわけがないんですが、幾らオビワンがアンポンタンのお人好しでもあの場面であそこまでベイダーを追い込んでとどめを刺さないのはありえない。Ep3の時はアナキンへの情で殺せなかったわけですが、今回はアナキンは死んだとまで言ったんだからとどめ刺すでしょ、あの流れ。
それとあの場面、マスクマンのマスク割って中の人が垣間見える演出はスターウォーズに限らずマスクマンものの定番演出とは言え、ついこの前ベイダー君は別のスピンオフでアソーカにもマスク割られたばかりだろうによくまあ同じ演出をまたやるよねって思いました。左右は違ってましたけど…。というか、立て続けにマスク割られたりボコボコにされたり、ベイダー卿ってこんなに弱いんでしたっけ?
あと、元パダワンとか大尋問官とかあの展開でなんで何の説明もなく生きてるの?男塾なの?
と、挙げだすと止まらないのでこのくらいに抑えますが、このあたりは続編やスピンオフが大量に生まれる長寿物の宿命なのかもしれませんね。
ストーリー自体もちょっと意味不明なご都合主義的展開が多く、ここでまた列挙し始めると愚痴ばかりになってしまうので控えますが、正直見てる最中はクエスチョンマークが浮かびっぱなしでした。
総括すると正直こんな◯ソみたいなスピンオフでEp4とかまで泥を塗るくらいなら金輪際スピンオフ作らなくていいです。SWファンはやはりクローン・ウォーズがカノンに組み込まれた時に暴動を起こしてでも阻止しておくべきでしたね。