ジョアン・アレン
高校時代から演劇を始め、ノーザン・イリノイ大学で演劇の学位を修得。77年、シカゴでゲイリー・シニーズとともに劇団「ステッペン・ウルフ」を旗揚げする。85年「ジュディスの告発」(日本劇場未公開)で本格的に映画デビューし、「刑事グラハム 凍りついた欲望」「ペギー・スーの結婚」(ともに86)などに出演。舞台でも順調にキャリアを積み、「Burn This(原題)」(88)でトニー賞主演女優賞を受賞した。その後、「ニクソン」(95)と「クルーシブル」(96)で2年連続アカデミー助演女優賞にノミネート、「ザ・コンテンダー」(00)で主演女優賞の候補に挙がった。人気アクション「ジェイソン・ボーン」シリーズには第2弾から第4弾まで参加する。その他の作品に「フェイス/オフ」(97)、「きみに読む物語」(04)など。俳優ピーター・フリードマンと90年に結婚し、娘を1人もうけたが02年に離婚。