ジョー・ペシ
父の影響で2人の兄弟と共に幼い頃からレッスンを受け、1976年に「The Death Collector(原題)」でスクリーンデビューするも全く売れず、芸能界に見切りをつけてさまざまな職業を転々とする。レストランの支配人をしていた時に、ロバート・デ・ニーロがペシのハスキー・ボイスに目を付け、マーティン・スコセッシ監督も巻き込み、映画「レイジング・ブル」(80)への出演をオファー。同作で演じたジョーイ・ラモッタ役で、第53回アカデミー助演男優賞にノミネートされ一躍注目を集めた。その後「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(84)などに出演したのち、91年にはマフィアの構成員を演じた「グッドフェローズ」でアカデミー助演男優賞を受賞する。その他の主な出演作に、「リーサル・ウェポン」シリーズ(89、92、98)、「ホーム・アローン」シリーズ(91、92)、「グッド・シェパード」(06)、「アイリッシュマン」(19)などがある。