篠原哲雄
明治大学法学部卒業。在学中から自主映画を制作。根岸吉太郎、森田芳光、橋口亮輔らの作品で助監督を務める傍ら、自身の制作活動を続け、1989年の「RUNNING HIGH」でPFFアワード特別賞を受賞。続く「草の上の仕事」(93)は神戸国際インディペンデント映画祭でグランプリを受賞し、劇場公開もされた。初の劇場用長編映画「月とキャベツ」(96)を皮切りに、青春ドラマ「はつ恋」(00)や、「深呼吸の必要」(04)、ファンタジードラマ「地下鉄(メトロ)に乗って」(06)などでメガホンをとる。その後、藤沢周平原作の時代劇「山桜」(08)や「小川の辺」(11)、戦争アクション「真夏のオリオン」(09)などを監督。近年の監督作に「起終点駅 ターミナル」(15)、「花戦さ」(17)などがある。