加瀬亮
97年に演技の勉強を始めて初舞台も踏み、翌年からは映画の現場にも参加するようになる。00年「五条霊戦記/GOJOE」で銀幕デビューを果たし、初主演作は熊切和嘉監督「アンテナ」(03)。周防正行監督「それでもボクはやってない」(07)で日本アカデミー主演男優賞など数多くの賞を受賞。近年では山田洋次や北野武ら日本の名立たる監督の作品に加え、ガス・バン・サント監督「レストレス(原題)」(11年アメリカ公開予定)にも重要な役柄で抜擢され、ますますの活躍が期待される。そのほか「硫黄島からの手紙」(06)、「めがね」(07)、「重力ピエロ」(09)、「海炭市叙景」(10)などに出演している。