ウィル・スミス
幼少期からラップ・ミュージックに親しみ、1986年、ジェフ・タウンズとDJジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを結成、プリンスの愛称で瞬く間に人気者となる。90年にはテレビ界に進出し、「ハートブレイク・タウン」(92)で映画デビュー。マイケル・ベイ監督の「バッドボーイズ」(95)に主演し、トップスターとなる。以降、「インデペンデンス・デイ」(96)や「メン・イン・ブラック」3部作(97~12)、「アイ・アム・レジェンド」(07)などの大ヒット作に主演し、最も稼げる黒人ハリウッドスターとして活躍。実在の伝説的ボクサーを演じた「ALI アリ」(01)と、息子ジェイデン・スミスと初共演した「幸せのちから」(06)で2度オスカーの候補となる。近年の主演作に「コンカッション」(15)、「スーサイド・スクワッド」(16)、「アラジン」(19)など。「ドリームプラン」(21)では、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を世界チャンピオンに育てあげたテニス未経験の父親役を演じ、第94回アカデミー賞で自身3度目のノミネートで初となる主演男優賞を受賞した。