アンディ・ガルシア
キューバ・ハバナ出身。2歳のときにキューバ革命が起こり、5歳のときに一家は米マイアミへ移住する。高校時代はプロのバスケットボール選手を目指していたが病気で選手生命が絶たれ、演技の道に転向。刑事ドラマ「ヒルストリート・ブルース」(81、84)や映画「800万の死にざま」(86)で注目を集め、「アンタッチャブル」(87)で主要キャストに起用される。その後「ブラック・レイン」(89)や「背徳の囁き」(90)を経て、「ゴッドファーザーPARTIII」(90)ではコルレオーネ一族の後継者に指名されたビンセント・マンチーニを演じ、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。その後は、「男が女を愛する時」(94)や「絶体×絶命」(98)などに主演し、オールスターキャスト共演の「オーシャンズ」シリーズ(01~07)では冷酷なカジノ王を演じた。近年の映画出演作に「ゴーストバスターズ」(16)などがある。