絶体×絶命

劇場公開日:

解説

白血病の息子を抱えた敏腕刑事と、その骨髄移植のドナーになりうる凶悪知能犯の対決を描くノンストップ・アクション。監督・製作は「判決前夜 ビフォア・アンド・アフター」のバーベット・シュローダー。製作総指揮はジェフリー・チャーノフ。脚本はデイヴィッド・クラス。撮影はシュローダー作品の常連、ルチアーノ・トヴォリ。音楽は「ブラス!」のトレヴァー・ジョーンズ。美術はアラン・パーカー監督作品で知られるジェフリー・カークランド。編集はリー・パーシー。衣裳はゲイリー・ジョーンズ。出演は「マイ・ライフ」のマイケル・キートン、「男が女を愛する時」のアンディ・ガルシア、「ロング・キス・グッドナイト」のブライアン・コックス、「ファースト・ワイフ・クラブ」のマーシャ・ゲイ・ハーデン、『Wide Awake』のジョセフ・クロスほか。

1998年製作/101分/アメリカ
原題:Desperate Measures
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1998年5月23日

ストーリー

刑事フランク・コナー(アンディ・ガルシア)の息子マシュー(ジョセフ・クロス)は白血病が再発し、もう骨髄移植しか助かる道はない。しかもたったひとりのDNA適合者は、現在服役中であるIQ150の凶悪知能犯ピーター・マッケイブ(マイケル・キートン)であった。コナーはマッケイブを説得する。始めは鼻にもかけないマッケイブだったが、やがて図書館の利用と噴煙の許可を条件に承諾する。彼は脱走する計画を立てていたのだ。いよいよ手術当日。総合病院の囚人病棟では万全の厳戒態勢が敷かれていたが、マッケイブは手術直前に手術台から抜け出し、警官たちを火だるまにして逃走し始めた。それを知ったコナーはマッケイブを必死で追いかける。手術させるためには彼を生け捕りにしなくてはならない。だが病院の外ではマッケイブの命を狙った警察のパトカーやヘリコプターが待機している。少年マシューの命のタイムリミットは刻々と近づいている。マッケイブはマシューを人質にして脱出しようとするが、マシューのけなげな心に打たれひとりで病院を出る。マッケイブを執拗に追跡するコナーは、ついに彼を生け捕りにした。そして手術は成功。おとなしく捕まったかに見えたマッケイブだが、手術後、体が回復すると、また脱走を目論むのであった。

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映画レビュー

4.0もっと周囲との軋轢を・・・

2022年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

白血病の息子を助ける為、DNAが一致する凶悪犯と攻防を繰り広げる刑事の物語。

アンディ・ガルシア主演のアクション映画です。凶悪犯を殺すことが出来ない、骨髄移植を了承させなければならない・・・そんな設定に、ラスト、ラスト迄の道程が想像出来ずに興味が付きません。
時代を考えるとセット等もしっかりとお金がかけられていて、アクションも派手ではありませんがしっかりとしていて、楽しめた映画でした。

難を言えば、主人公刑事の煩悶、或は周囲との軋轢をもっと深く描いても良かったのでは・・・と思います。「殺せない」為に、周囲を危険にさらしてしまう主人公。描こうという意図は観えましたが、もっと大袈裟に描いてた方が映画としては奥行きが深まったように思います。

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よし

4.0息子の適合者はまさかの凶悪知能犯・・

2021年2月11日
スマートフォンから投稿

興奮

設定が面白いですね、何をやらかそうが息子を救うため犯人を殺すわけにはいかないというのが。 マイケル・キートン好きだなあ♪ 車内とエンディングで流れていた曲なんですが、この前コンビニで流れていてビックリしました(笑)

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映画は生き甲斐

3.0凶悪犯が脱獄した。殺さずに捕まえないと白血病の息子が骨髄移植出来な...

2020年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

凶悪犯が脱獄した。殺さずに捕まえないと白血病の息子が骨髄移植出来なくなる!という話。ありきたりといえばありきたりだけど、追いかける刑事がだんだん狂気じみてくるのがちょっとジワっときた。笑
アンディガルシアは年取ってからの方がいい男よね〜

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原っぱ

3.5あなたしかいないの

2020年9月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 2件)
R♪
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