アレッサンドロ・ニボラ

米マサチューセッツ州ボストン出身で、父方の祖父は彫刻家のコンスタンティーノ・ニボラ。イエール大学英語学部を1994年に卒業し、翌年ヘレン・ミレンと共演したブロードウェイデビュー作「A Month in the Country」の演技で高い評価を得る。

ニコラス・ケイジの弟役を務めた「フェイス／オフ」（97）でブレイクを果たし、以降は実力派として主演作「恋の骨折り損」（99）をはじめ、「ジュラシック・パークIII」（01）、「ジンジャーの朝　さよならわたしが愛した世界」（12）、「アメリカン・ハッスル」（13）、「グローリー　明日への行進」「アメリカン・ドリーマー　理想の代償」（ともに14）、「ビューティフル・デイ」（17） など数々の話題作に出演。

近年の映画出演作に、主演を務めた「ソプラノズ　ニューアークに舞い降りたマフィアたち」（21）、悪役を演じた「クレイヴン・ザ・ハンター」（24）などがある。

03年に俳優のエミリー・モーティマーと結婚、2児をもうけ、13年には妻とともに製作会社を設立した。