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映画「ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界」 ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界
劇場公開日:2013年8月31日
解説
「オルランド」「タンゴ・レッスン」「耳に残るは君の歌声」のサリー・ポッター監督が、冷戦時代に突入した1960年代の英ロンドンを舞台に、社会の変革を通じて成長していく思春期の少女の姿を描いた人間ドラマ。同じ病院の隣り合うベッドで生まれたジンジャーとローザは、幼なじみの親友として多くの時間を共有して育った。10代になった2人は、学校の授業をさぼっては宗教や政治、ファッションについて熱く語り合い、世間で核の脅威に対する反対運動が盛んになれば、2人の関心も反核運動へと向いていく。しかし、ローザがジンジャーの父親で思想家のローランドに恋心を抱いたことをきっかけに、2人の友情に溝が広がっていく。ジンジャー役で「SOMEWHERE」「SUPER 8 スーパーエイト」のエル・ファニングが主演。
2012年製作/90分/PG12/イギリス・デンマーク・カナダ・クロアチア合作
原題:Ginger & Rosa
配給:プレイタイム
スタッフ・キャスト
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2019年3月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ジンジャーとローザ、二人の少女。
二人は大の仲良し。二人はいつも一緒。出産時、母親同士が隣のベッドだった事もあり、文字通り、産まれた時から。
二人が好きなのは、ファッション、性や恋、家族、宗教…。
それから、政治活動。時は1960年代、冷戦時代。反核運動に頻繁に参加。
でも最近、微妙に関係が…。一方の奔放な性の恋、家族の問題、反核の意見の相違などで…。
決定的な出来事が。ローザがジンジャーの父親と…。
私が好きだった世界が壊れてゆく。核で世界が終わるかのように…。
普通の青春ドラマに非ず。青春の複雑な心情描写、繊細な演出や作風、映像美はサリー・ポッターならでは。
しかし、なかなかに共感はしづらく、感性の好み。
エル・ファニングとアリス・イングラート(ジェーン・カンピオンの娘)は演技と魅力満載。二人を見る為の作品でもある。
2018年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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半端な青春ものと違い、知的だけど何かダメなお父さんと、核の恐怖と言う時事を背景にして、苦しいですが誰もが経験する、次に進む為の過渡期を上手く凝縮した良い映画でした。親友の子が魅力的に思えなかったので、何故お父さんが惹かれていくのかは直接的な描写もなく分かりませんでしたが、自身の長すぎる閉塞感から若い子にハマったと考えると、逆に地味な外見がリアルでした。それに出だしは対等な関係に思えた親友の子はやはり脇役に過ぎず、後半に行くにつれて必死にあがくエル・ファニングの輝きがどんどん増していき、眩しいくらいでした。取って付けたようなビギンズものよりビギンズしていました。
なんでだか分からないけど、すっごく見入りました。
核戦争のことと、ジンジャーの思春期を並行的に描いてて、ちょっと理解が難しいところもあったけど、なぜだか食い入るようにハマってしまいました。
そして、ジンジャーの立場がかわいそうで泣けました😢
エルファニングの演技もいい✨
2016年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
映画のタイトルとリンクしてる。感動した。