アネット・ベニング
米サンフランシスコ大学卒業後、名門アメリカン・コンサバトリー劇団に入団し、女優としてのキャリアをスタートさせる。その後、ニューヨークに移ってブロードウェイの初舞台を踏み、TV映画にも出演。1988年、ダン・エイクロイド主演のコメディ「大混乱」で映画デビューし、「グリフターズ 詐欺師たち」(90)でアカデミー助演女優賞にノミネート。この演技を見たウォーレン・ベイティからのオファーで、ベイティの主演作「バグジー」(91)に相手役で出演する。その後「めぐり逢い」(94)などの出演を経て、「アメリカン・ビューティー」(99)、「華麗なる恋の舞台で」(04)、「キッズ・オールライト」(10)の3作品でアカデミー主演女優賞にノミネート。後者2作品ではゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞を受賞した。近年の出演作に「フェイス・オブ・ラブ」(13)、「20センチュリー・ウーマン」(17)などがある。ベイティとは92年に結婚し、ハリウッドきってのおしどり夫婦として有名。